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とまそん@ラーメン食べて詠います

男性 - 東京都

自分のラーメンライフを振り返ってみました・・・https://hikakujoho.com/manekai/entry/20180712

平均点 83.217点
最終レビュー日 2019年5月21日
3,735 2,369 13 22,180
レビュー 店舗 スキ いいね

「特製煮干醤油ラーメン」@麺屋 瑞風の写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/05/17/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/dxYX75s_IcE

<最近、田無のラーメンが気になってならないオレは・・・>
 
 開店時には少し通った店。当時の初々しさが記憶に新しいが、今ではご店主の顔も忘れてしまったとはいえ、随分と自信と貫禄を感じます。メニュー構成が当時とほぼ変わってないのが嬉しいね!。ちゃんとコアなラーメンメッセージが受け入れられて、ファンが支えてる感じがします。仕事帰りのサラリーマンがこの時は多し。地縁のあるコアなファンとお見受けする方達ばかり。
 
 
 
 
<全体&スープ> 煮干しのクリアーな甘みを溶かしつつベースの動物系の生き生きさがナイス!
 
 おおお!実に3年ぶりの対麺だがやはり質感の高まりはさすが銘店!。しかしそんなに久しぶりにも感じないのは、この手の麺顔が都内では流布しているということか。最近では実家(関西)でも同じラーメン風景に出会うこともあり、全く情報流通速度と比例して、ラーメン文化も交流と同一化・均一化が深まるというものですな。それにしても、特製とレギュラーの違いはてっきり、このロールが二枚重なると勝手に信じきっていた。実際は海苔と味玉・・・・そしてそうではなくて、角切りの小さいブロック肉が付属するということでありまして、少し複雑な気持ち(苦笑)。
  
 また煮干し出汁はとても分かりやすい旨さ!。ニボニボした苦味はほとんど無しに等しい抑制が効いてます。一方で、煮干しならではの甘みとコクは芳醇さが増している感じ。私の以前食った記憶では、以前は煮干しの成分が浮遊しているとか、丼の内壁に貼りつくなどはなかったはず。今は煮干しの旨味が増しているという今のセンスが、むしろ嬉しいのです。だからなのかな?・・・玉ねぎみじん切りの薬味の存在。これがあるだけで「煮干蕎麦」感が高まります。決してニボニボ苦味があるわけではないのに、玉ねぎ甘みは確かに魚介には合う!。
  
 嬉しさが止まらない!。ベースの鶏ガラも美味いね。ガラを煮出して如何にもコラーゲン!ということはせず、ストレスのない旨味が沁みます。鶏ガラ一辺倒でもないと思えまして、例えばベースは鶏でも香味は豚ラードという構成だって考え得る旨さ。もしこれが淡麗系でなくて、多少でも濁りある煮干しだったら、ニンニクを溶かしても面白いかもしれません。いやいや・・・・カウンターでオレ一人「煮干」食ってたが、この旨さも他の人知ってほしいと本当に思うわけよ・・・・。
 
 
 
 
<麺> パツパツし過ぎない優しさ残す・・・クスクスとした歯ごたえ!小麦の風合いと出汁浸透の旨味の両立!
 
 麺が旨い!。加水は低めなイメージですが、「煮干=パツパツ低加水」という概念は少し崩して優雅さを取り持つイメージ。湿り気ある乾きという変な日本語でごめんなさい。麺の歯切れは多少湿った感じでクスクスと切れ込むが、やはり鼻腔にくすぐる香りは小麦の風合いなのだった!。
  
 ラーメン好きは、いずれ煮干しが好きになる。豚骨も二郎系もいいけれど、やっぱり魚介系の旨味と炭水化物の相性は捨ておけんよね。煮干の受け止め方ってのは・・・揺れ動く食指を強引に別世界へ運んでくれる「濃厚煮干し」「セメント煮干し」もあれば、誘い掛けて歩みだすのをじっと待っている、そんな優しい「淡麗煮干」もある。この煮干感は、さらにもっと優しさを含んでいて、夜の森を静かに駆け抜ける風のように包み込むよ・・・・。春の月光が降り注ぐように、煮干しが心に染み渡り潤う。
  
 終盤になると、一気に汁の吸い込みが加速するのを、足早やじゃなく、箸早やで一気に味わいます。レンゲを駆使して箸で追い込み、一気にミニラーメンをこさえて、口へと運び一気に全体をガジる。歯が炸裂するほどに。そして玉ねぎや青ネギが、痩せた歯茎に支えられた歯の隙間に挟まろうと御構い無し。嗚呼、いちいち楽しい汁と麺のコンチェルト。
 
 
 
 
<チャーシュー> そうだ!そうなのだ!!バラ肉の大判ロール肉!!これに恋い焦がれた時代もあったのだ!
 
 瑞風の麺顔はこの肉ですよ!。脂身と肉身が綺麗にパラレルしており、外側に近ずくにつれ脂身の多さが目立つね。そこに出汁が染み込んで行くのと同時に、甘みがとろけるような錯覚。舌に乗せただけで溶けたような妄想すら覚え、咀嚼しだすと脂質と糖質の結合が一気に生まれて拡張!。そして、口の中だけでは収まり切れない旨さのスパーク状態!。この美味い肉!さらに網焼き等で炙ってはいかがかと思う反面、それでは煮干の風合いがマスキングされるか、味全体がビジーになるかどっちかでしょうか。嗚呼、本当に久しぶりに興奮を与えてくれたトラディショナルなラーメンチャーシューです。
 
 
 
 
<味玉にハズレなし!> 流動的なトロトロ感なる卵黄!きっとこれは鶏白湯なら最高に合うはず!
 
 いよいよ味玉。これを食ってしまったら、もう味風景の移ろいは最終段階です。緊張して前歯を立てると・・・想像以上にフルフルプルプル状態。なのでゆっくりと歯を立てて砕くと、そこには鮮烈なオレンジ色した卵黄が、まるで果実が弾けるような感じで、液が溢れる。
  
 全体的にゆるゆる状態の味玉。出汁の浸透も感じるが、熟成を感じさえる甘みは低め。むしろ卵黄より卵白の方が出汁浸透が素直に感じます。塩味玉とも少し違うが、そっちの方が近いかもというのが私の心象。そして、このトロミ加減は・・・・煮干系というより、絶対に「鶏白湯」に合う!。スープに卵黄全体が溶け出しても絶対に成立する旨さを感じますし!。
 
 
 
 
 総じまして「地道で質実!奇をてらわない王道の東京淡麗煮干し蕎麦!」・・・という印象!。久しぶりに食いましたが、相変わらずハイレベル。そして少しづつ変化が感じられて、それを進化と呼んでもいいと思われます。田無では猛烈に存在感を感じる店ですが、色々新店舗の出店が続いてますので、町全体で盛り上がってもらいたいと思う次第です。三鷹の次は、田無がラーメンフィーバーか!?そんな期待を感じつつ、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   とぼとぼと
   長い道のり
   帰り着く
 
 
 
   優しい煮干
   旨さが嬉し
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

投稿(更新) | コメント (6) | このお店へのレビュー: 3件

「煮干蕎麦金目鯛合せ+うずら味玉+蒜山ジャージーバターのニボ玉」@煮干蕎麦の写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/05/16/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/TagsB6MLW3k

<新たな「丿貫」の脈動! ハマのニボシスト集まる!>
 
 考えが甘かった・・・・やっぱり行列。すんなりと連結し、情報チェックすると「煮干蕎麦」の店名も今のところ暫定なんだとか。6月頃には決定ということですが、入居ビルの案内は「煮干蕎麦」をハッキリ印字されてます(全部作成しなおし?)。何やら複合施設のレストランフロアの一角のようで、他にはいろんなジャンルの食べ物やがあります。なので老若男女対応可能なのですが、「煮干蕎麦」に幼稚園未満も並んでおられます。渋い幼児だね!。
 
 
 
 
<全体&スープ> 塩気でグイグイと旨みを引き寄せるような煮干感!多少円やかな部分は金目鯛かと勝手に妄想・・・・サラリとしているのに濃密な香ばしさ!
 
 おおお!これは正真正銘、極上の雰囲気ありありな煮干ソバ!。セメント感すら覚える深緑のニュアンス湛えますが、汁の方は超濃厚というハードさよりも「淡麗さ」が濃ゆいようなイメージ。見るからにアニマルオフな本格仕様ですね。またレアチャーシューが一輪のバラのように美しく中央に盛られ、まさに今の季節感を代表っといった語りかけです。うん!食う前から良くできてる!って感じしますな!。
 
 なにせ駄舌なもんで「金目鯛合わせ」という副題を感じ取れる自信はなし。それでもまずはゆっくりと味わいますが、金目鯛のことをすっかり忘れさせる、ビターな煮干感が先制パンチといったところ。セメント級ほどでもない・・・と既述しましたが、よく見ると外気と接する表層には、煮干成分がいくつも大きな膜を作って浮遊しています。煮干大好きニボシストな私としては、実は食べなれた味わい。そしてこの系統なら例によって、塩気がやや強め。煮干のビターな感覚にはこの塩気が必要で、苦みの中の旨みを塩気がグイグイと引きづり出しているのでは?と思うほどです。苦みと塩気は切っても切れない仲。魚醤の旨みなんかはこの定理にすこしかぶってるとすら思えてなりません。
  
 そう!薬味は定番なるフレッシュ玉ねぎの微塵切り。歯応えのシャクシャクしたところが好きですが、染み出る汁は灰汁を抜いたかのようなマイルドな甘みでした。この汁とニボ汁との相性は抜群で、すでにそれはテッパンネタ。その相性良い味わいをウンウンと心の中でうなずきながら食い進めますが、玉ねぎで味覚のスイッチが入ったのか、魚エキスの甘い香味を微かに感じます。ウルメのように少し鮮魚系に近いような魚介香ばしさ。鮮魚系っぽい?と言えば鯛じゃねぇよなと・・・・・思考してたところで、これがひょっとして「金目鯛合わせ」の余韻??なーーんて、後追いで意識しはじめたりします。ともあれビター一辺倒とも違う甘味と香ばしさもある煮干出汁。場所柄、家族と一緒に子供たちも並んでいたが・・・・お子ちゃまには少し難しい旨みかもしれませんね。
 
 
 
 
<麺> 三河屋製麺:これぞパツパツ麺!煮干ソバ仕様の王道なり!汁のニボニボパワーに一切負けない!
 
 これも食う前から見た目で「ニボパツ!」って感じがありありですね。白めので漆喰のようにきめ細かく塗り固められたかのような、滑らかな地肌。前歯で噛むと、一瞬グニリとズレる感触あるけど、その後はパツパツパツパツと、噛むたびに小麦の風合いカプセルが弾けるような、痛快な香りが口の中一杯に漂う!。 これぞ煮干ソバ仕様の王道なり!汁のニボニボパワーに一切負けない!。この風合いの確実さを知ったからには、あとで和え玉が楽しみになってきます。
  
 物腰ハードなので汁に濡れるだけだと思ったら、案外麺と麺同志がよりそうのね。微妙な毛細管現象もあったりして、汁の持ち上げが多少期待できます。蕎麦なら啜り重視でのど越しで味わうのがよろしいでしょう。しかし、煮干向けのパツ麺は是非とも、いつもより意識して噛み締めるような咀嚼を楽しんでほしい!。苦みと旨み、つまり魚介系脂質と麺の糖質が噛むたびにしっかり結びつき、昇華した旨みを楽しめますから。
 
 
 
 
<チャーシュー> 現代ラーメンの技術の粋!低温真空調理の半レアな肩ロース肉!もはや「チャーシュー」を超えた味!
 
 盛り付けが非常によいですね!しっかり薔薇に見えます。ちょうどバラのシーズンですし心にピンと来ますね。もっとも私にとってバラは、ベルサイユでも英国式庭園のそれでもなく、高島屋の包装紙の方が馴染みですがー。また仏教徒なる私にとっては、煮干の濁った池の中に・・・・掃きだめに鶴のような高貴に咲く蓮の花とような心象。生肉と言えば非常に俗人的なエロい表情なのに、なんと旨さとして隔世した美しさよ!。
  
 剥がしたり崩すの勿体ないが、放置し過ぎると熱で色変化するので、美しいうちに味わってしまいましょう。箸で端をひっかけてみるが、極上すき焼のような絡みつきで、旨そう過ぎて泣ける。豚肉どんなに頑張っても豚肉なんだが、牛肉にも匹敵する迫力!。いや・・・最近はブランド豚なりものも浸透しており、牛と豚の肉格差もあってなきものなのだが。毎度思うけど、煮干の匂いが染みた肉ってバランス悪そうだが、実際はそんなことなく、抵抗感どころか香りの崇高さを纏うようで、素直に旨く感じる。大判なる肉が2枚あったので、満足度としては申し分なし。どこから千切っても、肉身と脂身が柔らかく千切れ、脂の嫌味ない甘味が素晴らしい!。次回肉増しにトライ!なんて心に誓ったりしました。
 
 
 
 
<うずら味玉> しっかり味玉してました!
 
 うずら玉子。これは個人的には、味がどうこう以上に「そこにあることだけで満足感・ワクワク感与えるもの」と思えてなりません。そんな頭でいたが・・・しっかりと出汁に染みた味玉感覚でありました。卵黄のトロミは期待できないが、ふかふかふわふわな卵黄にもしっかりと出汁風味が浸透。少し乾いた感覚で楽しませてくれるのがいいね。そして白身は薄いから、これは一気に一口で食べきるしかない。新幹線のワゴンサービスで食う燻製うずらも好きだけど、このホクホク感がたまらん!。3つで100円だったが、ダブル追加で楽しみたいくらい!。
 
 
 
 
<蒜山ジャージーバターのニボ玉> 煮干だけでも存在感あるのに・・・それを凌駕するジャージーバターの濃密さ!
 
 おおお!漆黒の味噌感!赤味噌系かと思いきや・・・・実はこれ全部煮干のすり身。ところどころ銀色に光るのは銀鱗部分。湿ったザラザラ感をお楽しみあれ。まずこれだけをつまんで食うが、そうとう苦々しいと思いきや、エグミは100%なし。香ばしさと軽い苦さ。そして甘味すら感じる。出汁が染みているのかもしれません。ただこれだけ大量の煮干粉があれば、きっと味はそれに支配されっぱなしだと痛感するね!。まさに「ニボ玉」のネーミングに間違いなし!。
  
 そして「蒜山ジャージーバター」。これが少し固まった状態だから少し難儀する。まだ麺に熱が十分残っている間に、バター全体を包んでしまいましょう。これが熱で十分に全体に行き渡らせるように、いつもの和え玉よりは少しばかり気を使う。完全に溶かしバターにニボ粉が入り混じった状態が、ソースのようになったら出来上がり。このバターの濃密さがたまらん。これだけ大量の煮干を全部覆い尽くすコクの分厚さ。煮干に負けるどころか打ち勝って、全体をバター味に染めていきます。塩気と脂のコク厚さがいいねーー。もう腹八分目のはずだった腹が、もっとくれもっとくれと、先を急がせる。
  
 またニンニクもいい仕事をしておりました。煮干がきついとニンニクで保険・・・・と思って、特に断らなかったんだが、入れて正解。当然ブレスケアも持ち歩き。煮干香ばしさにも、バターの濃密さにも、ニンニクは万能かと思うほど相性が良い!。ちょっと多めな和え玉が、あっという間に胃袋の中に納まりました。
 
 
 
 
 総じまして「大ターミナルに隠れ家的な煮干しの拠点!ハマの新たな煮干の脈動!」と言う感想。これは個人的に嬉しい!。だってJRだったら横浜駅南出口からあっという間ですし超便利。ただオレだけ便利なわけもなく、食べ終わって店を出たらハンパない行列が形成されておった(瀧汗)。店名も含めてまだ落ち着いていない時期だと思うけど、落ち着いたころには、定期的に通いそうな気がします。今後ともよろしくです。そんな応援を込めて、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   飯時の
   ハマ風涼し
   食堂に
 
 
   香り流れる
   煮干を乗せて
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「鬼煮干し中華そば」@麺屋渡海の写真とまそんにブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/05/07/000000
とまそんのYouTube: https://www.youtube.com/watch?v=5CXLB3BIPiI

<思わぬエリアに煮干し良店誕生!>
 
 変わった店箱で居酒屋と共存しているような感じ。結構広めな箱でテーブル席とカウンター席が少しガラス壁で仕切られており、どちらかと言えば居酒屋仕様な感じ。最近よくある、居酒屋休業時間だけの間借り営業かと思えば、ちゃんと夜の営業時間もあるようだし不思議なシステム。しかしオレみたいなラヲタオヤジにとっては、仕事帰りに実に便利すぎるね!。
 
 
 
 
<全体&スープ> 鬼は鬼でも優しいオニちゃん!濃厚な煮干しとバックアップ鶏エキスが見事にハーモニー!苦味も甘みも旨味もあるね!
 
 おおお!「鬼煮干」と聞いて相当なワルを思わせる圧力団体的ニボニボを連想してしまいましたが、これは何とも馴染みやすい色合い!。非セメント系濃密さ!動物系とのコラボ感で味の濃厚バランスを取ってるようです。しかも他メニューラインナップから察するとそれは鶏系。鶏煮干と言うイメージですが「鬼」と名付けるには意味がありましょう!。一口味わうと、その鬼の意味がわかりますね。つまり「煮干MAX ✖︎ 鶏MAX 」。店の最上級を示す「鬼仕様」。正直言ってフツーの鶏白湯くらいのコラーゲン感はありますよ。しかし舌にまとわり付くのは煮干の旨味が主体。後味でググッと鶏白湯パワーを感じますが、食い進めてゆくとオレはアホだから、だんだんどちらが主体かわからなくなる・・・。惑わせるほどバランス感は拮抗していると個人的には思いました。
  
 さてその煮干。これもまたしっかりと複雑です。煮干MAXをアピールするには、ニボ感を苦味で表現する方が手っ取り早いと思うものの、エグ味というリスクも伴います。ここが腕の見せ所で、エグ味自体に工夫を加えて突っ切るタイプもあれば、煮干をブレンドしてくるところもある。味わいの輪郭としては甘みをかなり感じさせrせてくる煮干感なので、個人的には後者かと思うわけです。一番ポピュラーなのは苦い「片口」に甘めの「うるめ」を合わせてくるとか・・・。そんな単純なだけでなく、白身魚系の煮干も加え品よく出来上がっていると言うイメージですね。
 
 玉ねぎもシャリシャリと濃密なスープによく合うし、箸休め的な安堵感あるフレッシュ甘みです。溶け込んでいる鶏エキスですが、モミジなどあるかもしれません。粘度はベタベタし過ぎない程度に抑えめ。とても品の良いコラーゲン感覚ですね。他にじんわりする旨味をあるので、丁寧な鶏ガラ煮出しを感じさせます。多少不埒ですが、煮干専門店ながら、鶏白湯・鶏清湯も相当いけるのではと感じますが・・・いかが?
 
 
 
 
<麺> とっても馴染みやすい煮干そばフォーマット!ストレート加水低めな細麺!王道の風味と汁持ち上げよさ!
 
 デフォルトの茹で上げは、クッシリさを保ちしっかりと麺の風合いを感じさせてくれます。まさにドストライク!。低加水なフィーリングは十分に伝えつつ、それでもどこか全体的にしなやかさを感じさせます。パツパツ歯応えを貫き通すレベルではなく、中盤から汁と一気に絡みやすくなり、味わいとしても微妙な変化が楽しめます。
  
 個人的には中盤はとても麺が寄り添いやすくなり、汁の持ち上げが良くなるイメージ。コラーゲン感をしっかりと麺がキャッチしているのが分かり、その時点ですっかり汁と馴染んだ風合い。だから麺の糖分と脂成分が混じって一体化した旨味が実に芳醇に楽しめます。これは無理矢理に替え玉にすることなく、大盛り対応でも十分に楽しさがキープされると思う!。
 
 
 
 
<チャーシュー> 先端で流行の2種盛り低温調理半レアチャーシュー!間違いのない仕事ぶり!
 
 今やネオ中華そばの定番か?と思えるほどよく見かける、鶏と豚の2種半レアチャーシュー。「またおま」感が少し感じないこともないが・・・このまたおまは、全然飽きないからステキ!。特に、この一杯の麺顔にはとても存在感を占めていますし、見栄えが実に素晴らしいです。特に豚の肩ロースについては、赤身と脂身のバランスがとても良く、赤身のピンク色がとても艶めかしく、それにつられたように脂身さえ艶やかに眼に映る。そして、その直下には大人しく白地の鶏胸肉が控えていて淡麗なニュアンス。コンビネーションとしても素晴らしい!。
 
 サイズ感はバッチリ!厚さはスタンダードか少しスリムなようです。口に入れた途端に舌にぴったりと貼りつくが如く寄り添う。口の中で畳んで奥歯でゆっくり潰すと、知らぬ間に吹き出てた唾液と共に潰れて旨味と混じる・・・。これは淡麗な日本酒が欲しくなる味だぜ!。一枚の肉を二回に分けて強引に味わいましたが・・・特製で肉増しはオススメと確信です。そして鶏胸肉はこれも定番。それ自身に味がないようで滋味があるというか、汁の塩気で十分に味わい尽くせるシンプルな味わい。これは脂肪分も少ないので、きっと無限大に食えるゼロキロカロリーな食材と思います。
 
 
 
 
 総じまして「見逃しがちなエリアに良店!しかも本格煮干し!薫風泳ぐ煮干が逞しい!」・・・と言う印象かしら。花小金井という穴場なスポットで今後は期待したいところです。この仕上がり具合をとても気に入りましたし、早速に辛つけ麺にも興味が湧いてきた!。駅前で使い勝手も良いことから、発展も期待。そんな期待を寄せて、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   行楽日
   ラヲタ不埒な
   このオレは
 
 
 
   地下に潜って
   鬼ニボ退治
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「[限定]カレーなアブラ煮干そば」@煮干そば 流。の写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/05/04/134402
とまそんのYouTube: https://www.youtube.com/watch?v=8CYDNtAy6Fg

<やっぱり何か一つGWらしいことをしておきたい!>
 
 それにしてもなぜ「カレー」なのか。これには理由があって「十条カレー パイレーツオブカレービアン2019」と言うイベントがあるから。つまりカレーを通じて、十条界隈を盛り上げる町おこし企画なのだ!。カレーならみんな好きだし、カレーアレンジは、割と展開しやすいし、なかなかいいアイデアだね!。
(ご参考) https://jujocurry2019.amebaownd.com/
 そして参加協力として出品のその一杯は、こんな麺顔して運ばれて来ました。
 
 
 
  
<全体&スープ> ミスマッチどころかベストマッチだ!カレーと煮干!!出だし日本人で最後はインド人な感覚!スパイシー&マイルド!
 
 おおお!期待通りのジャンキーなようでまとめりのある麺顔です!。山形辛味噌ラーメンにどこか通じる麺顔だからか妙に違和感がないね(笑)。しかしカレー玉はあるだけで頭の中はターメリック一色に塗り替えられたイメージ。しかし気のせいか、全体的に黄色っぽい色合いに既に染まってやいないか?。背脂煮干にゆっくりとインドの熱風が駆け抜けてゆく・・・。
 
 まずはスープ。レンゲを透かしたりして楽しみますが、確かに表面のラードにはカレーのターメリックが浸透し出しているようです。しかし、ベーススープは濃口醤油の色合いがきっちりとキープされてますし、浮かぶ背脂には白さもある。まだまだ煮干感があるってもんですよ。そんな感じで「煮干がカレーに染まってゆく」様を確かめる意思を確認して、一口すする。おおお・・・カレーって想像以上に支配的。香りは煮干を既に駆逐しつつありました。醤油と煮干の苦さが残っているところを、意識的に探すように味わう!。この時点では確かに、煮干のニボ感はあった!。
 
 3クチ目を超えた頃から、頭がカレーになってきた(笑)。背脂煮干しが、カレー味に変わる瞬間て・・・想像できます?。具体的にどうなのかと言えば、当たり前のように醤油色と思ってた「醤油ブラウン」が、気がついたら、「カレーブラウン」にしか見えないと言うこと。おまけに、ニボニボ煮干そばのお供と言えば、玉ねぎのみじん切り。煮干の苦味をうまくまとめてくれる相棒みたいなもんです。ですがそいつまでもカレーの具材のような顔して迫ってきます。
  
 そして、ここからが本当の旨さだ!煮干をカレーがマスキングして押し切ったと考えてはいけません。よく考えてみれば、「鯖カレー」という興味深い実例があります。あれは塩焼きなどで食うのが一番旨いと決まってる。いやいや鯖寿司が一番か!。カレーなんぞに相容れないと思っていたが、見事に鯖カレーは旨いではないか。つまり、魚肉タンパク質が実はカレーに映えるのだった!。カレーが煮干に迫ってきたのではなく、カレーが煮干タンパク質で旨さが一気に昇華。カレーがスーパーサイア人になったという感じでしょうか。背脂もポークカレーの旨味のそれと何ら変わりませんからねー。食べ始めとの意識と、食べた後の感想は、全く別物です。
 
 
 
 
<カレー玉> 自然に溶けるのを待ちきれないオレは・・・
 
 隣の客も同じものを注文していて、先に配膳された時に「いつカレーの玉を崩すのですか?」と質問してたのを横で聞いてました。フツーに食い進めてゆくと、自然と崩れてゆくので、まずはゆっくり楽しんでとのことでした。なるほど・・・・良くできた仕掛けです。本当に山形辛味噌ラーメンを参考にしたのかもしれない・・・。さて上述のように、もう途中からこの一杯の仕掛けと食べ方、そして理念が分かってしまったからには、もう食い進めて自然にカレー玉が崩れるのを待ちきれないオレです。もう実食進捗度30%あたりから、意識的に箸とレンゲで崩してかかりましたから、もう半分程度知った時には完全に「煮干カレー麺」の出来上がり。
 
 
 
 
<麺> 燕三条を思わせる中太多加水系のモッチリ麺!アブラがカレー引き連れ滲む旨さ!カレーうどん級和み感覚!
 
 煮干そばってパツパツ細麺イメージだけど、背脂煮干系については中太麺で割とモチモチ感ある加水高めのイメージ。それがガッツリとカレー味の汁に濡れるだけでなく、前向きに吸い込んでゆきます。中華麺の風合いとカレー味って最初の一瞬は違和感あるけど、あとはフツーにカレーラーメンとして違和感なし。ここからは、汁跳ねに十分注意を払います。中盤からすっかりとしなやかになった中太麺は、意外にボコボコとしたフォルムですから、食欲抑えれずズボボボボボって啜った時には汁が飛び散ること必定。出来るだけ顔を近ずけ、すする唇を尖らせ、麺が汁から出るところをしっかりとレンゲを裏返して壁を作りブロックする。私のようにこれだけラヲタだと自然に体が覚えて、行動できてしまいます。
  
 カレーうどんみたいって上述したけど、少し訂正すると密度感はやはり、うどんより高めだから「ラーメン」って感じは抜けきることはありません。かんすいの役割の違いだけど、本当にかんすいさえ抜けばかなりうどんライクに近ずくのでしょうね・・・・。
 
 
 
 
<チャーシュー> 少しハードめなハンドバーナー炙り!この香ばしさはカレーに染まらず絶対的旨さ!
 
 これは個人的にはハマるタイプ!。昔、大阪でラヲタ開眼した頃、よくこんなのに出会って目をキラキラさせてました。バラ肉を炙るのが一部では流行った。ちょうど「つけ麺」が関西に浸透し出した頃は特にね。それだけに郷愁も混じる受け止めで旨し。
  
 一口にバラ肉といっても、脂身の多さと肉繊維の質感が違うから、いろんな感触と味わいを楽しみました。カリカリの赤身が多い部分から、トロトロな脂身が焦げて蕩けて甘いとこ。何れにせよ醤油系のタレが浸透しているので、そのタレの焦げも香ばしくて旨さを誘う。これもきっとゼロキロカロリーなので、億万長者だったら買い占めたい肉の一つです。
 
 
 
 
 総じまして「鯖カレーに負けない・・・ほっこり&スパイシーな変化球ラーメン!是非レギュラー化とライスセット化請う!」と言う感想(それじゃイベントメニューにならんか・・・)。この店は、油そばも看板なようですから、汁なしには「辛味」追加サービス。。汁ありにはカレー玉サービス。って二本立ても面白いかと。言うだけは無責任で、遠くていつもは通えないからこれ以上は言うのは止めときます。ともあれ昨年もやって好評。今年も好評なら来年もありか!。また一年後参りますので、今からキープしといてください!。そんなわがまま気分にさせる旨さ!激しくオススメなので、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   連休の
   ダレた気分と
   重い雲
 
 
   旨さでやる気
   咖喱な煮干
   
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「塩煮干そば」@柴崎亭の写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/05/01/194958
とまそんのYouTube: https://youtu.be/gIcR7nBNdtI

 店前がすごく殺風景。店前のいつもいる行列客がゼロ。あれ臨休???(瀧汗)。見え前まで行って店内を眺めると人が居ない!。アッチャー・・・・やってもうたと膝落ち寸前、「営業中」って看板見えた。ウソでしょーーー。信じられずに入店したら、先客1名のみ。壁の影で外から見えなかっただけー。こんな日初めてだよ。こりゃ食っていかなきゃな!。
 
 ところがまた驚いた!。値下げしてねーか!?。塩煮干そば500円ですって。中華そばも500円ワンコイン。えーーーそれぞれ確か、700円、550円してたよな!。開業時の値段設定か?平成最後だから?。何があったか知らんが、開業当時の昔を思い出して、マイ定番の「塩煮干そば」をいただくことといたしましょう。客が極端に少ないから、それもあっと言うまに配膳完了ですよ。それはこんな麺顔。
  
 
 

<全体&スープ> いつも飽きさせない!鶏コク芳醇で焼きに似た煮干の香ばしさ滲む塩煮干!ワンコイン復帰?
 
 おおお!毎度々々思う高い透明度。煮干系とは思えぬ煌めきで最早洋風レベルと言ってもいいかもしれない。過去ずっとこの店ではこの一杯を基準にして食い続けているが、鶏エキスを思わせる黄色がかったスープの表面には、微妙なざらつきが浮いており、それは明らかに煮干のエッセンス!。最早飽きないね。
 
 私の記憶では、開店当時「塩そば」と「塩煮干」は別メニューで、塩そばに煮干のコクをプラスしたのが「し煮干」。だから価格も差別化してた。なので今でも「鶏清湯」+「煮干」の構図を必要以上に強く意識してしまう。鶏清湯が微妙に変化してもわからんが、「煮干」の風合いは以前と今では違いと進化を感じてます。近年のこの塩煮干は、煮干の溶かしこみがアップしている。ところが見栄えは何とも変化なしで、相変わらず何もなかったかのように涼しい表情をするのみ。
  
 煮干が濃くなっているのか、はたまた鶏出汁と煮干の配分を変えているのかは不明。なんとなく数年前から後者なんじゃないかと、勝手に邪推してます。またこの10年で、オレ自身も煮干そばの経験値が増えただけで、センシティブになってる。だから何も変わってないのに勝手に後で気づいただけかもしれん。そんな前提でこの1〜2年では「煮干の香ばしさがアップ」してる気がしてなりません。どんなアップなのだと言われると・・・・煮干のビターな風合いよりも、香りが強化された雰囲気。語彙が少ないオレだから「焼きを感じるような」香ばしさと表現してしまう・・・。後から焼き入れて調整するなんてとても手間だから、それでワンコイン500円で提供するのは無理あるかもだがー。加工費だけでなく、直接材料費も値上がりしている昨今で、このプライスリーダーぶりは他を寄せ付けませんね。もうファン心理を超えて崇拝してしまう〜。
 
 
 
 
<麺> ローリングして佇みしなやかさ抜群!滑りと汁持ち上げに限らず!改めて汁を少し吸った旨味を知る
 
 そしてこのロールした美しいストレート麺も柴崎亭をイメージするところ。平ザルと麺箸を駆使して折りたたむように流し込む動作は、いつも目に焼きつくほどに凝視し学習しようとするオレです。そんなテク盗んでどうする気が知らんが(爆)。今日もまた美しき哉。麺顔の美しさだけでも商品価値はアップ。なのに当たり前の売価に転化しない。安倍政権の消費税アップに、果たして柴崎亭はどう反応するのか、WTOの判定やTPPその後よりとても気になる。
  
 カタメ指定を受け付けない完璧主義派。程よい茹であがりは芯の影が消えようとするタイミングジャストじゃな!。しなやかさと共に風味が残る旨さの飽和ポイント。表層はなめらかなのは言うに及ばず、整えられた麺線だから寄り添い合おうとし、スープの持ち上げに寄与します。レンゲなくとも程よい汁一体感!。前歯の千切れもスパスパ軽やか、奥歯での潰しはクチリと呆気ないが、直後に糖化した旨味と汁との一体感ある旨味が素晴らしい!。煮干の味と鶏コクの一体感も、麺の炭水化物が触媒となって爆発的に旨くなって行くね!。
 
 
 
 
<チャーシュー> 薄紅色の熱の入り加減が最高!淡麗のようで芳醇な汁の塩気にナイスバランス!
 
 ちょくちょく、トッピングの肉がいろいろ変化しているのは記憶違いなのか?。最近は落ち着いてローストポーク風。肩ロースが一番似合うな。脂身の差し具合が一番好きな部位で、仕上がりがまさに桜色!薄紅色!。あまりにも放置しておくとスープの熱で色が変わってしまうので、本格的に食う前に熱退避させるために、青ネギの上にのせておきます。中盤からゆっくり食べたいからね・・・。
 
 肉自体もなかなか上質で、風味がしっかりついている。また汁に少し浸ると風味がより拡大して旨さがわかりやすい!。これは酒に合うタイプですが、クルマで来たので辛抱辛抱。麺を巻いて食うのがちょっと勿体無いと思え、肉だけで目を瞑りながらゆっくり味わいました。もうどこから噛んでも肉の旨味が溢れるし、周囲部位の味が比較的濃ゆい部分なんて、唸るのみ・・・。そうそう、食パンでもチャーシューでも比較的、中より端っことか耳が好き。濃い風味が好きだから。
 
 
 
 
 総じまして「私の中では平成のベスト・ワンコイン・ラーメン!? どうなる令和の消費税アップ!」と言う感想。正真正銘、これがオレ的平成最後のラーメン。ごっつあんです。平成は失われた30年と言われているが、ラーメン的には飛躍の30年。進化と世界認知も広まった。日が変われば令和。令和でラーメンがさらにどのように発展と進化を遂げるのか楽しみでなりません。そんな期待を胸に、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   平成の
   思い出深き
   煮干そば
 
 
   旨さ続いて
   令和を迎え
 
 
 
 おお粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「味玉チャーシュー煮干しそば」@中華そば しば田の写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/05/01/011500
とまそんのYouTube: https://youtu.be/cR6ufH2iUI4

<暇だから・・・超行列店に並んでみた〜>
 
 とにかく折角の超人気店に来たのですからね、ここは思い切って一番高いやつを食らって、平成最後の日を盛り上げましょう。中華そばか、煮干しそばか、すごーーーく迷ったんですが、香りに負けて煮干しに決定。特製に当たる「味玉チャーシュー煮干しそば」とさせていただきました。しめて1,130円もしますが、なぜかそんなに高く思えないのは、最近「神名備@西日暮里」へ行って来たばかりだからか?(微笑)。
 
 
 
 
<全体&スープ> 香りにすら透明感ある煮干エキスの崇高さ!醤油のカエシが一層ニボ旨さを上品に引き出す感動の旨さ!
 
 おおお!これは見事な煮干の香りを運んでくる!そばにやって来ただけで香りに包まれる思い。そして全体にまるでオーラがかかったような迫力ある美しさ。デザインとしては素朴な見栄えながら、どこか吸い込まれるような透明感に包まれる煮干しそば。もはや魔力と言っても差し支えなし。
 
 通常なら肉からかっ食らいたいところだが、あまりにも煮干が香るのでスープに食指が行き着く。レンゲでスープをすくい取り、慌てて口へと運んでみたところ、キレッキレな淡麗煮干の香り高さが広がる。思わずウメェと声が漏れそうになるね・・・。分類的には「淡麗」煮干しそば。しかしこの淡麗の深さには、相当量の煮干しが投入されていると思え、パワーすら感じます。その反面、見事なまでのエグ味排除であり、ニボっとした風味が濃ゆいのに、まるで関西のうどん出汁の如く優しい味輪郭。
 
 またベースにある鶏ガラの清湯仕立ても実は素晴らしいですね。動物感の食べ応えであまり出しゃばらないところがよく、脂の色気を極力抑え気味にしているような、大人しさがむしろ好印象。それにより、他の昆布等乾物系の旨味が、マスキングされずにしっかりと感じ取れ、全体的な滋味が広がっているように思えます。
 
 一通り固形物を胃袋に収め切ったあと、ゆっくりと煮干出汁に集中して味わいました。ここで気がついたのは、汁だけだと醤油の輪郭が明確に感じられること。この煮干出汁の醤油ブラウンは優しい透明感。単に薄口醤油や生醤油だけでこんなに透明感や優しさが表現できるのかが不思議なほど。とても柔らかい透明さで、この醤油感なら、もう一方のメニュー「中華そば」もかなりイケてるはず。ますます興味が尽きません。
 
 
 
 
<麺> 三河屋製麺: 軽く全粒打ち込みで密度感やや低め!素直な麺の風合いにじわじわ汁が浸透する旨味の展開!蕎麦のようにツーーーっと啜る!
 
 かなりスリムなストレート細麺。加水はやや低めと感じますが、密度感が低く、全粒粉を少し打ち込んであります。微妙なざらつきを感じさせるところが印象的で、ちょっとした「蕎麦」ライクな啜り心地がいい感じ。茹で上げ時間も短めと思え、表面が軽く透明感出たところで十分と思われます。
 
 まさにこの麺の歯切れが楽しい!。クツクツクツクツーーーっと実に前歯で小気味よく千切れ、奥歯へ運んだ瞬間でクチリとすぐに潰れてゆきます。それら一連でも麺の風味感が心地よく、啜った後と潰した後は煮干出汁の旨味を知るといった感じ。淡麗煮干系ではよくみられる麺タイプですが、これは広く万人にウケるはず。RDBの情報では130gとのこと。通常なら物足りなさを少し感じるところですが、妙にトッピングで腹が満足したのか、そんなに不足感はありませんでした。炊き込みご飯が150円と格安なのもあって人気。これとセットで食するのが一番正解だったのかもしれませんね。
 
 
 
 
<チャーシュー> 香りと旨味がしっかり染みる上質低温調理ポーク!思わず酒を流し込みたくなる迫力!
 
 自分の中では淡麗煮干の店・・なのですが、結構に肉ボリュームがある店。両となりの多客のデフォルト麺顔見てもかなりの肉量に見えました。チャーシューメンの場合、下に下にと埋もれているので、6枚くらいはあったのではなかろうか。肩ロースの低温調理なタイプ。周囲の部分はより深く味が浸透しており、ロースト豚かと思うほどナイスな香り高さです。
  
 6枚もあると、一口に肩ロースと言ってもいろんな質感があり、濃い味、なめらかな味などいろいろ楽しめます。そしてどこから歯を入れても安易に千切れる。脂身と赤身のバランスもよく、煮干スープのビター感とも風味がよくマッチします。熟成感すら覚える風味がいいため、これは酒にとても合うタイプかと!。行列店なのであまり酒でゆっくりするとヒンシュクを買いそうだが、缶ビールくらいは絡めたかった(クルマで来たから諦める)。
 
 
 
 
<味玉> しっかりと深く浸透しながらどこかフレッシュな醤油系の風合い旨し!
 
 味玉が柔らかい仕上がり。白身のフルフルとした部分が妙に印象的で、歯を立てた瞬間に柔らかいものだから、きっと卵黄が緩いのだろうと思い噛みちぎる。すると案外ハードジェルな卵黄でトロミも粘る。白身は柔らかくフルフルしながら出汁の味がシンプルで旨しでした。それは少し醤油の輪郭を残すようで・・・しかし色合いが薄いから不思議だ。白醤油なのか??。卵黄は深く熟成したような色合いと粘りですが、甘みを感じさせるタイプではなく、塩気を薄く感じさせます。この塩気にも醤油ダレの雰囲気あり、妙にご飯との相性を感じさせます。これは炊き込みご飯に移し替えて味わっても美味かろう!
 
 
 
 
 総じまして「平成を彩る淡麗煮干しそば!令和も続く煮干し名作!ニボシスト履修必須アイテム!」と言う感想。全体を通して、最近になく淡麗系煮干で唸った一杯。もうすでに中華そばへの誘惑にハマっているオレ。令和を迎えて気合い入れってな口実で、近いうちにまた来ようかしらん。もしそうしてたら嗤ってください。そんな阿呆な気持ちにさせる美味さを讃えて、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   春雨に
   煮干染入る
   香り哉
 
 
 
   行列客も
   空腹そぞろ
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にご馳走様でした!!!

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「[限定]塩」@中華蕎麦 蘭鋳の写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/04/28/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/LwQoWAOTMA8

<10連休最初の一杯!季節外れの寒さに震えて・・・年に一度の限定ゲット!>
 
 完全に時間読み間違えてたー。開店は11:30と思ってたら、ここは12:00だったのねー。相当早い1時間半以上も前についてしまった。しかし何ともう行列が長い。一巡目も叶わず。先頭客さんどんだけ気合い入りまくりやねん^_^。もう〜〜〜季節外れの肌寒さの中、長時間待って手がすっかり悴んでしまいましたよ。限定の日はこの「塩」だけの提供。レギュラーメニューお休みであるほか、味玉などトッピング追加や大盛りもないようです。店内から一人客が出たところで、入店し空席に座りますが目の前に小皿があって、そこにお金を挟むか置くかする前金制のみせ。
 
 
 
 
<全体&スープ> これはキリリとした塩気と煮干のナイスバランス!塩と言うより崇高塩煮干!
 
 おおお!特にひもじい気持ちだったから、この質感の高さに迫力すら覚える!。まず香りが煮干の苦味をほろっと感じさせる風合い。これで煮干大好きニボシストの心に火を点ける。そして改めて肉に意識を注ぐが、見事なる半レアの濃ゆいピンク色が眩しい。赤身の配分がやや多め。周囲の焦げた部分がスープの熱気に絡まりつくように漂ってくるではないか!。一方向に整えられた麺も綺麗で、どこもかしこも計算づくめなアピールです。
 
 さてスープ。お店は「塩」と謳っておられますが、個人的には「淡麗塩煮干そば」に限りなく近い。アニマルオフか!と思えるほど、脂っぽさが低く乾物系の出汁がその分生き生きと感じられます。昆布系の旨味はさておき、とにかく煮干の表現力が素晴らしい。煮干は甘みと苦みのバランス感が、ラーメン職人のセンスと勝手に思い込んでいるオレ。こちらの煮干か塩だれには、苦みへの傾きが明確に示されており、こうなると苦みとエグ味のせめぎ合いがポイントです。いろんな煮干をブレンドされてると思うけど、感覚的には片口イワシや真鰯の旨味。うるめやサンマなどの甘めの領域は少ないように感じましたからねー。
  
 苦みが旨い。そして香りにも苦みが淡麗に感じられる。旨味を押し出すとその他のエグ味が出てきそうだが、全く鬱陶しくない。実はその名の通り、塩気が割とキッパリしており、この塩味で煮干の苦旨味を引っ張りんでいるようなイメージでふんわりと広がる味。苦みが香ばしくセンスがいいので、スープをゴクゴクと喉を鳴らして飲み干したい気分です。後半にはトッピングのローストポークの風味も加わる。赤身じゃなく脂身部分と、そして周囲の焦げ目部分。この肉香ばしさがとても旨味に溶け込み、煮干と全く喧嘩しないからさらにイメージアップにつながります。本当に今だけ2日間の提供で終わってしまうのが勿体無いと思うほどに・・・。
 
 
 
 
<麺> 加水低めで淡麗煮干にはベストマッチの風味感!やや肉厚に感じさせ食べ応えありなむか!
 
 定番の加水低めなストレート麺。パツ麺と揶揄されるタイプですが、もう少し皮一枚ほど厚みがあるイメージ。またアルデンテを少しだけ超えたようなしなやかさも幸せで、パツ麺でありながらイメージはソフティーです。意外と麺と麺が寄り添うことなく啜り食うスタイルになり、汁の持ち上げ部分については苦手かも。
 
 しかしスープが塩気がやや強めな感じですから、スープに濡れるだけの程度であっても十分に旨味補助の塩気がキャッチできているようです。前歯でクツクツっと切断した後、舌で奥歯へ運んで早めにプレス。グジグジと横ずらしをしながら味わいますが、ふわっとした麺の香りに、次第にゆっくりと煮干色が染まってくるのがわかります。さらに前述の通り、ローストポークの香り最後には移り出すので、思わず替え玉ありませんかと聞きたくなってしまうほど。穂先メンマは細切りタイプなので、麺とよく絡まります。
 
 
 
 
<チャーシュー> ローストポークがこれまた絶品!中華そば店の範疇超える高級感!
 
 これぞ絶品。サイズ・見栄え・味わい・歯ごたえ・香りどこをどう捉えても星3つであります。サイズは配膳の瞬間に興奮させるし、色合いの濃ゆいピンク色が艶めかしく見栄えが満点。薄味仕立てなのだが周囲のロースト部分が実に香ばしく、これが味わいにも溶け込んでゆくようです。また筋っぽい部分が一切なく、隠し包丁でも入れてあるのかと思うほどソフティーに噛みちぎれる。こればかりは・・・金出すからもう一枚くれと言いたい気分。でもそんなこと言い出せる雰囲気ではないが・・・・。ストイックな空間に、昔流行った変わりバンドの「たま」の曲みたいなのが流れてて、ミスマッチがいい感じでもあったっけ。
 
 
 
 
 総じまして「さすが名店!年に一度の希少価値!隙なしの崇高感高まる淡麗塩煮干!」と言う感想でしょうか?。これはもう一度食いたいぞ。今年は4/27土&4/28日のみとのこと。これを逃すとまた一年待つしかないので、ご興味そそられる方は是非足を運ぶことをお勧めします。変にシャター待ちするより、フツーに行って並んだ方が待ち時間が抑えられるような気もしますが・・・。そんな10連休最初の1杯は大正解だったと言うことで、とっとと詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   艶やかな
   ツツジ震える
   肌寒さ
 
 
 
   塩気鮮やか
   温もる煮干
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「今宵の酒(芳醇辛口純米 月山)→煮干らぁ麺→味付き替え玉生卵」@麺屋 さくら井の写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/04/27/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/v7E3_GomS_Q

<オレってやっぱり、ニボシスト・・・>
 
 最近、また急に煮干ばかりが食いたく思えてくる。季節の変わり目?春になるとそうなる?。妙なスイッチが入ると、そればかり固執して食う性格だから自分でも困る。心は煮干色に染まってしまい、今オレは完璧にニボシスト。ここ最近で一番心に残ってる煮干を食いに行こう!。胸に手を当てて考えると、もうここしかないよね。・・・・そんな気持ちで今回も「麺屋 さくら井」へとやって参りました。
 
 
 
 
<酒> 芳醇辛口純米 月山(吉田酒造/島根県)
 
 まずはお約束の「今宵の酒」。辛口を揃えていることが多いんですが、今回は甘口と辛口が置いてあって、辛い方をいうとこれだと勧めてくれました。島根の酒蔵らしいね。これをつまみながらどうぞと、味噌っぽいのを差し出してもらった。味噌の芳醇さがありながら塩気は低く、麹の甘みが実にまろやか。濃密な旨味なので、少し口に入れるだけで酒を流したくなる味。
 
 その味が残ってたのもあるが、実に芳醇さがある酒ですな・・・。純米というと、少し甘みの残る味わいでズドンと分厚い醸造感があるものだが、すごくキレがある。ピキーーーン!とした辛口の冴えすらあって、いくらでも飲めてしまうヤバイやつ。日本酒は全然詳しくないから、黙って純米大吟醸だと言われても、オレ多分わからないと思うよ。とにかく飲みやすさある純米酒。こんな美味い酒が、家の蛇口から出てくると嬉しいんだが・・・。
 
 
 
 
<全体&スープ> ちょっとだけ煮干度が上がったか?いつもよりちょっぴりモスグリーンでエキス度高まる?
 
 おおお!?もう何回も見て来て食った馴染みの麺顔。ところが記憶違いじゃないなら・・・少し煮干を変えたかバランスを変えましたかね?。心持ちセメントちっくな色合いと言うか、モスグリーン入ってませんか?。そして煮干の成分による泡立ちも強めで、丼の内壁にも微妙に貼り付いている。もしや苦味方向へ転換したか!?。
 
 初めて食う時のように、ちょっと神経尖らせながら味わいますが、いつもながらの甘みがちでふくよかな煮干感。うまい・・・。特段に味が変化したわけでもなさそうです。同じ味にしようと思っても多少のブレがあると思うが、しかしこれはどこか意図的に何かを変えた感はありましょう。食い続けてゆくうちに、だんだんと煮干度がやっぱり濃ゆいかもと思えて来た。
  
 こちらの煮干は苦味を極力抑えているのが第一の特徴。なので片口鰯のニボニボ感は使わず、もっと甘みのある種類を使ってると勝手に思ってます。アゴ煮干はウンチク書きにあったので、確かになる程と思う。ただブレンドしてるとしたら、平子とかうるめとか、また白身系の煮干と思われ、出汁のまろやかさが生き生きとしています。また岩海苔の風味がナチュラルに感じ取れ、煮干味と言うより、出汁が漂う煮干感と言う感覚でいつも味わってます。昆布とか椎茸とか、そんな乾物旨味とバランス取れていて、お互いの味でマスキングし合わないようなセンスの良さがいつも気に入ってます。なのでいつもは煮干をあまり意識しないで食ってるんだが、今回は煮干の輪郭を感じながら食べ進めたイメージ。そして・・・嗚呼、やっぱり美味い。
 
 
 
 
<麺> パツパツさは控えめで風味感は高し!汁との絡みも抜けにくく持ち上げもイイね!
 
 今回も麺がうまい。微妙に風味が残るように、中心部だけ少し芯があるような・・・・いわゆるアルデンテ。それを少し通り過ぎた感があるが、そこがまたいいね。汁を吸い込んでうまいタイプの麺だから、あまり塩気や味の濃ゆい汁より、淡麗系の旨味深い汁の方が似合うと思います。表面に軽く滑るそうもあり、そこがまた滑りを良くさせている。口あたりから舌触り、そして喉ごしまで滑らかでシルキーにスベりまくるイメージです。
  
 特に良いのは、麺と麺が寄り添いやすいしなやかさ。汁を持ち上げやすく、出汁と麺の風合いの一体感が一層進みやすい。クチクチと噛みしめる前に、すでに旨さが融合しつつあるって感じで気持ち良いです。また今回は煮干度が少しアクセルかかってて、その泡立ちに煮干エキスが浮いているんだが、麺の地肌にそれが貼り付いて上がるので、ちょっと面白い味だったかも。玉葱微塵カットまでは貼り付けないけど、何れにせよ全体的な一体感は今回はすごくあって旨かったと思う次第です。
 
 
 
 
<チャーシュー> レア感が煮干とも合う絶品肩ロース!鶏胸肉もしっとりと淡白な味わい!
 
 レアチャーシュー。これも「さくら井」の人気看板の一つ。ほぼ生なんじゃね?とも見えるけど、熱の通し方に非常に神経を使ってると思われます。生肉の中にさしている脂部分だけが蕩けたような・・・そんなしっとり感。余計な部分は包丁で削ぎ落としてあるため、全体が刺身のトロのような威厳すら感じます。どこから食っても、歯を立てても面白いようにソフティーに千切れる。隠し包丁なんかも入ってて、実は仕事が細かいのだ。完全なる薄味で肉本来の旨味が、ジワジワと染み出してくるような味風景です。だから冷酒がやめられない。酒なしでここで肉食うのはもったいないと・・・最近思えて、ここではいつでも酒を飲むこととしてます。
  
 鶏肉もうまい。いつも2種乗せてくれるのが嬉しく、肉増しを別皿でいただくときなど、柚子胡椒が添えられてて、それをネジつけて食う鶏肉は実に美味いよね!。今回は煮干の汁にどっぷり浸からせてから食ったけど、肉と煮干って別に相性が良いとは思ってなかったが、実に喧嘩せず仲良い味関係で、思わず目を伏せて味わうオレでありました・・・。
 
 
 
 
<替え玉> 絶対に生卵おススメ!替え玉が旨い店東京トップクラスじゃよ!
 
 まだまだハマるアイテムがあった!。それが「味付き替え玉」。最近になってよりこの替え玉の旨さを知りました。これを限定で「汁なしまぜそば」として売り込んでもいいのでは?と思えてならんっす。まさに替え玉も東京トップクラス。私の中では、替え玉グランプリっていう位置付け!。
  
 見た目わかりにくいが、ただ茹で上げた麺を盛っただけじゃないです。魚介醤油のタレを丁寧に混ぜこんで、麺全体に馴染ませてます。「よく混ぜてからお召し上がりください」って言われること、よくあると思うけどここでは必要ないね。完璧に混ぜてくれるから、ただ薬味を全体に馴染ませるためだけに、かき混ぜるだけ。これは味付けが偏らないだけでなく、麺と麺が貼り付いて解けなるなる(ダマになる)ってことがない。非常に食べやすい。そして汁の中で泳いでいる時とは、また違った麺の風味を感じるのがいい。今度は麺のグルテンが香り立つような風味が、軽い塩気と甘みによく似合いますよ!。
  
 絶対に生卵を溶いてスキヤキ風にして食べるのがいい。これはオススメどころか、これをやらないと片手落ちもいいところでっせ。永福町系大勝軒や二郎系でよくやるパターンですが、淡麗系な替え玉を生卵を絡ませるのが、こんなに美味いとは最近まで知らなかった・・・・。本当は、煮干系が食いたかったんじゃなく、この替え玉が最終目的でここにきたのかもしれない。
 
 
 
 
 総じまして「淡麗煮干は更なる進化で崇高煮干!替え玉プラス生卵で旨さ昇天!」と言う感想。だいたいどれ食っても美味い店なんだが、トッピングのすべてどころか、替え玉までもが完璧。夏場は冷やしも度肝を抜く旨さ。もはや武蔵野市の誇りのようなラーメン店でございます。今後も何回も来るでしょう。じっくりと腰を据えて頑張ってほしいな・・・長い間見守り続けますから。そんな尽きない応援心を持って、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   煮干麺
   日々の進化か
   また唸り
 
 
 
   桜過ぎても
   さくら井旨過ぎ
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「煮干しそば」@麺尊 RAGEの写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/04/24/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/CANCIxg4R0s

<煮干はいつも変化し進化し続ける・・・やっぱりオレはニボシスト>
 
 ああああーーーーもう、早く大型連休になってくれんかなーーーー。休日午後になると、もうよく週明けのことを感じ始め、気分は憂鬱です。世の中は病んでいるのか、そう言う人々を救うために、ちゃんと休日昼間でも居酒屋さんは営業しており、いろんな客層を店内に飲み込んでゆきます。そして案外一人呑み客って多い。あそんな感じで、吉祥寺から荻窪にかけては、楽しいエリアでございます。命ある限り通い続ける阿呆をお許しいただきたい。今回は、まだ明るいと言うのに、〆ラー気分で「麺尊RAGE」へと行ってまいりました。
 
 相変わらず・・・・ごっさファンキーな店前アプローチです。そしてどこか妙に哲学的な雰囲気もあるポップな雰囲気。ラーメン以外の発信が意欲的でそこが若い人を惹きつけるのか。店前で並んでるオッサンはオレ一人で酒臭い。隣で並んでるお姉さん・・・オレとの距離を置きたがる。
 
 
 
 
<全体&スープ> 時代は淡麗から芳醇へ移るのか・・・苦味の中に芳醇な甘みとカエシの風味を感じながら
 
 おおお!何だか久しぶりな気がしますが、最近段々とイメージが少しづつ変わってきてる。醤油ブラウンがやけに今回は明るく感じる麺尊煮干。そしてどこか全体的に慎ましやかに感じるのはなぜか。チャーシューの配置が、自分の記憶と違ってこじんまりしつつも立体的に変化したから。そうなのだ、ゆっくりとゆっくりと、同じメニューでも変化してるのだと、今更ながら気が付いた。そう思って前回実食の自分の記録を見てみたが、実はあまり変わってなかったりする(爆)。
 
 人間の記憶力とは曖昧極まりないね。しかし一番最初に出会った頃のと比べればどこか変わってる(この最初の印象が自分の中では強かった)。今の麺尊煮干は、少し「芳醇」さが出てて本当に旨いと思う。そこがいいんだよね〜。煮干の中に甘みがあるような・・・なんて過去のオレは語ってる。今回の一杯は苦味は苦味であるけれど、雑味が本当に少ないので非常に食べやすい。雑味をあえて残すようなイメージが勝手にあったもんだから、それを変化と感じてとても興味深く味わいます。見た目だけ言うと、以前のスープに少しばかり煮干らしいモスグリーンな風合いが溶けていたが今はない。また濁り方も今は煮干の粒子がより細かいイメージ。霞度が低くて綺麗になってる。
 
 今回特に旨いと思ったのは、煮干以外のところ。妙に醤油が映える。伸びる。通る・・・。煮干系の苦味が輪郭作り、甘みが芳醇と感じさせた後、後味に醤油ダレの後味の如く・・かすかに香る気分。醤油ダレのカエシが煮干の旨味を引き出しているのかもしれません。これは本当に唸ってしまった。またそれだけでなく、これは本当に妄想だと自分で思っているんだが、まるでもう一つのレギュラーメニュー「軍鶏そば」の出汁にも通じる、ふくよかさがベースにあるようなムード。この傾向は今の淡麗煮干の風潮なのでしょうか?。一時のニボニボ出しまくりの時期から、少し脱却した煮干が今は多いような気がします。
 
 
 
 
<麺> 三河屋製麺:「煮干=パツパツ麺」もゆっくりと「しなやか」に感じつつ・・・
 
 煮干そばには「パツパツ低加水麺」。これは実に分かりやすいうまさで大好き。これも過去はパツパツイメージで捉えていたんですが、大枠は変わってないけど、多少しなやかなな雰囲気があってこれも旨い。これはさすがに気のせいだと思うので、あしからず。
 
 ちょっと酔ってたからか、妙に香りが良くて啜りが進む。汁を軽く吸った感覚があって、麺が寄り添いやすく、汁の持ち上げがあってさらに汁を感じます。前歯で千切るとクスクス感覚は薄く、徐々にクチクチと粉感覚が低い思う。その分グルテンが旨味を吸い込んだような旨味ある部分が広がり、奥歯で噛み潰す楽しみが増す感覚ですかねー・・・煮干もうまいが、ベースの鶏ガラエキスも染み入って旨し。いや・・・香味油のニュアンスか?。ともあれ油の貼り付きあって、つーっるつる!。あとは欲望のナスまま、ズボボボボボボボボボボボーーーーーーーーっと一気に啜り食い。
 
 
 
 
<チャーシュー> レア系と燻製系の二種の旨味がとてもコントラスト鮮やかなのだ!
 
 麺顔は以前とは変わってる。ちょっと肉自体がこじんまりしてきたかな?。しかし質感はさすがです。例えば鶏ムネ肉。これ実に小さく見えるけど折りたたんであるだけ。そして広げると鳥わさか!と思うほど半レアな一品。念には念を入れて奥歯で噛み潰してから飲み干しましたが、いやいや実にうまい。冷酒が欲しくなるが、さすがに麺尊では絶対に今後も置かないと思います。
 
 そしてバラ肉。かわいいサイズになったけど、質感はむしろ上がったか!?。燻しでも入っているのか、まるで周囲が金華ハムかと思うほど肉熟成した旨味に溢れる。中は脂身の柔らかさがあって、スープと混じって噛むと甘く滲む。これなら次回は特製にするよ絶対に。
 
 
 
 
 総じまして「王道のようでどこかがいつも変化!淡麗極まる一歩手前の寸止め海峡煮干麺!」と言う何のこっちゃなる感想。一時期、毎日通った店なので久しぶりに行くと色々面白い発見あり。と言うより・・・週明けが怖くて、すでに西荻周辺で軽く飲んでから食ったので感じ方が曖昧だったのかもしれない・・・ごめん。ともあれ、同じことを繰り返しては進歩なしと、今回は煮干しそばから人生を教わった気分。煮干しそばを見習って、できる範囲でもいいから、少しづつ変化成長していかねばと思うオッサンなオレでした。酔いが回りすぎたか・・・ピンクの像が見えてきた。やばいのでもう・・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   休日も
   残り少なく
   気が重く
 
 
 
   既に憂さ晴ら
   西荻酒場
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「辛い煮干つけそば 中盛・1辛(基本)」@NIBOSHI TSUKEMEN 凪 新宿ゴールデン街店新館の写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/04/23/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/hx2FOzjieho

<凪の進化が止まらない!>
 
 日曜日、異様に朝早く目が覚めて、うだうだと日常の生活を始め出します。もうすでに月曜日のプレッシャーを感じ始めて、夢でうなされただけなんだよなー。秋を迎えると別の仕事をしているかもしれませんぜまじで。でもなんとしても生き延びるぜ・・・・。そんな苦ぁーーーーい気持ちの朝で、日曜から朝ラーメンしようと思えど、それはなかなか見つからない。24時間営業の店へ行くか!。やって来た新宿歌舞伎町界隈でございます。
 
 
 
 
<全体&つけダレ①> 舐めてはいけない辛さの基準!デフォルトレベルが完成度高し!
 
 おおお!モヤモヤを打ち消すような迫力!つまりいきなり圧迫感を与えるつけダレ風貌。まず濃厚煮干を感じさせる泡立ちの多さ!。そして追加した煮干粉がこんもりと溶けずに浮いているし、さらにその上には赤唐辛子の粗い粉が相当かかってる。まさしく平成のラーメン界を彩った旨辛ブームと濃厚煮干を継承してますねー。凪のセンス良さをやはり感じ取ってしまう。
 
 まずは何をおいてでもタレから味わおう!。レンゲをさしてまずは味わうが、やはり凪の個性的ニボシパワーの洗礼を受けます。ちょっと苦手と思う人が居ようがお構い無しのニボシのエグ味感(良い意味で)。そして煮干粉と赤唐辛子の粉をゆっくりと沈めて、じっくりと底まで突っ込んでかき回してゆきます。また一段階シフトアップしたような、煮干度合いと辛さ度合いが深まる。
  
 スタフ君の事前説明にちゃんと従っておいて本当に良かったよ・・・2クチ以降では感謝すら思う。これはデフォルトでも相当辛いのです。ヘタレと言われようが、美味しくいただきたいもんだから、抑えめ過ぎるかと思ったけれど「基本:1辛」で十分な辛さです。辛いと煮干のエグ味が少し昇格したような旨さに感じるのが不思議。決して辛さでマスキングした感じでなく、辛味がニボニボ感をよりスマートに仕上げるようなイメージです。ではもっともっとスマートな旨さにしようと辛さを増すと・・・バランスを崩す。旨さの積み木崩しという感じでしょうか・・・デフォルトレベルが計算高された完成度だと思えてなりません。
 
 
 
 
<全体&つけダレ②> 旨味の決め手は意外な野菜!?・・・それは焦がし玉葱!
 
 最近、凪系は全般的に足が遠のいているのだが、凪さんに興味を失ったわけではありません。それより・・・東京のあちこちに乱立する煮干こだわりの味わいに、少しばかり退屈に似たようなものがあったのかも。煮干好きは、よく「ニボシスト」と揶揄されますが、そんなニボシストたちの気だるさを一瞬でかき消すような、新しい旨味の風が吹き抜けて行きます。これは何の味だ?。豚骨エキスで「ネオまたおま豚魚系」へ移行?。辛さの隙間に煮干以外の甘みと香ばしさがあるが・・・一体これは何の甘みだ。
 
 それは「焦がし玉葱」だと思うのだが如何に。煮干そばの薬味にフレッシュな玉葱微塵をよく付け合わせるので、別に玉葱が目新しいコンビネーションでもない。ただし、もし焦がされたそれが今回の、味決め手のポイントだとしたら、焦がしネギじゃなくて焦がし玉葱にしたことに、発想力の素晴らしさを知ります。焦がしの風味なら、「マー油」でも別に良いはず。あえて玉葱にしたのは、「香ばしさに甘みをプラス」させたかったのでしょう。辛い煮干とうたいつつ、辣油と山椒の強弱レベルをつけるのはお客さん!後は任せる!といった無責任さがないからいいね。
 
 
 
 
<麺> 少し締まり気味でモチモチした食感の中太多加水麺!汁抜け加減が丁度良い!
 
 ご存知!凪は、並・中盛・大盛が同一価格。大盛ってほど若くないオレですが、口卑しさがどうしてもありまして並盛でスルーもできず。中盛という設定は非常にありがたくそれにさせてもらいました。思えば凪系でつけめんって初めてもしれない。しかし馴染みのある多加水系で、多少の捩れはあれど殆どストレートなフォルム。茹で上げで周囲はやや透明感がありつつも、中心部は引き締まりがある食感です。風味を感じさせるタイプではなく、グルテンの甘みでしっかり馴染むイメージのようです。それにしても艶々としてて、光り輝きますな。水切りが甘いのかと逆に心配してしまうがさにあらず。
 
 さてつけダレに投入しますが、ツルツルさが幸いして辛いタレは適度に抜けて行きます。ガッツリと絡まるようなことはなく、適当に旨辛タレがへばりつく程度。微妙に煮干のエキスと赤唐辛子のカケラが貼りつくところはご愛嬌。ズボボボっとすすることも可能なライト感覚で滑ります。前歯でプツプツと切断してゆくのが明るく思わせ、奥歯へと運んで順番に潰してゆくと、辛くてニボっとした味わいの中に小麦の甘み!。糖化した旨味が生まれて実に趣深い味わいが広がりましょう。さらに感心するのは、中盛りを食いきった後でも、つけダレに冷めた感覚があまりないこと。この麺だとアツモリも面白そうで、そうなると一段とホットな刺激がキープされるかもです。
 
 
 
 
<一反木綿> 凪の代名詞的存在感謝!やっぱりイイね!ボリュームも文句なし!
 
 おお・・・楽しみが尽きない。凪と言えば一反木綿。つけダレの方にしっかりと沈みながら入っております。それを箸でリフトしてゆくが実につけダレ塗れで、いつもより重さを感じるほど。途中で箸から抜け落ちるほどです。
 
 それが3枚は確実に入っております。これは麺とはうって変わって、つけダレとよく絡みますから味わいとしては濃ゆい。刺激的なパンチの片鱗を感じつつ、チュルチュルチュルリン!と吸い込み味わいます。ワンタンの皮よりも肉厚でサイズが大きい。あの滑らかな快感がいつまでも続けばいいのに・・・・と思うなら、凪で一反木綿を啜りましょうぞ!。一度はやってみたいのが・・・・麺なし一反木綿に変更!ってやつ。一年分の肉厚チュルチュルチュルリン感覚を、5分に凝縮したらどんな気持ちになるのか・・・死ぬ前に一度試してみたい。
 
 
 
 
<チャーシュー> 実にゴージャスで完成度の高いローストポークではないか!タレをソースのように絡め食う!
 
 凪は煮干の店なんだが・・・実に肉にも力を入れてますね。この肉感って素晴らしくないですか?。ローストポークが半端ない上質な仕上がり感で、色が桜色しとりますがな。実は席に着くと、「選べるトッピング」なるリストがあって、肉追加を激しくオススメされてしまいます。一枚100円だそうですー。これには確かに値する味わいと質感ではあります。
 
 
 三元豚を使用とのこと。要するに肉がとてもきめ細かくて嫌味が一切なく、しかも香り高い。柔らかさもハンパない。高級オードブルとしても通用する質感であります。そのままで食うのがいつもの自分なりの流儀なんですが・・・今回は焦がし玉葱が効いたつけダレが妙に気に入り、それなら肉に絡ませてみようという考えに。でろっとつけダレに浸し、一気に引き上げます。すると膜をまとったようにタレが絡まる。斑点のように唐辛子がへばりつき、妙に旨そうじゃないか。そこを一気に口の中へと運びますが、つけダレの焦がし玉葱風合いが特に生き生きと感じられ、ニボ感控えめに楽しく食えました。ううう・・・・これなら、スタフ君の意見に素直に従って、肉追加をしても良かったと激しく後悔です。
 
 
 
 
<スープ割> 備え付け専用ポットのセルフタイプ
 
 〆のスープ割はセルフ方式。もう日本全国のつけ麺屋にどれだけ出荷したんだろうと思われる、あの見慣れた銀色の保温ポットがカウンターのあちこちに配置。セルフでそそぎ入れます。いつもより多めに!多すぎると思うほどにそそぎ入れましょう!。つけダレの減りが少ないのか?、また温度が増して辛味が復活するからか??・・・なかなか薄まったイメージになりにくい(爆)。
 
 かなりシャバシャバになった量で、なみなみとなってしまったが、それでちょうど旨しなレベルでした。1辛レベルでもそんな感じですから、少しでも参考になれば幸いです。淡い煮干でマイルドに落ち着いたスープ割りが異様に美味しかった!ここ最近味わったスープ割ではトップクラスだったかもよ!。
 
 
 
 
 総じまして「更に旨さと勢いに進化の兆し!どこまでも行けよ行けば分かるさ旨辛つけめん!」と言う応援気分。またいつもの凪の味って思って来てみたら、嬉しいしっぺ返しの旨さという展開。今後、凪系では辛いつけめんばかり食うかもしれない。そんなハマった気分でこれは激しくオススメいたします。そんな洗脳気分のままですが、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   色と金
   欲望の街
   歌舞伎町
 
 
 
   我は食欲
   エロニボシスト
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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