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2018年12月27日の大崎裕史の今日の一杯

埼玉県川越市川越

2018年2月13日オープン。講談社で発行している「TRYラーメン大賞」の今年発売分で新人味噌部門一位になった店がこちら。私はこの審査員を唯一19年続けているのだが味別でも1位になった店を食べてなかったことがあっただろうか?
言い訳になってしまうが、川越と遠いうえに駅から徒歩15j分というのが躊躇わせてくれた。しかも出自が「中華料理出身」と聞いてしまうとなんとなく予想してしまったのだ。でも、そんな店を私以外の審査員はほとんど食べに行き、評価したことにより1位を獲得。悔しいと共に「私が行かないことによって順位が落ちなくて良かった」と少し胸をなで下ろした。そして今さらながらの訪問になってしまったが、行きはタクシーで。帰りは店の目の前に川越駅行きのバス亭があるのでタイミングが合えば便利。私は目の前で行かれてしまい、20分くらいの待ちだったので15分歩いて駅へ戻った。
さて、余談が長くなったがもちろん味噌ラーメン780円を注文。自分としては「中華料理出身」と聞いて勝手に予想して優先順位を下げてしまったのだが食べてみるとその「中華料理経験」を大いに活かした味噌ラーメンとなっていて、これはいい。そうか、こういうアプローチがあったか、と改めて他の審査員の「嗅覚」に参った宣言。
「中華料理出身」と言ってもそんじょそこらのお店ではなく「過門香」「虎穴」という名門の出。山椒や唐辛子の使い方(つまり麻辣風)や鍋使い、油使いが抜群にうまいのだ。近ければ、麻辣味噌ラーメンや担々麺も食べてみたいと思った。エビペースト 50円や辛痺粉 50円も次回は試してみたい。

お店データ

麺屋 誉

埼玉県川越市仙波町3-4(川越)
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンショー実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2019年4月末現在約12,500軒、約25,500杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。