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2015年6月17日の今日の一杯

群馬県桐生市下新田

古典落語の演目に「芝浜」というのがある。実力がありながら酒ばかり飲んでうだつの上がらない亭主が大金の入った財布を拾う。その金でまた大酒を飲む。目が覚めると女房が機転を利かし「それは夢だ」と諭す。彼はこんなことじゃダメだ、と一念発起。断酒して立ち直り、必死に働き店をでかくした(このあとオチあり)、という話。
 群馬県桐生市にあり、行列の出来る人気店がまさに「芝浜」という。メニュー名に「談志」「米朝」「枝雀」(いずれも朝ラー定食)というのがあるので、落語好きの店主だと言うことがわかる。
 昨年の7月に開店し、もはや全国のラーメン好きが足を運び、1年経たずに「全国区」の人気店になった。特徴は朝7時から14時半までの営業で朝ラー定食があること。BGMは曜日ごとにジャンルが変わる。群馬県地粉を中心とした国産小麦を使用した自家製麺。そして一番の注目は、日本初とも言える「小麦三昧」というメニューの存在。これは「まぜそば」「つけめん」「らーめん」の三種類をコース風にして食べるというもの。
 この日のまぜそばは、低加水のザクザクした食感の細麵に生醤油を絡め、玉ねぎ、ネギ、ほぐしチャーシューなどをまぜて食べる。次のつけめんは、モチモチの太麺でつけ汁がスープではなく、岡直三郎商店のたまり醤油を一週間寝かせたものと群馬県産の辛味大根すり下ろしをちょっとだけつけて食べる。これは麵がおいしくないとできない食べ方。そこでまずは麵だけで食べてみる。添加物や卵を使わずに作り上げた自家製麺だが、麵のうまさが素晴らしい。その麵をちょっとだけタレに浸けて食べると麺の旨さが引き立ってくる。もちろん醤油の旨味と辛味大根の辛さとの相乗効果による物だ。そして〆はラーメン。ツルツルでパツンと切れる麵。スープは大山鶏と真昆布使用の無化調清湯。醤油と塩から選択できる。それぞれが半玉くらいの麵の量なので十分食べきれる。一人ならこの「小麦三昧」だけで満足できるはず。
 チャーシューも三種類有り、醤油らーめんには那須高原豚肩ロースコンフィ、パインジュースとスターアニスで香り付け。塩らーめんには、大山鶏胸肉コンフィ、柚子とオリーブで香り付け。他に柔らかく煮込まれた豚バラもある。
 我々は、大食い女子二人と男性二人の四人組だったのでいろいろと注文。朝ラー定食(かけらーめん+チャーシュー丼)、朝ラー定食談志(チャーシューめん+チャーシュー丼)、朝ラー定食枝雀(チャーシューめん+本枯生わさび丼)、限定メニューの煮干つけめんと冷やしらーめん、チャーハン2個(パラッパラでふわふわでオススメ)、小麦三昧4人分、お抹茶ティラミス2個。合計麺類17杯、ご飯物5個、デザート2個。締めて10713円(笑)。
いや〜どれもおいしかった。さすが全国レベルで話題になるお店だけある。それにしても食べた食べた!(笑)
※写真は小麦三昧1200円の三品とセットでオススメのチャーハン280円。

お店データ

らーめん芝浜

群馬県桐生市相生町1丁目303-1(下新田)