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GT猫(冬期離席中)

男性 - 東京都

(「ぐてねこ」とお読み下さい。元「愚亭猫」です。)「グレート・ティーチャー」ではありません(私が何者かご存知の方、笑ってはいけませんw)。グテ~ッとマイペースの「猫科」(?)人間!うどん党出身、魚介の出汁が大好物!麺とスープの一体性・相乗効果を重視、粗くても自分の琴線に触れる一杯に、点数を乗せてしまう傾向があります。血管を病んでおり、自分のペースで楽しんでいます。

平均点 79.534点
最終レビュー日 2018年2月25日
1,162 756 6 2,725
レビュー 店舗 スキ いいね

「五目そば」@やまとの写真GWの中休み的な平日だったからか、
珍しく空いていました。

いわゆる「岡山ラーメン」の一つの完成形と言えましょう。
やや甘口の豚骨醤油、
豚骨由来のナチュラルな甘みと醤油の塩気、旨味が絶妙なバランス、
初めにほんのりと甘味、そのあとじわっと醤油の旨塩、
さらにそれらを覆いこむようにコクが攻めてきて、
しかし後味はすっきり...
というか、以前いただいたときより、若干薄口になったような?

麺は細身、加水低めのパラッとしたタイプで、
これがまたスープに合う...というより、
上述のような「薄口」感から、ちょっと以前ほどのわかりやすいメリハリはない、かな。
常連さんの年齢等に合わせて、若干飲みやすいように調整されたか。

いずれにしても、帰省した際には必ず寄りたいお店です。


冬の仕事の後始末あり、
人事異動あり、
いろいろ書き物あり、で、
ちょっと休活させていただいておりますが、
徐々に復活したいと思います。

御心配のメッセージをいただいた方もいらして申し訳ありません。

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「たくみラーメン」@麺屋 たくみの写真夏の帰省中にいただいた際のレビューです。

岡山駅、新幹線乗り場前の飲食店街の一角を占める。
某江東区のDr.KT氏の情報に乗っかって訪店。
氏は特選しょうゆをチョイスされていましたが、
お店の看板商品と思しき「たくみラーメン」を選択します。

基本は、岡山ラーメンの典型とでもいうべき豚骨醤油。
甘口のタレと豚骨を併せたスープに、加水低めの細麺。

スープはマイルドながら、後口にきちっと残る髄質感が心地よい。
岡山ラーメンにありがちな、タレの甘味も塩分も抑え加減で、
万人向きを狙ったかのような仕様になっていますが、
結果的にこれが、やはりマイルド目ながら存在感のある豚骨スープを
静かに存在感を放つ主役として成立させることになっていると思います。

麺は、博多ラーメンのそれより、気持ち太めながら、
パツパツとした噛み心地と適度なしなやかさを湛えたものとなっており、
これまた特徴がややぼやけたお店が多い(?)岡山ラーメンにあって、
食べ手にある種の「わかりやすさ」を感じさせるものになっています。

チャーシューは、厚手の煮込んでホロホロ系のもので、
適度な脂身のネットリ感が味わえつつも、
味つけは岡山物らしく淡白気味で、それがしつこさを感じさせない程よい仕上がりに貢献、
メンマの方も、一口目淡白な味わいながら徐々に味わいを感じさせるもので、
このあたりは、「岡山者」である私の好みにもフィットするなあ。

総じて、岡山ラーメンを、やや個性を抑えることで、
どの土地の人にもそれなりに受け入れられるようにしたかにみえて、
ある種の完成度の高いラーメンに仕上げた一杯。
静かだがズッシリとしたスープのボディと、切れの良い麺のコントラストが
わかりやすさと心地よさを演出。
されど、随所に、「岡山らしさ」も潜んでいる、地元出身者にも嬉しい一杯、
というところでしょうか。

駅中という立地が産んだ…かどうかはわかりませんが、
なかなか興味深いものでした。

さて、しばしの帰省・休息を終え、また忙しいところに身を投じますか。

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「中華そば+もやし&味玉」@冨士屋の写真向かいの浅月 本店と並び、市内の岡山ラーメンの代名詞的存在。
ただ、仕様は対照的で、浅月が豚骨濃いめ、こちらは緩めであっさり。
どちらに行こうか迷いましたが、まだちょっと体調的に濃厚なのが怖いのでこちらへ。

大き目の丼になみなみと注がれたスープ、
麺と具材が沈んでちょっと可哀そう(?)w

自称(?)豚骨醤油ですが、豚骨はあくまで出汁的な存在でかなり緩め、
いわゆる醤油スープとかわりないタッチ。
味わいも、初めは「薄っ?」と感じるけれども、
食べ進めるほどに旨味がなじんでくる感じ。
奥行き、複雑さはないけれど、意外と深いタイプで、
後半はついついゴクゴクやってしまいます。

麺は、加水低目の中細麺、どちらかというと濃いめのスープの店で見かけるタイプですが、
なるほど、こういうあっさりスープに併せるのもありかも。
適度に麺の合間にスープが入り、あっさりな出汁が適度に麺の旨味を引き立てて、
味を引き出しと共に、なにか麺にしなやかさが増すような錯覚効果もあるような。

追加したもやしはシャキシャキタイプ、味玉は適度に中心部がクリーミー、
お店自慢というチャーシューは、やはり控えめな塩分ながら、
ホグホグと繊維がほぐれる食感、ジワッと滲み出る汁、
控えめの味付けが、肉の旨味をしっかり引き出している感じ。
食った刹那に美味いと膝を打つようなものではなく、
食べているうちにジワジワ来る感じ。

総じて、老若男女、すべてに幅広く受け入れられそう。
インパクトは決してないけれど、食べ進めるうち、
そして、食べてしばらくして、ああ、やっぱ美味しかったなあ、
そんな一杯だと思います。
家族連れ、リピーターが多いのも納得。

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「4番=玉子入り」@天神そばの写真市内でも老舗中の老舗。
基本的に平日営業なので、私の帰省のタイミングと店休日が絶妙にかち合い、
年月はめぐって、高校時代以来の訪問になった。実に30年ぶり。
当時は男性の御主人が、腹を減らした学生にスープを継ぎ足しサービスしてくれた。
スープで水っ腹になり、ありがたく思いながらも、固形物のサービスを期待してたっけ…。

お店は今は女性ばかり4名で切り盛り、最も年輩の女性が今の御主人かな、
スープ炊きや麺茹でを担当しておられるようだ。

中華そば、一口食べると、昔ながらの清湯の美味しい醤油味のそれ、
しかし、食べ進めるほどに、その奥行き、深みに引き込まれる。
スープは清湯なのだが、一瞬、豚骨醤油?という錯覚を覚える。
薄目の動物質の様なものが溶け出している。
鶏骨を、どんどん追い炊き的に放り込むスタイル、
ジワジワ煮出された鶏の髄やコラーゲンが、淡い色の豚骨のように溶け込んでいるからだが、
それが優しくも力強く、根気よく舌を包んでくれるような包容力をもち、
鰻や焼鳥の老舗名店にみられる、
「何年も継ぎ足した深みあるマネの出来ない味」に共通する深みと奥行きがある。

甘辛な醤油ダレにも、優しさと「味の濃さ」ではなく、「浸透度」による
心地よい重みを感じる。

麺は中細のバシッとしたタイプのものが、気持ちシッカリ目に茹でられている、
コシはきっちり残っているが、適度に火が通ることで
麺の旨味が引き出されており、鶏のコラーゲン質によってスープとよく絡む。

繊維質ながらハムのように歯の通りがよく解れがよいチャーシューは、
赤身肉ならではのじっくり染み出る旨味が楽しめる。

細めのシャッキリもやし、時々みかけるタイプではあるけれど、
ちょっと濃いめの醤油ラーメンには本当によく合う!

中心部だけが気持ち半熟の玉子、
これも何気に他店にあまり見ない茹で加減で楽しい。

久しぶりにうっとりする一杯に恍惚感を覚えつつ、
夢中で、しかし時間をかけて啜った。
「老舗の魔力」という言葉を思い知った一杯。

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「ざるらあめん」@元祖じゃんがららぁめんの写真8月17日のレビューです。
今回の帰省中、地元で唯一いただいたラーメン。

岡山市街の人気店をいくつかまわるも、
「定休日」!、「臨時休業」!
で、ちょいと脇道のこちらへ。
歩き回るうち、汗だくになり、
こちらの看板商品であるラーメンを食べる気力が・・・。
というわけで、夏メニューの表題をいただきました。

実食!
なるほどw文字通りの「ざるラーメン」ですw
麺が中華麺というだけで、和風のつゆに浸して食べる、
そのつゆがまた、ざるそばのそれにそっくりw
薬味として、山葵と浅葱、おろしまで完全装備。

麺は、細めの硬めの麺で、ボキボキとした食感ながら、
硬さはしっかりした弾力が実体であり、
こういう麺が喉を擽りながら落ちていく感触はたまらない。
夏はこれです!

つゆも、和蕎麦のつゆにそっくりだけれども、
やはりダシの部分は、昆布と鰹節というわけではなくて、
鶏・豚と思われる動物質、おそらく野菜から抽出した成分も入っている、
ここが「ざる」であっても「そば」じゃないところ。

味玉もデフォでついて、これがまたクリーミーで絶妙な味つけ、
麺量はやや少ないけど、これで550円ならお得ではないでしょうか。

どこかで食べたような一品ではありましたが、
汗だくで啜るこういう一杯は心地よくて、
けっこう満足した一杯でありました。

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「とんかつそば」@中華そば 一元の写真岡山有数の老舗の一つ。
人気店やまとの斜向かい、
御向かいの行列に比べるとさすがに少ないですが、
それでも数名ずつ絶えず入っている感じ。
こちらの看板メニューは「とんかつそば」。
って言っても、まさに中華そばにデン!とトンカツが乗ってるわけですが、
こういう変に凝らない、飾らない一品が意外に美味いのは、どこでも同じかもしれません。

麺は細め、ツルツルで、どこか冷麺のあのコリッとした食感の麺を思わせる食感
(そういえば、冷麺もメニューにありますが......)、
それを、口当たり若干柔目に茹でてありますが、決して「やわい」ということはない、
滑らかな啜り心地と、年輩のお客さんにも優しい喉越しを考慮したものか?

揚げたてのトンカツ、肉が決して上等ということはなさそうですが、
サックサクの衣、しっかりした歯応えながら、ザックリ歯が入るかつ、
ほとばしるほどではないけれど、ジワッと染み出る肉汁、
カツのツボは押さえてあります。
衣にじわじわスープが浸みこみ、変わりゆく食感を楽しむのも趣があります。

そのスープは、麺やカツを味わっているときは、
見た目濃い口の醤油味なのに、あっさりしていて、軽やかで優しい味わい、
しかし、麺やカツをおおよそ味わって、スープをゴクゴクやると、
あら不思議、段々魚介系のダシが湧き出てきますよ、
決してこれ見よがしの濃厚な旨味ではなく、
まさに旨味だけが湧きあがってくる感じで、これはあまりない感じですね。
前日、某テレビ番組での有名和食店の御主人の言葉が思わず脳裏に、
「よい出汁は、鰹や昆布の味がしないものです」と。
なにか、その言葉を地で行く旨味だなあ。

老舗だけあって、年輩の御主人と年配の女性二人が昔ながらの丁寧で優しいオペレーション、
岡山独特の暖かい雰囲気の漂うお店でありました。

夏に帰省したら、冷麺を試そうかな。

まあ、どこの県にも、ラーメンにトンカツを乗せて出すお店が一件くらいありそうですが、
きっとそういうお店の中でも、味わいでひけをとらないと思います。

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「野菜そば」@やまとの写真岡山帰省シリーズ第1弾です。
第2回以降があるかは定かではないですが....。

近くの別の店を狙ったのですが、お休みでした。
そこで、15時~16時は、麺類限定提供で、
行列から解放されるこちらへ。

いわずと知れた、岡山一の人気店、
同じようなもののレポもなあ・・・と思っていたら、
「こんなメニューもやってたのか!」という一品に気づきました♪
というわけで、今回は「野菜そば」をいただきました。

トッピングに、キャベツ・豆もやし・きのこ・ニラ、
さらに、多めの刻みチャーシューが乗っているのものです。

野菜類は、サッと湯通しした後炒められてるのかな、
ところどころ焦げ目も付き、最初はキャベツのパリパリとした食感を感じますが、
歯が通ってみると、シャクシャクとした柔らかな食感がその中にあり、
そこから野菜の旨味が染み出てきます。
麺匠 喜楽々の限定でもフィーチャーされていた豆もやし、
通常の太いもやしのバリバリとした食感とは異なり、
上品なジャクジャクした噛み心地、しかし、上品さの下に強い繊維質があり、
この噛み心地の二重奏が心地よいです。
刻みチャーシューは、ゼラチン質の脂身がネットリ舌触りよく、吸いついて甘い!
赤身部分は「トロ」タイプになるちょっと前の軟らかさで、
タレの甘辛と肉の旨味が染み出て絡んで美味しいです。

これらのトッピング類には、やや多めの黒胡椒が振られていまして、
これが野菜類の甘味を引き立て、メニュー全体の優しさにアクセントもプラス。

野菜と合せるために意図的にそうしてるのか、はたまた合わせた結果そうなったのか、
スープは、デフォの中華そばのものより若干あっさりめ。
デフォだと、豚骨の甘さと醤油の塩気・旨味との融合が絶妙な、緩いトロミを感じましたが、
こちらはサラッとしていて、豚骨質の濃度は薄く、それでいて醤油の舌への浸透度がとてもよい、
トッピングから移ったと思われる旨味とミックスされて、
あっさりだけど、明るく暖かく、それでいて切れの良い味に仕上がっています。

麺は細麺で、「やわ?」と感じる寸前の、これまた絶妙な茹で加減。
このスープを絡めて一気に啜るのに合った流れ・勢いがあるとともに、
メニュー全体のホッとする暖かさを演出するのに一役買っています。

こちらは、オカミサンが麺を湯に泳がせて網で掬ってまとめるという茹で方なのですが、
カウンターから見るその一連の動作、工程が見事すぎて、見とれてしまいました。
店員さんたちに丁寧な、しかし、きびきびした声で的確に指示を出しつつ、
自身はマジシャンの様な手つきで料理を完成させていく、
これが老舗の凄さ、名店の輝きなんでしょうね。

好きな野菜系メニューだったからでは決してなく、
このお店のポテンシャルにすっかり魅入られた、ちょっと遅い昼食でありました。

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「金八ラーメン」@金八ラーメンの写真帰省先で、今年の初ラーメンです。
なかなかの人気店で、1月3日、14時、数名の待ち...
と思ったら、単独客はカウンターに先に座れるんですね...。
家族席を待つ家族2組は、並んでテーブル席の空きを待っています。

一言でいえば、岡山ラーメンの「らしさ」・基本形を守りつつ、
味のバランスをピタッと決めている一杯と言えましょう。

スープは、いわゆる甘口の豚骨醤油ですが、
薄さや嫌な甘さは感じず、豚骨のネッチリした甘味が
飲み込む刹那、スープの奥からスタッと出てくる感じ。
醤油も、厚かましさを感じさせず、地味に旨味と濃さを加え、
豚骨も醤油もそれなりに濃いのに、こってりの一歩手前、塩気を感じる一歩手前、
ベットリを感じ始める一歩手前で、ピタッと決めてるナイスバランス。

中細のストレート麺、博多ラーメンの麺より一回り太いけど、食感は似ています。
ただ、硬さはこれまた、ボクッとした「硬さ」とほどよい軟らかさの中間で、ピタッと決まっている。
子供から大人、年輩の方、バシッとしてなきゃ麺じゃないという人から、
あんまり硬いのは苦手と言う人まで、全ての人が納得するような茹で加減、食感。

デフォでも、たっぷりの具材が売りのお店なんです。
基本のこのメニューにも、厚手のチャーシューが2枚、
赤身部分は、ややポロッと解れる、やや燻製ハム然とした食感、
脂身部分はネットリゼラチン状、甘辛な味で、
悪く言えばちょうどよすぎて個性を感じさせないスープに合わせると、
「あ、スープを濃くするとこういう塩梅なんだ!」と感じさせる濃い目の味付け。
札幌ラーメンのように、甘くてプチプチのコーン、
岡山ラーメンのもやしは、ちょっと細めで芯がしっかりしている豆もやし、
ジャクジャクッとした食感、やや筋張っているけど、しっかり自然な甘味をもったもの。
メンマもしっかり甘辛の味付け、ただ、ちょっと本体の癖が強いか。

何軒かで食べて、ちょっと気になっていた岡山のラーメンの、
気になるところを、巧くバランスを整えてくれたなあ、というのが率直な印象。
スープと麺は、個性よりバランスを重視し、
具材はキリッと存在感を出す、
なかなか侮れない一杯でありました。

もうちょいとダシの旨味がグッと出ているものが好みではありますが、
近所にあると、きっと時々食べたくなる一杯でありましょう。

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「つけ麺+味玉+メンマ」@麺屋いわ田の写真岡山に帰省中です。
岡山にも、関東系つけ麺の美味い店があるとの情報に
引き寄せられてまいりました。

麺は、モチモチというより、ムッチリという感じで、
軟らかな弾力に富んだものです。
口の中で飴のように溶けているかのような錯覚を覚える、
口当たりの甘い感じの麺で、麺肌は白いですが、開化楼製のものを彷彿とさせます。

浸け汁は、意外にサラッとしてます。魚粉がかなり効いているので、
サラッというより、ザラッという感じでしょうか。粘度はあまりないです。
魚介系のダシがジワッと効いていますが、グッとくるというより、
フワッとまとまっている感じです。
そのためか、ベースの動物質の甘味を、たしかに感じます。

麺と汁の組み合わせは、麺の風味と食感が主役になりつつも、
それを魚介の風味が背景として静かに演出しているという感じでしょうか。

櫛切りのレモンが付いており、これを途中で麺に搾ってみると、
キッとした酸味が味を〆め、ちょっと味も複雑化。
このレモンは、絶対あった方がよいです。

メンマはコリンとしていて、ジワッとシナチクらしい味が染みたもの、
味玉は、白身が温泉状態、黄身が表面だけ固まり、中はゼリー状。
デフォで浸け汁に入っているチャーシューは、短冊切りでジャクジャクした食感、
適度についている脂身が美味い、弾力あるベーコン調。

スープ割りは、魚介風味が後退し、豚骨の甘味が前に出てきます。
もっとサラッとした感じになるかと思いきや、どちらかというと、
ネトッとした感じになります。自分の好みからはちょっと外れてます。

トータルで、見所はあるのだけど、ちょっと決め手には欠けるのかも。
人間で言うと、とてもよい人なんだけど、
口数が少なく、雰囲気もフワッとしていて、どこかつかみ所がないという感じ。
岡山の人を、どこか象徴しているのかな。
その土地の人の好みというのもあるのでしょうし。
そういえば、最近食べた岡山のラーメン類には、「ベースに甘味がある」
という共通点が見られるような気がしますが、どうなんでしょう。

ただ、こうして関東系のつけ麺が、適度に広まっていき、
その土地の味の好みによって変革していっているのだとしたら、
それは、なかなか興味深いというか、嬉しい気がします。

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「中華そば」@やまとの写真岡山のラーメンを語るとき、必ず出てくる老舗にして行列店。
本日も並び30人、待ち30分弱。

岡山ラーメンの典型とも言える甘辛醤油豚骨。
噂ほどコッテリ感はなく、豚骨も醤油も穏やかにまとまりつつ、
しかし、それぞれの旨味がきちんと利いています。
鰹と昆布がかなり前に出ているという話を聞いていましたが、
それらは実は脇役に徹している感じで、しっかり利いているけれど、
醤油や豚骨の個性を引き立てる役割を果たしていると思います。

麺は中細ストレート、地は硬めの麺を、気持ちやわめに茹でています。
地のグシッという硬い噛み応えも残しつつ、全体が軟らかであることで、
豚骨スープをたおやかに波立てて、豚骨の粘度・自然な甘さを
口の中で立体化させている、「動」の要素をしっかり演出する麺です。

赤身、そして脂身多めという二種類のチャーシューも、面白い。
赤身の方は、炙った鮪を少し硬くしたような、ザックンという歯応え、
噛み締めるほどに旨味の染み出てくるタイプ、
脂身のほうは、脂がコリコリするほど火が通り、
ザクザク噛むほどに体温で脂身が溶ける、「すき焼き」の脂身のようなもの。
脂身が大嫌いという人はダメかも。

もやしもトッピングされています。
気持ち火が通り過ぎ気味ではありますが、
全体に流動的な一杯の中に一本芯を通すというか、
異質な歯応えを加え、アクセントになっています。
メンマもよく火が通っていますが、ほどよい塩加減で美味しい。

スープを飲み干すと、最後に鰹がフワッと口の中に広がります。
先ほどまで脇役であったけれど、エンドロールで存在感を示すというか、
最後に種明かしでハッとさせられる、ビートたけしの映画のよう。


行列店ゆえか、接客、オペレーションも優れた御店です。
中華そばが有名なお店ですが、カツ丼(デミグラスソースタイプ)をはじめ、
カレー各種、オムレツ、やきめしなど、他のメニューも充実。
そばも御飯モノも、大・小というサイズがあり、
女性の方でも、中華そば・カツ丼をそれぞれ小サイズで注文し、
組み合わせて食べているのが散見されます。
カツ丼の方も評判がよく、そばと御飯を組み合わせてお腹一杯食べられることが
行列を作っている大きな要因と思われます。

GWだったためか、岡山という土地のなせる業か、
1人で来ている客は私くらいです。
そこんとこだけがちょっと寂しく、オカミさんの優しい気遣いが
やけに身にしみた休日の午後でありました。

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