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GT猫(冬期離席中)

男性 - 東京都

(「ぐてねこ」とお読み下さい。元「愚亭猫」です。)「グレート・ティーチャー」ではありません(私が何者かご存知の方、笑ってはいけませんw)。グテ~ッとマイペースの「猫科」(?)人間!うどん党出身、魚介の出汁が大好物!麺とスープの一体性・相乗効果を重視、粗くても自分の琴線に触れる一杯に、点数を乗せてしまう傾向があります。血管を病んでおり、自分のペースで楽しんでいます。

平均点 79.534点
最終レビュー日 2018年2月25日
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「つけ麺 全部のせ」@らーめん神宮の写真ラーメン長山跡地の新店、
と言っても、既に3か月ほど経ちましたが。

豚骨醤油に分類しましたが、
豚骨+ベジ=いわゆるベジトン系のスープ。

浸け汁には、炒め野菜も投入され、
そこから染み出た分も相まって、けっこうなベジ風味を感じます。
緩めのトロミがついてますが、豚骨はバックアップ的な役目、
キリっと利いた醤油ダレが野菜テイストを引き立てる
どこか和チックな味わい。
飲み心地が意外に穏やかで、もたれないタイプ。

麺は太麺、形容するなら「クニュッ」とした食感ですが、
反発係数は高めで、口腔内を押し返す感触を楽しむタイプ。
浸け汁ともマッチしていると思います。

全部のせ、厚めの炙りチャーシューが2枚に、味玉、メンマ増し、
チャーシューは塩味控えめのベーコンのようなもので、
変な味付けもなく、素朴に美味しい、
クリーミータイプの味玉も定番レベルの仕上がり。

食後のスープ割はブーメラン提供、
薄め率は控えめで、ほどよく飲みやすくなるもの。


斜向かいには一蘭もあり、女性客も多い地域、
本格的ながら野菜でヘルシーアピールというマーケティングかな、
あり、だと思います。
後味はよいのだけれど、ベジ推しなチューニングは、
意外に好みは分かれるかも?
個人的には好きな味ですが、
もう一層深味が欲しい気もしないではない…かも。
「ベジ」の難しいところなのかも。

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「味玉 博多水炊き鶏つけ麵 300g」@博多一幸舎 池袋東口店の写真(6月30日に実食)
池袋東口店で始まっている限定メニューの噂を聞き、参上。

200g・300g同価格、思わず後者をオーダーしてしまいましたが、
一般的なお店の大盛よりも多くはなく、結果オーライ。
(やや底上げ気味の器に盛られます、一目見て慌てぬよう…。)

麺を茹で上げるまでの待ち時間にと、猪口で濃厚な鶏スープの「お通し」。
ドロリというより、濃度の高いコラーゲン質のもの。
これで作った浸け汁が出てきますよ、という期待感を高める戦法かな。

さて、少々時間を要して主役着丼。

先の濃厚コラーゲン質鶏スープに、カツオ・ウルメ・サバなどをブレンドした浸け汁、
「お通し」では、コラーゲンのコクは感じたけれど、
鶏の旨味自体は、正直、判り難かったのですが、
魚介系から発せられる旨味とナチュラル塩分が照明弾となって、
鶏の旨味を引き出す仕様になっていると思います。
魚粉で強引に濃厚さを作り出す、一般的な動物魚介つけ麺とは一線を画しています。
どうせなら、ネチネチ感を感じるほどにコラーゲン質を抽出しては?
なんて考えたりもするのですが、
それでは博多名物の「水炊き」をモチーフとする趣旨に反するのでしょうね。

自社製麺工場による中太麺は、
つけ麺の一般的なイメージからすると稍細身の角断面、
滑らかな麺肌で、しなやかに茹で上げられていて、しっかり風味も感じる良品。
東京の人は、おそらくちょっとヤワイなんて感じるのでしょうが、
この女性的なコシこそ、麺肌と相まってトータルの啜り心地と喉越しの良さを醸し出す、
さすが博多系、美味い麺の在り方を心得てるなあ。

鶏チャー2枚とやや硬めのメンマ、多めの刻み葱がトッピング、
味玉は少しだけとろみが残る茹で加減、
添えられた海苔がやけに美味かったのが印象的。

トータルでは…
上述のような麺を以てしても、なお、浸け汁は「上品」で、
麺に対してつけ汁の印象が思ったほどではないのかな。
水炊きの良さを損なわないようにしているのはよくわかるし、
方向性が悪いなんてことは決してないのですけど。

ひょっとしたら、つけ麺よりラーメンに仕上げた方が、
水炊きの良さを巧く反映させられるのでは?
というのが私なりの感想でした。

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「味玉濃厚煮干しつけ麺」@煮干し中華そば 麺屋 銀星 池袋の写真3月のレビューです。

いわゆる「またおま」系の豚魚つけ麺です。
「煮干し」を謳う魚介成分は、
一般的な「またおま」に比べると適度にビターで面白いタッチなのですが、
動物質のドロ度が高くて、そのドロ度の中に埋もれがちです。
卓上の「煮干し油」というのを少し垂らすと、
若干、煮干しの切れはよくなるように感じます。

麺は茶色がかった平たいパスタタイプで、
表面はつるんと滑らかなタイプです。
動物質が濃厚なので、麺との絡みは良好です。
パスタ的なモチ感、サクッとした噛み心地はありますが、
「つけ麺」として食べると、ちょっと戸惑いもあるかも。
濃厚煮干しに合わせて、もう少し別のチョイスもあるのかもしれません。
並で180gということでしたが、もっと多く感じました。

大ぶりの穂先メンマが二本、味付け控えめですが、
つけ汁そのものが濃い味なので、バランス的にはよいでしょう。
シャクシャクと噛み心地もよいです。

肉系のトッピングがありません。ちょっと寂しいかも。

割スープはポットで提供されます。
他店より色の濃いだし汁が入ってます。
これで割るとともに、ここでも卓上の煮干し油を加えると、
煮干感と鋭利感が増してよいと思いました。

「煮干し」を冠すると、どうしても期待してしまうものがあるので、
より個性的な麺を使うとか、動物質とのバランスとかを検討されるとよいのかな、
なんて思ったりします。
そこを意識しなければ、標準+αのおいしい「またおま」系つけ麺だと思います。

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「濃厚鶏白湯つけ麺(塩) +味玉」@麺屋 時茂 西川口店の写真3月に異動があって暫く経った4月1日に訪店。
わかりにくい入口、ビルの1階、雑居的空間の一角にあります。

中高生の団体さん10数名が占拠、
団体なので一人ずつ退席ということがなく、
30分ほど待たされました。

濃厚な鶏白湯、見た目は見事なピュアホワイト、粘度も高い。
鶏白湯というと、旨味部分をギュッと濃縮…
と思いきや、かなり野趣的な部分まで余さず抽出したスタイル。
癖が強く、この癖に対する相性は個人差があるでしょう。
添えられる揚げニンニクで、さらに個性UP、
正直、私はちょっと苦手気味なタイプ。

併せる麺がツルツルピカピカの太麺。
汁のトロミで麺とつけ汁がよく絡みます。
麺のしっかりしたピュア感と野趣溢れるつけ汁とで
バランシングを図る作戦かな。
意図的な組み合わせなら、なかなかしたたか。

IHで常に熱々の状態を保ってくれるのは嬉しい。
割スープはアゴ出汁も使われていて面白い、
多めの割でのばすと、浸け汁もかなり好みの味になりました。

バランシングの効果はありましたが、それでも汁の個性は強く、
やはり「癖も抽出」系の鶏スープは、
「逃げ場のない」白湯にまとめるよりも、
隣駅の竜葵さんのように、塩清湯にまとめる方がよいのではないかな、
なんて考えながらいただきました。

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「ホタテ69つけめん+味玉」@NOODLE SOUNDSの写真行こうとすると移転する、
蜃気楼的な存在だったお店でしたが、
比較的馴染みある街、本郷に開店、
ということで、やっと初訪叶いました。

ソース多目のカルボナーラのような、
濃厚なれどフワッとしたタッチにまとめられた一品。

その核となる「ソース」、
ホタテと動物質との相性に着目したのはナイスアイデア。
さらに、別添の青海苔も相性がよく、
「融合して一つの方向に向かう」素材の組み合わせとして秀逸。

ただ、同方向のベクトルのものを組み合わせたことの宿命として、
徐々にタルさを感じます。
清涼材的なアイテムまたは強目のスパイスなんかと組み合わせると
深みと惹きが増しそうなんですが。
あるいは、異なるアミノ酸の出汁をブレンドするとかもありかも。

スープ割りすると、刻み玉葱(+大根)が巧くその役割を果たすようになりました。

麺は質感軽めの太麺、
そんな質感がつけ汁のタッチとフィットしてます。
もうちょい冷やっとしてるといいかなあ。
弾力があって食感は良いです。

温麺の方がメニューの基本線に合いそうかも?
機会あれば、ぜひそちらを。

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「アブラつけそば(中)+味玉」@煮干そば 流。の写真「アブラ」と銘打たれ、
券売機では「こってり」に分類されていますが、
決していわゆる「こってり」ではありません。

基本の煮干しつけそばのシャバ系清湯のつけ汁に多めの背脂を浮かせ、
その仄かな甘みによって、
煮干しの軽やかなビターテイストと渋い旨味を際立たせる仕掛け、

この店自慢の風味のよい中細麺につけ汁をたっぷりと含ませ、
勢いよく口に、喉にと流し込むようにいただくのがポイント、
上述の仕掛けで際立った煮干しテイストと
麺の風味がコントラスト効果によって、互いの個性を引き立てつつ、
渓流の爽やかな清流のごとく腔内に流れ落ちていく快感、
それにうっとりしているうちに、あっという間に中盛の麺はなくなります。

さらに、助演の細切れ玉葱あるいは短冊切りのチャーシューが良い仕事、
前者は麺の風味とは異方向ベクトルに清涼感をプラスし、
後者には余計な味付けが施されず、肉の旨味としみ込んだ出汁の融合した旨味、
これがさらに別ベクトルの味わいの深みを加えて、
黄金の平行四辺形、味の合力効果が発揮されております。
ちょっと歯応えを残したチャーシューは、
触感面でも変化を付ける、曲におけるベースの役割も担います。


繁忙期、隣駅の駅のそば、通し営業の店の何とありがたいこと。
しかも、そのお店の一杯に、「虜」になった。
こういうとき、採点をどうしよう?
客観的に完成度とか至高性を基準にすれば86点くらいかな。
でも、これまでも、「虜」になった一杯には、
主観を重要視して高得点を打ってきた。
庄の、欣家、遊、
今ではこの三軒、味が変わった、あるいはお店がなくなった、
うーん、とりあえずこのくらいをつけさせていただき、
色んな要素がそろったときに、ドカンと行かせていただきましょうか。

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「特製つけめん」@中華そば田家 ふくふくの写真「穴子そば」という限定を店頭でみつけ、
喜ぶも束の間、前の客で完売(><)
では、前回、麺に惹かれたので、つけめんを試してみます。

中華そば系と異なり、こちらは平打ち麺、
モッチリ&シコシコで悪くない、
でも、中華そばの麺ほど強い風味は感じません。
並で300gとお得なボリューム。

つけ汁は、ドロ度強めの動物魚介、
魚介のパンチも感じますが、
何やら独自な仕立てになっています。
何由来だろう、ミネストローネ風というかイタリアンチック、
なるほど、だからこそパスタライクな平打ち麺と併せるのですね。
発想や取り合わせはなるほどと思うけれど、
高いドロ度とこの手の麺の組み合わせは冷却速度も速く、
中盤から魚介よりも酸味が立って感じるのが難点かも。
個性的な味わいは、ひょっとしたら食べ手の好みも選ぶでしょうか。

トピは、鶏・豚、2種の低温調理チャーと味玉、
クレソンに穂先メンマ。
低温チャーの出来がよくて、
この手のものにありがちな筋残りや、旨味の「トビ」もない。

スープ割で、温度回復、食べ始めの好バランスが戻ったところを味わって完食。


こちらも個性的でしたが、
やはり温そばのあの麺の方が印象に残ります。
川越勤務があるうちは何度かお邪魔するでしょうが、
基本的に温そば系を愛させていただくことにしましょう。

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「つけ麺+味玉」@らーめん・つけめん こてんぱんの写真江東区の髄質マイスターこと、Dr.K氏の涎を誘うレビューに惹かれ参上。
亀戸駅に降り立つのはおそらく初、
改札を出ると、正面に舎鈴、右手にこのお店がある。
この取り合わせの皮肉さについては後述。

しっかりとした豚骨を基軸に据えた、ラーメン・つけ麺のお店。
その個性を最も堪能できるのでは、という期待を込めて表題オーダー。

海苔の船には乗っていないものの、魚粉の小山が浮いた豚骨魚介つけ汁、
海苔がなくても沈まないのは、上質の豚骨スープがベースだから。
コラーゲンの適度なネチネチ感を感じる濃度でありながら、
実にミルキー、滑らかな仕上がり。
浮いていた魚粉は飽くまでおまけで、
それがなくともほどよく旨味を含んだビターな魚介テイストが
動物質ときれいに融合して重層的な旨味を演出。

思えば、そもそもは同時使用の難しかった魚介と豚骨の
旨味を同時に堪能させる手法として生み出されたはずの『豚骨魚介スープ』、
そこから派生して、濃厚な豚骨に多量の魚粉を「塗す」ようなタイプの豚魚が大量発生、
「またおま」などと揶揄される一因となったように思います。

それに対して、このお店のような、きちん豚と魚が「融合」したスープも
巻き添えを食うように揶揄され、カテゴライズされ、極論すれば飽きられたりもしましたが、
こうして、きちんとした濃厚系豚魚が、どっこい生きているのは嬉しいかぎり。

麺は太麺、ゴムのような屈強な弾力を湛えつつ、舌触り・食感は滑らかで、
潜らせ、纏わせたつけ汁と共に、口内で跳ねまわり、
口いっぱいに上質なスープを塗りたくる刷毛の役割も担ってくれます。

やや薄手で、肉の癖が残っているチャーシューが、ちょっと好みから外れますが、
ジャスト固化状態の、ほどよい味付けを施した味玉も美味い。

スープ割をしても必要以上に「薄くなる」ことなどなく、
スープ割とは、「薄める」ものではなく「のばす」ものだということを再認識させてくれます。

舎鈴の母体である六厘舎が、まだ大崎の丘の上で無駄に長い行列を従えていた頃、
それでも丁寧に作った豚魚のスープは美味かった。
今ではすっかり万人向きになってしまい、下位ブランドの舎鈴のつけ汁は、
髄質の美味さを味わわせるものとはちょっと遠いものになった気もします。

その舎鈴のそばで、六厘舎の「海苔の船に魚粉」のルックスに似た
美味い一杯が提供されている妙景、
それでも、地元のお客さんは、どっちが魅力的か、
よくご存知かも、と思った、平日休みの昼下がりでした。

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「カレーつけ麺」@ラーメン 赤おに。の写真三田線の美味いラーメンを普及させる会
会長(自称)のGT猫です。

本蓮沼にできた新店、ラーメンを中心に、
カレーや各種定食、飲みメニューを備えるお店、
接客を担当しているのが店主さんで、調理担当が「シェフ」さん
という位置づけになっているようです。
そのシェフさんの腕前がなかなかのもの、という噂を聞いての訪店です。

仙台味噌をフィーチャーした辛味噌が看板メニューかな?
なんて考えてもみたのですが、カレーをかなり前面に出している気がする(?)、
そこで、カレーつけ麺をチョイス。

つけ汁、カレーはいわゆる欧風なタイプ、
これをつけ麺仕様に少し緩めに仕上げたのか、思ったよりサラッとしています。
ベースの肉由来の旨味を味わうタイプで、煮崩れた具材から来る旨味も加わって美味いです。
辛さは強くはなく、スパイスが旨味の輪郭をピリッと際立たせる感じ。

麺はカネジン製という情報、
気持ち加水低めかな、ザクザク感とシコシコ感が同居する噛み心地、
ほんのりとした風味が漂い、どこか洋風なイメージ、
これ、カレーつけ麺にピッタリですよ。
辛味噌や醤油のつけ麺もメニューにはあるけれど、
カレーつけ麺のための麺なんじゃないか、と思ってしまう。
カレーつけ汁が緩溶きのせいもあるけど、
カレーを纏ってもきっちり存在感があって美味しい。

トッピングは麺皿に、ブロックになったチャーシュー3個、メンマ、ナルト、刻み葱。
チャーシューは冷たいのが残念なんだけど、歯圧で圧し潰すと繊維から感じられる旨味が良い感じ。
つけ汁が熱いうちに浸すのがおススメ。
メンマも、どこか搾菜チックな風味がして好きな味。

麺量は割とたっぷり、250gくらいでしょうか。
スープ割の有無は訪ねませんでした、カレーだし。
ご飯を「少しだけ」といって追加オーダーして飯割で〆ます。
そりゃもう、悪いはずがなくw
「少しだけ」と言ったけど、茶碗一杯くらいはあったかな。
これは、晩飯で調整しなければ。

少し食べすぎましたが、駅からけっこう歩くので、
「猫散歩」でカロリーを消費させ、本蓮沼を後にしました。

仙台味噌の辛味噌ラーメンに、
かなり美味しいという噂のチキンカツを乗せたやつが気になるので、
次回はしっかりお腹を空かせて、そいつを食べに来たいです。

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「つけそば(並)+味玉」@煮干そば 流。の写真またしても某新店に振られ(営業時間短っ!)、
近くのこちらに駆け込み。
未食だったつけそばをいただきました。
しかし、美味いものに出会うときというのは、
こういうものなんでしょう。

写真では貧相に見えるかもしれませんが、
つけ汁の中に具材がゴロゴロ。
短冊切りのチャーシュー、蒲鉾、メンマ、表層に大量の刻み玉ネギ。
チャーシューとメンマには、ほどよい味付けが施されています。

つけ汁はシャバ系、
醤油味に煮干しの旨味そして、ちょうどよいエグ味、
豚魚流行前からあるクラシカルなつけそばのようなタッチでありながら、
煮干を主役としてセミビターな個性を放っていますよ。
つけ汁とそれを適度に含んだ短冊状の具材、
短冊カットしてるから具材も麺に巧く絡み、
汁・麺・具が一体となって、バシャバシャと活きのよい音を立てて跳ねこんでくる快感、
それらが重奏を奏でて触感と味覚を心地よく刺激してくれます。

つけ仕様に〆ると、こうなるんですねー。
表面滑らかなツルシコタイプの中細麺、
よい麺だが、旨味個性が強いわけではない、絡みもよいタイプではない、だがそれがよい。
ビターさを受け止め、少し和らげつつ、ピチピチ跳ねて、
美味さに立体感と「動」の要素を加えてくれているのですから。

「おすすめ」という味玉も、必要以上にジェル状でなく、
濃すぎる味付けでもなく、しかし美味い味はしみ込んでいる。

決して濃いつけ汁でないので、3割ほど飲んで割ってもらうのがおすすめ。
しっかり煮干しテイストを楽しんだ後、温度を高めて、
ニボ度は後退するも、穏やかな味わいになったスープが、
食べ〆に体を落ち着けてくれるような感覚を覚えますよ。


美味い!というより、「心地よい」つけ麺をいただいた、
そんな気がします。もちろん、美味かったのですけど。
やはりつけ麺は、味・触感・温度すべてで味わう物なのだなあ、と実感した一杯哉。

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