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「つけ麺・並」@中華蕎麦うゑずの写真<とみ田スピリッツの伝承 in 甲府>


 この夏、もう一軒行きたい店があった・・・。それは松戸・とみ田を卒業して、甲府で独立したお店「中華蕎麦 うゑず」。夏帰省ですごく遠回りをして、わざわざ伺いました(笑)。最近は、ほとんど通えなくなった「松戸・とみ田」ですが、さて「うえず」さんてどの方だろう・・・と思い行列から入店を果たすと、まずは厨房に目をやります。ああ!・・・・なんとなく覚えている程度で、私が予想してた方とは違ってましたが、いずれにせよ懐かしさがありました。

(外観)http://photozou.jp/photo/show/1985094/239591438

 カレンダーは平日だったので、周りは平日夜営業限定の一杯がよく出てました。二郎系のインスパアなるその限定。そのためか、若い人ばかりが目立ちましたが、雷本店ともまた少し違ったアレンジか? いずれにせよ、この日は珍しく二杯目だったので、そういうの無理ー。とは言いつつも、「つけ麺・並320g」をしっかりと注文するのだから、アホ丸出しです。

(券売機)http://photozou.jp/photo/show/1985094/239591294





【素直な直伝らしさ!香ばしい豚魚のテッパン級に安定した旨さ!レトロさも見え隠れ!?】


 のれんを見てみたら「贈 中華蕎麦 とみ田」の文字。初期のとみ田ものれんは白だったっけ。ボロボロになってて、最後は引っかかってたという感じでしたが、是非ここもそうなってもらいたいもんです。すっかりと有名店らしい感じで、この界隈では珍しいほどに、店前行列が発生しております。どのお客もお若い。グループやカップルばかりですが、そのインパクトが地元民を惹きつけているのが伺えます。やはり個人的には、「とみ田」系譜の味わいを期待してしまいます。新規独立であえてアレンジを効かせるとか、別方向に向かうなどありますが、ここは頑固さを売りにしてもらいたいと思う・・・・。今回はそんな期待に見事に応えてくれた一杯でした。

(麺顔全景)http://photozou.jp/photo/show/1985094/239591393

 ド・濃厚豚魚で一世風靡をした頃から、一皮剥けた崇高な質感・・・・そんな「とみ田」の味に近いかという印象。同じ系譜で同じ味わいなのだけど、どうしてもラヲタなので差異を見つけようとします。悪い習慣だと思うけど、今回に限っては、そこが高評価のピックアップポイントと感じました。

(つけダレ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/239591380

 魚介の香ばしさがいい感じ。ザラつきを感じさせないほどの粒子になった魚介が、豚骨の出汁に大量に沈み込んでいる。だけど、一体感はハンパなし!。動物系コラーゲンで魚粉の尖りを円やかにする?というより、魚介自体が濃厚に研ぎ澄まされたような感じ。だから香ばしさに嫌味が全く無いのがうまいね!。 動物系もモミジっぽいカピカピになるエキスは低く、とっても食べやすい。器は、出元を意識しつつ、オリジナリティーも表現でこういうの好き。

(つけダレアップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/239591427

 唯一、海苔がしぼんでしまうのがちょっと残念なんだけど・・・結構ネギが多めに入っているのが気に入ります。濃厚豚骨にフレッシュなネギ。むしろ青臭い程度のフレッシュさが溶け込むとうまいと思えます。ザクザクとした歯ごたえに、豚魚の甘辛い味わいがよく馴染むと思うし!。 コラーゲンを思いほのか抑えめで、醤油ダレのキリリ感も魚介の香ばしさに響いている様子。これは全体的になかなかの一杯かと確信です。







【全粒粉打ち込みで風味良く!ヌチリとした密度感とつけダレの絡みナイス!】


 この薄い茶褐色と全粒粉の混じりを見ると・・・ああ、やはり正統派!と感じます。瑞々しい中に、しっとり感も忍ばせたストレート中太麺。麺丼を平らげると・・・「心の味」という文字が浮かびます。例のごとく、まずは何もつけないで、2-3本たぐって食う
。ああ、小麦粉の風合いと水を感じるいい感覚。グルテンの風味感が清涼感を誘います。歯ごたえは、モチリとした前歯の当たり。力を入れるとヌチリっと切れ込む当たりが、一番風味を感じるポイントかも。あとは奥歯へ誘い込んでプレスとすり潰しを重ねるだけだが、ここでつけダレのと相性の良さにまた唸る。

(麺皿)http://photozou.jp/photo/show/1985094/239591417

 つけ麺の場合、「冷あつ」という温度異次元の融合もうまさを一瞬で感じる重要なポイント。ビールの一口目が異様にうまいように、つけ麺は最初の2ー3口のうまさが最高だわ。またこれに反して汁系の場合は、汁に浸っている時間差がスープと麺の一体感を味わえるとか時間差を感じるところ。それがつけ麺では、そういうのないので、むしろ咀嚼で同時期に一体感を味わうしかない。しかし、そこがまた妙にうまさを感じる。これだと風味と糖質を同時に濃厚と感じるからだと、個人的には感じているけど・・・意味不明だよね。

(麺アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/239591422

 染み込まなず、貼りつかず、むしろ絡め取るようにしてすすり食らう麺。滑りはニュルニュルといった感じだが、これを求めてまた今日もつけ麺を食う。近年、細つけ麺がまた見直されブームですが、一周回ってこういう中太濃厚つけ麺も、また新しく美しと思えてなりません。

(麺リフト)http://photozou.jp/photo/show/1985094/239591430





【豚バラロール肉!懐かしき「とみ田」の顔ー、そして極太メンマ旨し!】


 昔のとみ田を少しイメージしたかも。しかし、それよりは少しだけつけダレの風味が染み込んでいて、完コピではない感じ。でも薄味で、バラ肉ロールの脂身の自然な甘みがダイレクトに感じて、とっても好き。この日二杯目でなかったら、並の特製にしてでも、肉を喰らいたいと思える肉質です。

(チャーシュー)http://photozou.jp/photo/show/1985094/239591414

 さらに、異様にメンマが美味かった!撮影し忘れたけど、つけダレの底に沈んだ材木状のそれは、歯ごたえも柔らかく、繊維もきめ細かく、深く浸み込んだタレも嫌味なく、むしろ上品だと感じたかも。







【スープ割り:ブーメラン方式・シンプルな軽やか煮干し割り】


 これは大変に素直な割スープ。煮干しあっさりとシンプル魚介でして、変化球というより、単に淡くしたという感じがいい感じ。なのでとっても薄味と感じる方もおられるかも。刻みネギと刻み柚子の両方を投入。個人的には、このあっさりさなら。どちらか一方でもいいかもと少しだけ感じた次第です。

(スープ割り)http://photozou.jp/photo/show/1985094/239591432





 総じまして、「THE 正統派 直球豚魚!」と言うしかないですな!どこにでもありそうで、そうでないのがとみ田系。もうすっかりと地元に根付いているようですし、このまま山梨の名店として繁栄することを願います。それにしても、これから東京名店の優秀な修行者が、地元に帰った地方展開ってのが、どんどん増えるのかな・・・・。そうなると、だんだん訪問の手に負えなくなるのが残念。 ・・・・また来るか!?と言われれば、「何かのイベントがあれば是非」と一応答えるかな・・・。そりゃ機会があれば狙いますが、昔のようにスキーするでもなく、ゴルフもご無沙汰ですので、山梨県が心理上遠くに感じますから。でも、何年後になったとしても、行きます行きます。その時は、どんな大行列に成っても食いますわ(笑)。いや、その時は整理券形式にしといてねって、今から言っときます。ということで・・・なので詠います!



   空見上げ
   何処か遠くへ
   行きたくて



   夏の終わりに
   思い出つけ麺



お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

投稿 | コメント (7) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

こんにちは。
遠征レビュー、お疲れ様です。
二杯目で並サイズとは恐れ入りました(笑)
来月辺りにまた行きたいなぁ…。

saima | 2016年8月11日 11:00

毎度です〜

浜松にも甲府にも寄れるとは、独り帰省ならではですね!
とみ田豚魚をストレートに継承した名店ですよ。
さほど並ばずに食べれる甲府市民がうらやまっす。

としくん | 2016年8月11日 14:06

こんにちは~
山梨は以前1年半ほど単身していたこともあり、結構な数のお店を伺っていますが、ここはその時はなく、伺う機会もないまま、当時のレビュアー仲間のレポを指をくわえて拝読しているだけなんですよね。というわけで今回もとまそんさんのレポを指をくわえて拝読しています。
ザラつきを感じさせないほどの粒子になった魚介、分厚い鶏豚出汁、それでいて素晴らしい一体感。この辺りがポイントですよね。
直球勝負のド豚魚、食べに行きたいですが・・・

KJ7 | 2016年8月11日 16:01

どうもです!

贅沢な帰省です!
こちらはタイミングが悪くていまだに伺えていませんが、何とか一度はいかないと!

じゃい(停滞中) | 2016年8月11日 21:36

おはようございまーす!

一度伺いましたが、旨かったですね~♪

浜松からのコチラ、羨ましい連食ですよ!

たく☆(摂生中) | 2016年8月12日 08:22

ええぇ!
フットワーク軽いっすねぇ
ロケーション的ハードル高いですが
いつか行ってみたいです

YMK | 2016年8月12日 22:23

どもです。
通常では考えられない、同じ行動パターンをされる方がいらっしゃるとは、非常に親近感がありますw。
美味しかったです。

ピップ | 2016年8月13日 01:43