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2018年8月9日の大崎裕史の今日の一杯

神奈川県横浜市中区関内

6月1日にオープンした「関内ラーメン横丁」。JR関内駅北口、目の前の商業ビル「CERTE(セルテ)」6階。出店は「唐桃軒」「麺処 雄」「ナルトもメンマもないけれど。」「ほうきぼし」の4軒。今回紹介するのは「ナルトもメンマもないけれど。」

以前は元住吉にあったが、完全移転で店主も当然こちらに。ユニークな店名は店主が奥田民生好きでユニコーンの「車も電話もないけれど」(アルバム「ヒゲとボイン」収録)から来ている。BGMはユニコーンか奥田民生のみ。メニューのカレーラーメンは、奥田民生が2015年に自ら立ち上げたインディーズレーベル「ラーメンカレーミュージックレコード」から来ているのだろう。ラーメンラリーのシールは完全に奥田民生風(笑)。ここまで徹底しているのはユニーク。

元住吉時代に麺の件を聞いた。麺は京都の麺屋棣鄂に頼んでいた。店名といい関西的なセンスを持っていて京都の製麺所なので関西出身なのかと思ったら、「やまぐち」(西早稲田)や「むぎとオリーブ」(東銀座)を食べて、その製麺所を気に入り、そこに発注したとのこと。

過去に塩ラーメンとカレーラーメンを食べたことがあったので今回は味噌らーめん860円を注文。マー油は加わっているが新札幌系風(すみれ出身者などの味)のラーメンだった。麺もいわゆる札幌風の麺だったので聞いてみたら、なんと!これも麺屋棣鄂が作っているとのこと。札幌風までやってるとは驚き!しかもよくできている。「奇抜すぎず、定番すぎず」が店主のモットーだとか。塩ラーメンもカレーラーメンも、そして味噌ラーメンも、奇抜すぎず定番過ぎず、おいしい。

お店データ

ナルトもメンマもないけれど。

神奈川県横浜市中区真砂町3-33 CERTE 6F 関内ラーメン横丁(関内)
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンショー実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2019年4月末現在約12,500軒、約25,500杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。