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このレビューは移転前のものです。

「つけそば+穂先メンマ+味玉」@SOBAHOUSE金色不如帰の写真四度目の訪店で、やっと開いてた!
路地裏にひっそりと佇む店、飲み屋をそのまま使ってるような、薄暗い店内、
カウンターを小型のライトで照らし、
カウンター内では山本氏と御婦人(?)の二人が忙しく、しかし手際よく働く。
券売機で上記の食券を買い、最も入口付近の席へ。
日曜14時、ちょうど満員。
3名が男性、5名が女性。

評判通り、手際よく、しかし丁寧な仕事をされている。
7分ほどで完成し、到着。では、いただきます(-人-)。

中盛にしようかとも思いましたが、並でもそれなりに量はありました。
隣の女性は、つけそばの並盛、後半は苦戦してましたし。
増しにしたものも含め、具材は麺皿に乗っています。

まずは麺を汁に潜らせ、一口。
んわっ!早速、グッときたわ。噂の蛤。
もっとまろやかかと思ってたら、意外にグンッと蛤の強い生命力を感じるコク。
醤油がそれをうまくまろやかに、しかししっかりと引き立てる。
少量の唐辛子や、節の粉のようなものも混じり、アクセントになってるけれど、
まさに「蛤が主」役!

麺はおなじみ、三河屋のチュル!シコ!っという麺。
汁はさほど粘度はないものの、ほどよくこの麺とからむ。
三河屋の麺は、豚骨ゼラチンと合わせても美味いが、この蛤汁との相性も抜群。
汁が麺のみずみずしい甘さを浮き上がらせ、その甘さが蛤汁の一種の艶かしさを引き出す。

しかし、これだけ蛤を利かせると、えぐ味や苦味すら出てきそうだが、
その一歩手前で完璧に調整されている。
煮干しや昆布もダシとして使われているらしい。たしかに前面には出てこないが、
それらがおそらく脇役として素晴らしい仕事をしている。
汁の中には大量の(岩)海苔。
これも、アクセントとして美味い塩加減、と旨味の紙吹雪効果。

味玉は、見事な半熟、噛み割って、蛤汁を黄身に垂らして幸福を噛みしめる。
穂先メンマは、ちょっとヤワ目だけど、ショリショリと心地よい歯ざわり。
煮豚は、ここでの評判は今一歩のようだが、
蛤汁と合わせると、豚の脂身のネットリ感、赤身の旨味、その繊維の間に蛤の旨味が
染みて、これまた相乗効果を演出。焼豚やコテコテのチャーシューではなく、
この煮豚にした意味がよくわかる。ネットリ・ジワ美味!

スープ割は、もう言うことがない。
吸物と形容する人もいるが、よい意味でそんな上品なもんじゃない。
ここで蛤の下に隠れていた魚介系の旨味も、幕引き際のあいさつをするように顔を出す。
スープ割の醍醐味、隠れていたダシ素材の味わいつくしを堪能できる。


というわけで、今までなかったタイプのつけ麺、いや「つけそば」をいただきました。
たしかに、「つけそば」っていうネーミングがピタッときます。
ラーメンというより、よい意味で行儀の悪い和食。
そして、蛤を見事に主役としながらも、他の脇役の個性もしっかり活かす、
素材を組み合わせて味を作る、ということについて、
この山本店主は一種の天才だと思います。

温かい方の「そば」を試してみたいとも思いますが、どなたかが書いているように、
ひょっとしたら、つけそばの方がこの店のよいところが出ているかもしれません。
大盛とかで食べると、後半、十分に蛤パワーを感じられないかも。
並盛でじっくり堪能することをお薦めします。
サイドメニューも美味しそうですし。
(しかし、はまぐりめしは10月までお休みという貼紙が......。)

投稿(更新) | コメント (3) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

こんばんわ〜

不如帰ですか〜 私は何点だったっけ?と思ったら食ってませんでした(汗)
裏はつけ&ラー食べたんですけど。。。
ここは私も大好きなお店で、とても画が豪華そうですね〜
久しぶりに行きたくなりました。

うこんさま | 2008年9月28日 17:54

 こんにちは。
 
 玄古ですが、流行風でありながら旨みダシのインパクトはそこそこありました。
「辛つけ」いただいてる途中で「玄古つけ麺」一口食べただけですが、辛さで麻痺した舌でもサバがザックリ効いてるのは分かります。
 残念だった割りスープの煮干しはウルメなんでしょう。
 駅から遠いのでまた行くという気までは起こらないのですが。

「不如帰」は随分前ですが、私等一家で衝撃しました。閉店ちょい前で大雨だったためか客はうちの家族だけ。寸胴からハマグリを片付けている様子を見させていただいたら、出てくる出てくるデカいハマグリ。
 ほんとに美味しさが伝わるレビュです。
 

もなもな | 2008年9月30日 16:23

こんばんは。むう、この店も未訪です。

博多長浜屋台やまちゃん 銀座店の件で。
>あの口の中までキチキチする粘度の豚骨は、正直ちょっと苦手なのです。
>博多もんから軟弱と呼ばれようとも。
いや、これが。博多モンの中にも「アレは濃厚過ぎる」とする人もいますから、愚亭猫さんがその様に感じられたとしても全く不思議はないと思いますよ。一口に「博多ラーメン」といっても濃厚なのから元祖長浜屋みたいな、あっさり・さっぱりしたものまで沢山ありますからね。私的にはウェルカムですが、あっさり気味が好きな人から見れば、やはり重過ぎるんじゃないでしょうか。

>ところで、こういうお店に行くと、替え玉で麺をしっかり食べるべきか、
>明太子ごはん、あるいは高菜ごはんとの組み合わせを楽しむべきか悩みます。
私は絶対後者ですね。明太子が好きっていうのもあるのですが、替え玉って何か後半、飽きが来てしまうんですよね・・。軟弱モンでしょうか?w