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2016年2月9日の大崎裕史の今日の一杯

神奈川県横浜市鶴見区尻手

先日、スープ切れで振られた。17時半から夜の部営業開始なのに18時50分に着いたらすでにスープ切れ終了って、どんな店やん!もう二度と来ない!と怒ったものの、川崎で仕事があったので怒りもさめやらぬ間にまた来てしまった。前回振られたダメージは駅からそこそこ距離があり、陸橋の上り下りもあったからというのもある。あの上り下りと距離を歩いて帰るのか、と思うと怒らずにはいられなかったのだ。周りは住宅街で代替店はないし。そこで今回は川崎駅からタクシーを使い、シャッター狙い。そして帰りはバスで川崎駅まで。
17時10分着で先頭。席数が少ないのですぐ満席になり、並びが出来る。偶然、同じ日(金曜)の昼に知り合いが来たようだがすごい行列が出来ていたらしい。
滅多に来ないし、人気があるので特製ラーメン900円にしてみた。特製は味玉と厚切り炙りチャーシューが1枚増量。チャーシューがおいしいので200円の差ならこちらでもいいかも。
スープがかなり少なめで麺は泳げない。緑っぽく見える(実際は灰色)濃厚煮干しスープに低加水のパツパツ細麺。イメージとしては「伊藤」に近いと言ったらいいだろうか。厚めのチャーシューは炙り焼き、大きめにカットした刻み玉ねぎが効果的。最近の東京だとこれくらいインパクトのある煮干しラーメンが増えて、いろんなところで食べられるようになったが、確かに横浜・川崎では珍しいかもしれない。並ぶ理由もわからないでもない。
ちなみにこの店、最寄り駅は川崎市の尻手駅だが、店の住所は横浜市鶴見区。

お店データ

いのうえ

神奈川県横浜市鶴見区矢向1-7-26(尻手)

煮干で灰色に濁った濃厚な煮干ラーメン。基本の醤油&塩ラーメンの他。色々な種類の限定メニューも話題。

大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンショー実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2019年4月末現在約12,500軒、約25,500杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。