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とまそん@ラーメン食べて詠います

男性 - 東京都

自分のラーメンライフを振り返ってみました・・・https://hikakujoho.com/manekai/entry/20180712

平均点 83.216点
最終レビュー日 2019年5月23日
3,738 2,370 13 22,192
レビュー 店舗 スキ いいね

「追い鰹そば」@麺屋 猪一 離れの写真サクッと見るなら・・・
https://www.ramentabete.com/draft/StRBUV9rsB9NzyuiyrgRvE72COo
YouTubeにまとめたよ!
https://youtu.be/pgPGNoS-Mek

<京都のモダニズム和風ラーメン!新たな京都ラーメンの躍動!?>

 今回の狙いは「猪一 離れ」さん。四条寺町界隈にある店のセカンド展開でして、当然本店の味を気に入っての訪問。なぜ本店を気に入ってると言うと、「本気の京風」なる味わいが素晴らしいからです。一般的に京都ラーメンはこってり!と言う認識がすでに広まり、それにエキセントリックに流れるのも歓迎です。しかし、この展開は、いわゆる想像しやすい「京風」に感じさせながらも、その上質さがいいのです。決して観光地にありがちな、「なんちゃって京風」とは違いが明らかなのだから。


 帰りの新幹線の時間都合からあまり余裕なく、開店時間を狙ってみましたら、ちょうどカウンターが埋まった程度でラッキーでした。作りはいかにも小料理屋的な店箱。余裕あるスペースがいい感じで、板前的な料理人がキビキビと動いてます。京男と言うのもかっこいいですなー。実はメニューがラーメン以外にとても豊富で、ここは夜の部に楽しむべき店ですよ。予習不足でしたー。




<まさにお出汁を味わうような澄み切った上質感!はんなり魚介に薬味の儚い旨味!>

 接客は飲食業の基本。いや命。ちょっとカタコトかな?と思える研修中の女子が、一生懸命であり、また心がこもってます。こちらは、配膳の際にちょっとした説明があるようでして、薬味の「スダチ」を後半にお好みでどうぞ・・・と言うのが実に好意的。心が緩みますー(すけべな意味でない)。そんな麺顔はこんな感じ。


 おおお!京都に来て良かったーと思わせる、上質感とはんなりさ、そして明るさと優しさが溢れる麺顔ではありませんか!。和食屋が本気でらーめん作ったらこんな感じになるのだろうか。見栄えの美しさには、ラーメンを忘れさせないところもポイントです。出汁が透明のようで霞んでおり、トッピングの随所に気の配りようが伺え、迫力がまざまざ。この一杯は別に「特製」ではありません。デフォルトメニューで価格は800円。コスパの良さも随分と光る!。


 スープがアニマルオフなのだ!。チャーシューから滲むエキスは多少あっても、いかにも和出汁のフィーリング。塩らーめんではなく、白醤油ベースの出汁は、メニュー名の通り鰹エキスがふんだんに入っております。なので私個人的に京都で生まれ育った身としては、「おうどん」の出汁を少なからず連想します。うどんに白醤油なんて使わないのですが・・・。醤油系でイメージしやすいカエシが実に低い。塩気があるのかと思えるほどに、芳醇な甘みに包まれます。しかし甘ったるくは決してなく、昆布を主体とする乾物の出汁が深く滲むイメージ。


 かと言って魚介エキスプンプンと言った出しゃばりがない。一番出汁をすすっているような、華やかかで、はんなりとした優雅さに包まれます。味が少しヴィヴィッドに感じる部分は、薬味の弾ける風味や滲み出る味わいでしょうか・・・。例えば白髪ネギの甘さと清涼感が、この出汁では如実に感じられると言う展開ですよ。


 スダチを投入して見ましょう。それは柚子胡椒にようにすぐに味が現れる訳ではありません。しばらく間を置いてから、香りから感じる広がり。香りを感じたところでほのかな酸味を感じ、それが白出汁に微妙な変化を感じさせます。そのままだと通り過ぎてしまうような広がりかもしれない。


 テーブルセットの中から、私は「粉山椒」をチョイスしました。やはり「おうどん出汁」イメージだったから、京風ならこれでしょう!。山椒の薬味が微妙に出汁の元となり、華やかさが増しますから・・・好きなんです。幼少の頃からこの粉山椒が好きなので、依怙贔屓してしまう味かもしれませんが。


 

<出汁を吸いきった椀物煮麺のようなしなやかさ!クスクスと切れ込む仕草は女性的細麺!>

 実は、白出汁よりもこの麺の方が、京風の凄みを表現しているかもしれない・・・。どこの製麺所かと店内キョロキョロして麺箱探しましたが(怪しいラヲタ丸出し)、不明でした。これは、この出汁とベストマッチと言うか、この組み合わせしかないだろう!と言う遭遇。デフォルメした例えが許されるなら・・・、椀物の中に泳ぐ「にゅうめん(煮麺)」の如しと言った感覚か。


 口当たりがまず、ツルツルでしなやか、そしてライト。多加水と言うより、随分と汁を吸い込んだような膨らみと丸みを感じる印象。ですが決して「伸びた麺ではない!」と強調しときます!。


 出汁を味わうための麺と言い切ろうか・・・まだ迷ってます。汁を吸い込むばかりでなく、割と麺が揃い易く、後半になるとスープの持ち上げが半端ない!。しかし、スパスパと切れ込む前歯の千切りが、儚くも優雅。密度感が低くてグルテンの風合いのアピール少ないはずが、ほのかな麺風合いがありなむか・・・。この部分は非常に観念的なので、あしからず。とにかく全体感は期待を裏切りません!。



<少し放置したしゃぶしゃぶ肉のように〜柔らかトロトロなスライス肩ロース肉!>

 ご立派なチャーシューで手が混んでいるはずなのに、「しゃぶしゃぶ肉」に例えるのは失礼!。実は・・・実家で宴会となれば、しゃぶしゃぶが定番なので、つい思い立っただけ。・・・・いやそうか?それだけでもない!。ふわふわな繊維質で、複雑な階層をなす脂肪分がナイス!!!。半レアチャーシューと思うけど、香りが飛ばない程度の絶妙温度感の白出汁に浸って、ミディアム峠越えの色合いです。


 これを先入観なしに食らうと、脂身のとろける旨さが絶品。スープが「アニマル・オフ」だろうから、逆にこれに浸すと動物系脂旨味が際立つのだ!。マジかよ・・・・これは唸るしかない。白出汁!麺!と京風局地な展開の中、この対極にあるチャーシューが泣ける旨さ!。もっとくれ・・・・と心底思うけど、ゆっくりしている時間はない。これ食ったあと55分後には、東京行き「のぞみ2●●号」に新幹線に乗らねばならないのだから・・・。




<メンマでなく「筍の煮物」が嬉しい〜!しかも味玉にハズレなし!>

 京都と筍の関わり合いは深いっす。エジソンが電球を発明したときに使った「フィラメント」は、京都の竹なのだと、小学理科の授業で叩き込まれた京都市立の小学生。いまでもそうなのでしょうか。また、昔は、生の筍が普通に八百屋で売られていて、自宅で米糠と共に煮てアク抜きなどを手伝ってた子供の頃のオレです。そんな体験から、「先っぽの筍」なんて滅多に食えるものではなく(その部分は親父が食う権利あり)、貴重さが身に染みてる。なのに、平成最後の夏の現代では、その先っぽだけが、量産的にラーメンのトッピングに乗ってるのが・・・本当に不可思議でなりません。


 つい熱くなってしまった筍の記憶。当時は若竹煮で食らう機会が多く、このように出汁醤油でしっかりと煮付けられた筍は印象に薄いです。その反面斬新ですが、この味付け理由は「メンマ」をオマージュしているのでしょうか。割とくっきりとした味わいで、酒のツマミにもなりそうです。


 そして味玉。ハーフサイズだけど、あるだけで嬉しい。君(黄身)がいるだけで、心が強くなれる。定番です(何のだ?)。割と浅い漬け込みを感じる印象ですが、これは白出汁ともろとも流し込むように口に運ぶのがいいでしょう。白出汁の甘みと卵黄の熟成した旨味が、チュルンと一体化した感覚で食いきれる。舌にまとわり過ぎない卵黄の旨味と言うのも、はんなりとした旨さですね。



 総じまして、「創作意欲に燃える京風!ネオ白出汁そば!」と言う感覚。京都生まれの私としては、むやみに京風と言う言葉を使いたくないけど、これには脱帽するしかないですよ。ラーメンソウルもしっかりと守っているところも秀逸。「こってり系」だけでない新しい京都ラーメンを築き上げていただきたいと、強く思います。京都(実家)は、盆と正月にしか来れないけど、少ない機会を利用して、長く追い続けられればなと・・・期待です。そんな感動と期待を忘れないうちに、とっとと最後に詠って、いつものように絞めたいと思います!。



   湿る風
   雨の送り火
   しとしとと



   帰省最後に
   啜る白出汁



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「煮豚のせ中華ソバ 自分で仕上げる スグキのせ出汁茶漬け」@らー麺や 与の写真サクッと見るなら
http://www.ramentabete.com/entry/2018/01/02/144727

<ほっこりさせるスグキ茶漬けー!偶然出遭って幸先いいぜ!>
 
 東寺散策!しかしそれだけが目的では無かったわけでして、実は2018年度のラーメン活動のキックオフをこの界隈で目論んでおった次第です。つまり予定調和。そんな今回のターゲットは「らー麺や 与」さん。実は、関西泡系のラーメンを食ったことがなく、ここにカプチーノつけ麺があると前々から当たりをつけていた次第です。やはり食いたいものを食いたい!と言う欲望には勝てなかったと言う、煩悩の塊のまま突撃してしまいました。
 
 しかし、実際に行ってみると・・・正月営業にはよくあるパターンとして「正月限定メニュー」しかないのでした。限定の「煮豚のせ中華ソバ 自分で仕上げる スグキのせ出汁茶漬け」と言う誠に長ったらしい一本勝負とのこと。いえいえガッカリするどころか「スグキのせ出汁茶漬け」とは思わず嬉しい悲鳴をあげてしまいそうですよ!京漬物としては、千枚漬けとしば漬けが有名ですが、通はやはり「スグキ」ですよね!こんなところでスグキ茶漬けが食えるとは、お年玉をもらったような喜びを感じてしまいました。京都のラヲタ極まれりなメニュー構成です。
 
 
 
<京都スタンダードの背脂感じさせつつ、きっぱり甘みのある醤油清湯が和む>
 
 しっかし、京都市南区の住宅地にポツネンとあるラーメン店で、正月2日からラーメン食うなんて・・・極めてローカルなラーメン好きしかおりますまい。訪問時、相当ディープな常連さんばかりに囲まれて恐縮しながら座って待っておりました(笑)。ポイントスタンプを押す押さないで楽しそうに揉めてるのを苦笑いしつつ・・・。そんな和気藹々な中を、一緒に配膳されたのがこの麺顔でございます。
 
 おお!第一印象としては、お上品な肉そばですな。煮豚の存在感もさることながら、個人的には東京のラーメンに近い醤油感を覚えます。しかし、よく見ると背脂が浮いておりますし、京都スタンダードをきっちりと踏襲しとりますねー。写真メモを適当にすませて、早速レンゲでスープをすくって味わいます。
 
 煮豚のタレ?それとも??スッキリした醤油感で背脂の重さは感じませんが、円やかな甘さが広がります。その甘さはベースの鶏ガラ出汁をマスキングした感じがありまして、味醂か鴨だしでも滲んでいるのかと思うほどの上品な甘み。醤油のエッジまでがまろやかに感じる甘みです。そこに岩海苔の風味が後半徐々に浸透し、魚粉も重なりだして旨味のカオスが広がってゆく展開です。
 
 なぜこれほどに重厚なまろやかさなのか・・・それは茶漬けに続かせるためかもしれません。今から思うとね。
 
 
 
<密度感が若干低めのストレート麺!淡く芯を残して風味よし!>
 
 角細タイプのストレート麺ですが、割と風味も感じるところがいい感じです。加水は中の高め程度かな・・・密度感が低くてスパスパと前歯で切れる感じが良いです。汁を吸いそうでそんなでもないのが印象的で、淡く芯を残すような記憶です。なのでグルテンの風合いが持続すると言う感じ。奥歯へ運んでクチリとプレスすると、汁を吐き出すようなイメージもあまりなく、スープは濡れる程度の関わり合いでしょう。
 
 表層は漆喰のようにきめ細かいツルツル感で、背脂が一部張り付いてスルスルズボボボボボボーーーっと心地よく駆け抜けるのがナイス。喉越しもシルエットとして楽しめるところが、私の好みには合いそうです。
 
 
 
<圧巻の三種盛りのチャーシュー!ラヲタへのお年玉!!!>
 
 メニュー名から煮豚のチャーシューのみと思っていたところ、3種盛りだったのは嬉しいー。まずデフォルトと思われるピンク色した低温仕立ての肩ローススライスは、正月の御節にも通じるような高級な仕上がりです。適度な塩気と微妙にスパイシーな香ばしさが、いかにも酒に合いそうです。汁の熱によって少しづつ色変わりをしてゆきますので、早々に食べきってしまいました。また低温仕立てといえばもう一品、ロースか腿??の部位の炙り肉があって、これも表面は香ばしく、中身はレアっぽい甘み、と言う廿構成の味わいで楽しませてくれます。ワサビか何かを乗せて焼酎と合わせると美味かろう・・・・なんて妄想もしてしまいます。
 
 そして角煮っぽいサイズでブロックカットされた煮豚が、秀逸です。箸で摘み上げるだけで一部はほろほろと崩れてしまいますし、噛むと繊維に沿って解れて行きます。そして煮た味わいが深く滲み出ており、スープにもエキスを還元してくれます。スカスカっとしながらも、汁を逆に吸い込んでジューシー!。面白い肉味構成で、飽きさせない味わいですねー。
 
 
 
<京都人のDNAを揺さぶる「スグキ」が泣けるー^_^ >
 
 京都人なら慣れ親しんだスグキの茶漬け・・・・人により好き嫌いがありそうなのを、よく勇気を持って提供してくれました!。スグキ独特の酸っぱさが、寄せ付けない感じがあって、幼少の頃はどうも好きになれなかった京漬物。これを葉の部分も細かく刻んでトッピングされております。炙り肉を解したのもトッピングされておりますので、スグキ独特のクセはかなり低めとなってます。
 
 食べ方は、ラーメンスープを自分の好みで投入して、スープ仕立て茶漬けとして仕上げてくれとのこと。一杯づつレンゲで調整しましたが、私としてはレンゲ3杯程度が好みでした。非常にあっさりと華やかなシメ飯となっておりまして、これなら900円は気持ちよく払える!
 
 
 
 総じまして、「京都人のラヲタのハートを鷲掴みのおばんざいラーメン!」と言う感じで、今年幸先の良い一杯から活動をスタートです。いやー・・・帰りの新幹線の時間にヒヤヒヤしながらも、訪問トライした価値がありました。次回の帰省はおそらく春以降となると思いますが、また機会があった今度はレギュラーを狙ってみるつもり。頻繁に行けない京都ですが、徐々に移り変わるラーメン風景を、今後も楽しくモニタリングさせていただきますー。そんな感じで東へと向かう新幹線に乗ってレビュー整理してますが・・・乗り物酔いになる前に、この辺でとっとと最後に詠って締めたいと思います。
 
 
   初春の
   都時雨は
   柔らかく
 
 
   心温もる
   茶漬けが旨し
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「王道中華そば」@麺屋 一龍の写真明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします!
(サクッと見るなら・・・)
http://www.ramentabete.com/entry/2018/01/01/081538

<そうだ、京都行こう! 思い出の出町柳へラーメン求めて>
 
 大晦日まで営業とTwitterで情報知っておったのが幸い。この年末にラヲタは居ないだろうと訪問して見たら、結構混雑してました。年末は店主一人のオペレーションで大変そう。メニューも「王道中華そば」だけに絞ってまして、まあそれはそれでラッキーだったわけで、通常より50円引き。王道中華そばというと、信州系を連想させますが、こちらは「比内地鶏」出汁がウリの店でございます。
 
 
 
<比内地鶏の艶やかな動物系の甘味コクに、生醤油のような緩やかな塩気が芳醇に混じりいる!>
 
 ご店主一人オペだから、客も協力体制・・・・というか、常連さんばかりが占めておりました。ご店主と客のやりとりでも「一人だからメニュー絞んなきゃ出来ない」などとぼやいておいででしたが、この一杯には自信あり気でいい感じです。完成品を受け取る私も「おおきにー、いただきますー」などと久しぶりに京都弁がクチをつく(笑)。
 
 さてその麺顔。京都系という感じはあまりしませんでして、どちらかと言うと東京にいるようなデジャブな感覚。そういえば、今年の夏も京都に帰省してましたが、「とうしち」など関東系醤油もぼちぼちと京都ラーメン界にも現れ出してますね。少し清湯醤油系の地殻変動を起こしているかもしれません。そんなスープは、いかにも「比内地鶏」と言うエキスと自信の表れが滲み出てます。動物系のコクが分厚いのにクリアーなんですよね!。サラリとしているのにしっかりした味わいが印象的で、そこに醤油の円やかさが浸透してゆきます。醤油も塩気でバリバリとエッジを効かせるタイプとは真逆で、とっても角が丸いタイプ。どちらかと言うと、鶏コクと結びついて甘みすら感じる。神奈川系のようなお化粧系の鶏油はありませんが、かなりハイセンスな鶏醤油といえましょう。醤油は生醤油なのかは不明ですが、円やかさがピカイチ。
 
 
 
<適度に引き締まりを感じつつ、しなやかな極細系多加水ストレート麺>
 
 麺は加水が高めなストレート麺。極細タイプに近くて割と密度が高い感じです。茹であげに芯を持たせることはしませんが、角麺みたいに流れが舌触りで感じられます。汁を吸い込む部分も若干感じますが、麺同士が張り付いて、スープを毛細管現象のように持ち上げるのが優れているようです。表面はツルツルで抵抗感なくライトなクチ当たり。ズボボボボボーーっと啜り上げるににはもってこいです。
 
 前歯ではスパスパと小気味よく切れ込むし、とても箸で扱いやすいのも印象的。そして奥歯では束になってもクチリクチリクチクチクチと割と安易に潰れこみまして、スープの旨味と麺の甘みが一体化した旨味へと昇華する感じです。麺を食った方が、醤油の凛とした風合いを感じるのは、私だけでしょうか・・・スープを引き立てるような麺ですね。
 
 
<関東流儀のような、うす塩でしっかり肉味のチャーシューに極太材木メンマ!>
 
 私がまだ10年前転勤してた頃の関西には、まだ材木メンマは珍しく、ましてや穂先きメンマなんて出て来たら感動してたもんです。糸唐辛子が載せてあったりすると私はよく喜んだものです。しかし、今では割と関西エリアのどこでも当たり前のように出てくるようになりましたね・・こう言う立派な材木メンマ。いやーうまかったですよ!よくダシが染み込んでいて、繊維質を意地悪に垂直方向に前歯を立てて千切ろうとしても、抵抗感少なくてシャクリシャクリと小気味よく切れ込みます。見た目以上に薄味で、やや後味に酸味がある程度。
 
 またバラ肉もいい感じ。余計な脂が抜けて居て、塩加減が控えめで肉本来の味わいが生き生きと伝わるタイプ。わざとスープに沈め浸してスポンジのようにして食っても美味いし、そのまま薬味を載せて食っても酒のアテとして十分に伝わります。味玉もハーフといえどもデフォルトで入っているのが嬉しいし、海苔は小さいながらも風味もよく感じさせました。
 
 
 
 総じまして、「都らしき洗練さの中で古さに縛られないネオ王道中華そば!」と言う何だかいつも捻りない感想でごめんちゃい。京都に来たら京都系ってイメージありますが、それだけじゃ寂しい気もしますし、こう言った新しさを感じる王道系醤油清湯も、斬新でいいですね!。こちらは肉そばや味噌、そして汁無し系なども人気と聞いてますし、出町柳に足伸ばすことあればまた伺いたいと思う次第。ごちそうさまでした。帰りにまた「おおきにーごちそうさんですぅー」と声をかけると、「おおきにー!」と背中で店主の声を受けました。またその後に気持ちよく、鴨川デルタで一休みして・・・・実家に帰ることとしたとさ。残り一日で大掃除だ!そんな感じで年末の京都のラーメン活動でしたー。とりあえず最後に詠っておきますー。
 
 
   冬曇り
   加茂の流れは
   穏やかに
 
 
   洗い流せよ
   憂き世の呵責
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「ラーメン 麺カタメ ネギ多め」@ラーメン藤 京都本店の写真<通算2000店舗目は、わが青春のラーメンブランド・・・・ラーメン藤>


 このラーメンが我が青春のラーメンであります。ただよく通った丸太町通りや衣笠の支店は今はないので、昔を偲んで本店に突撃してみました。京都ラーメンの原風景がしっかりと感じ取れる店内の雰囲気はナイスです。そして、絶対に仕事抜け出して食いに来てるでしょ!と言うサラリーマンが午前11時五分前には、カウンターを埋め尽くします(笑)。

(外観)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250813232

 「ラーメン藤」に一番通ったのは、高校時代です。当時、世間知らずなその仲間たちと私は、地元にあった古臭いボーリング場にチャリンコでたむろするばかり。お金も無かったので、喫茶店には滅多にしか入らず、かと行ってマクドナルドすらない。腹が減ったらロッテリアに行くか、ラーメン藤だったのです。


 当時は、もやしとか、ねぎとか、サービスで多めにしてくれる店が多かったのが京都のラーメン事情。成長期も後半だったとは言え、いつも腹が減っていたような記憶。なのでいつも、「おっちゃん、もやし多めね!」と注文する仲間に従い、オレも!オレも!と便乗していたのです。その量が半端なくて・・・まるでもやしラーメンじゃないかと思えるほど。なのでいつのまにか「もやしラーメン!」と皆が注文するようになっていた。そんなメニューはないのに・・・・。でも店主は笑って対応してくれたー。学生好きなオヤジっていたもんですよ。


 そのあと卒業してから、仲間はバラバラの道を歩み、オレは東京の学校を目指すコースがあった二条城近くの予備校に通う羽目になる。そしてそこでは、通学途中にあった天下一品ばかりを食い続けることとなる。なのでそれ以後、特別に天下一品を追い求めることが少なくなってしまう・・・・。







<渡辺製麺直営!「第一旭」と「新福菜館」の麺供給元なんだよねー>


 今回、初めて本店に伺うにあたりホームページを探ってみたのだが、なんと「渡辺製麺」直営店だとは知らなんだ。食べログでもちゃんとそれを指摘されてた!。正直驚きです。なぜって、渡辺製麺ってのは、確か「第一旭」系と「新福菜館」系に麺を供給していなかったっけ??。だとしたら、京都の二大勢力を押さえていることになる。そんなにプレゼンスの高い麺だとは、驚きだったわけです。

(麺顔全景)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250813196
(麺アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250813221

 そう言われると、確かいティピカルな京都のストレート細麺ですよね。やや黄色みがかった地肌にはねり水の個性を感じつつ、淡い風味は醤油等の塩気の強い味わいに絶妙。スープによって深く染まったりする。ザクザクっとした九条ネギとか、クタクタシャクシャクーなもやしとの混じった歯ごたえにも、素直に馴染むようなつぶれ込み。今回は、カタメとさせてもらったが、やや淡く歯ごたえがキープされているとう感じで、パツパツっとまではいかないところは、相変わらずです。

(麺リフト)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250813226





<塩気で食わせる豚鶏スープ感覚がナイス!>


 塩気が効いているので、サラサラタイプの醤油スープでもライスがとても合います。また再度メニュー「豚飯」とも合いそうなので、ガテン系の方々は、Cセットと称するその組み合わせをよく注文されてました。その塩気は、実に懐かしいー・・・。塩気と言うより化調っぽいメリハリの効いた塩気で悪くない。しかし、これはこれであって、決して大雑把に仕上げているわけではない。

(麺顔アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250813200

 醤油ダレを丼に投入してから、スープストックを投入するが・・・おそらく、「全体撹拌」「スッキリ深層」「こってり上澄み」を分けて投入しているはずー。背脂チャッチャとした雰囲気はなくとも、動物系の深みもしっかりと感じます。

(スープアップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250813213

 グダグダ言わずとも気軽に食えるのがいいね。ねぎやもやしのエキスも滲んでフレッシュさも混じるところが、これまたうまい!







<ねぎ多めの感覚は、ラーメン藤のイメージが浸透しているオレ>


 ネギ多めがしっかりしている。と言うかねぎ好きを満足させてくれる。普通に多めと言っただけで、この盛り具合であります。秋深い古寺に生える杉苔の絨毯かと思えるほどに、それは深めのエバーグリーン・・・・そんな「ねぎ多め」なのです。ネギ大好きネギ星人は、こうやって培われたのか。

(ねぎ多め)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250813205

 細もやしなのです。それをザクザクと山盛り食ったものなのです。塩気の効いたスープはこのもやしのでの薄まりを計算に入れているかもしれませんね。しかし、隣のガテン系のおじさんは、オレの一杯と同じような麺顔に、これでもか!と言うほどコショウをふりかける。あなたもやっぱり京都人!濃い味好きなのよねー(笑)。

(トッピング)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250813217





 総じまして、「何は無くともわが青春の一杯」と言う、個人的なノスタルジックな一杯で申し訳なし。やはり区切りいいタイミングでは、この一杯を当てたかった次第。第一旭や新福菜館もいいが・・・・・、ここにもティピカルな京都ラーメンがあることを、ここにアピールしておきたわけです。まあ、そんな感じもあって今回は思い出も味わえて大いに満足でして・・・・興奮が冷めやらぬうちに詠っておきます!。



   懐かしく
   わが青春の
   一杯に



   うれしき涙の
   塩気も混じり



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「らーめん」@麺屋 さん田の写真<やはり京都は濃厚鶏白湯が似合う~~(´ω`) >


 実家京都に帰って、わざわざ買い物行くのに自ら手を上げて外出機会を狙います。そして京都五条のイオンモールへ。この界隈には2軒ほど気になる店がありまして、そのうち今は勢いを強く感じるこちら「麺屋 さん田」さんに突撃して見ました。何が気になるって・・それは「濃厚なる鶏白湯」があるということ。京都はすっかり濃厚鶏白湯のメッカとなりつつあるのでは?と思えるほど。東京でもない濃密さ、そして狭い地方都市なのに密集しているのが不思議です。

(外観)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250155151

 どこの店出身なんだろう・・と思っていましたが暖簾を拝見すると、どうも下京区の名店の系譜みたいですね。入店すると若いご店主夫婦っていう感じで、とてもハキハキとして明るくとっても気持ち良い接客。メニューラインナップも、つけ麺とらーめんというシンプルな構成で、鶏白湯一本勝負って気迫がありありです。ランチタイムの後半にやってまいりましたが、タイミングよくすぐ座れたという感じで、流行っている感じでしたー。多客を見ているとつけ麺が多い感じ。この方常連やなーっと思しき人は、スープ割りより飯割り想定で、ライスも購入という準備態勢です。

(券売機)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250155047





<鶏と水のみ・・・純度高まる重厚さ>


 予め情報を集めてからの訪問なんですが、やはり実物はすごい。配膳された瞬間からスープの粘度の高さに圧倒されます。そんじょそこらのつけ麺つけダレに匹敵するようなトロトロドロドロ感覚で、レンゲが沈みませんよ。この感覚は、一乗寺の名店「極鶏」にも近いレベルでして、こういう濃厚鶏が京都にはゴロゴロしとる・・・。京都人のコッテリ好きは、ケンミンショーでもバラされたことだし、今更驚くこともないのでしょうがね。

(麺顔全景)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250155096

 さてこちらのこだわりは「鶏と水しか使っていない」ということでして、妙な味付け調整はしていない・・・当然無化調。こういうタイプは、骨髄のエグ味がどうしても少し残ってしまうものなんですが、これが一切なくてスルスルと飲み干せる。二日酔いの胃袋にも不思議と馴染む「しっとりとしたコク深さ」と申せましょうか。素晴らしい。最後はスープ割り用の出汁で割って見たいものですが、迷っているうちにレンゲでほとんど掬い食ってしまったという魔力的スープです。

(麺顔アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250155058

 後から喉が乾くことなく、それでも塩気の高さは感じます。濃口醤油を使っているのは店内でも謳っておられますが、その醤油塩気が鶏コクとよくバランス取れており、味わいにきっぱりとした輪郭すら感じさせる。このまま白飯の上にとろろの如く垂らすと、爆食いしてしまうかも。また薬味の青ネギと少し粗めに刻んだ玉ねぎがいい感じで、甘みと苦味そしてシャリシャリした歯ごたえを紛れ込ませる。まさに食べるスープと感じる部分もありありです。ウウーーーー重いスープのはずなのに、どうしてこんなにスルスルと喰わせるのだ・・・。

(スープアップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250155105





<スープに絡みつつも風味で受け止める細麺>


 細麺も適度のかん水以外、余計なものを交えずという質感のこだわり。細麺なのですが、微妙に平型の形状をしており、また表面はツルツルというより多少のペットリと貼りつくようなザラツキがあるのではと、想像してしまいます。濃厚を通り越したような重厚スープが、麺に絡みまくり地肌が全く見えないような見栄え・・・。なので、重いスープなのだけど、グリースでも塗り込んだかのようにジュボボボボボボズゴゴゴゴォォォォ・・・と啜り上げることに。

(麺アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250155125

 全く汁吸いとか無縁のスープの絡みつき。歯ごたえがスパスパと淡白にリズミカルに切れ込みます。奥歯でプレスする段階でようやくグルテンの風味をふわっと感じますが、あとは重厚鶏白湯の味に結びついて、一気にプロセスをすっ飛ばして糊化してしまうかのよう。スープの味わいに占領されるのですが、しかしこれが多加水のぷりぷりだとなんとなく合わないだろうなーーーなんて思うところもあるし、質実なる風合い麺は埋もれているようで、埋もれていないのだろう・・なんて推察です。

(麺リフト)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250155139





<酒と合わせたくなる鶏チャーシュー>


 鶏の二種チャーシューです。一つはよく炙った香ばしさが気持ち良いタイプで、焼き鳥感覚という馴染みはるけど大雑把さはない感じで、肉の味わいとストレートに感じさせてくれます。もう一方は、胸肉のパフパフッとした薄味でコンフィって感じを彷彿とするタイプ。これはそのまま食してもいけるし、また少し重厚鶏白湯にソースのようにつけて食うもうまし。いずれのタイプもビールに合うと思われ、夜の部のラインナップ次第では居座りたいようなきにさせてくれます。

(チャーシュー)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250155076

 またメンマは、材木状なのを割と小さめにカットしたような感じ。質感高く繊維の柔らかさと歯ごたえが両立しています。ここに少しばかり一味唐辛子が降りかかっていて、それが妙にメンマの味にあっていた!。やはりまた酒を連想してしまった・・・。

(メンマ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250155085





 総じまして、「熱き思いが重厚なる極上濃厚鶏白湯!」と言う何の捻りない感想でごめんちゃい。また期待の新星誕生という感じでして、ゆくゆくは行列必須となるんでしょうか?。京都のラーメンって、一乗寺エリアが有名だから左京区がいつもホットなんだけど、右京区も最近いい店が増えているぞ!。京都にラーメン地殻変動を及ぼす一角となっていただきたい次第です。しかし・・・本音は、今回「つけ麺」を食いたかった!。なぜ食わなかったかというと、帰省で酒のみすぎて死にそうだったからー(笑)。それでも食うオレはアホだが、それでも食わせる店は天才だわー。てなことで宿題を作ってしまった心残りを抱えつつ、・・・さらっと詠って時速300Kmで東京に向かいます。



   純粋に
   思いを込めた
   鶏エキス



   味の重厚
   魂こもる



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「背脂煮干そば」@らーめん セアブラノ神 壬生本店の写真<一時帰省で煮干人気店に飛び込んで見た結果~~>


 色々と長く生きていると、法事の数が増えていく一方です。今回もまた京都に参上。実家に立ち寄る前にちょいと昼飯ということで、四条大宮まで回り道をしてしまいました。狙いは「セアブラノ神 壬生本店」。色々とメディアやネットランキンんぐで、京都では上位にいつも食い込んでいるので、以前から気にはなっていたのです。我が生まれの地元を知らねば、ラヲタが廃ると言うことで妙な意地を出してしまいました。

(外観)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250087866

 まさか平日に昼前の時間帯で混むことはないだろうと、舐めていたのですが実際に訪問して見るとカウンターはほぼ満席。サンダル履きの方が多く、ほぼ地元の客と思われます。一通りデフォルトメニューを食い通したらしく、スタミナ系の限定やら、冷やし限定などがよく出てましたー。私は、コロコロキャスターを店の脇にやりつつ・・・まずはデフォルトから攻めようと「背脂煮干そば」をチョイスです。

(券売機)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250087871





<燕三条系のようでもあり、京都の背脂系譜の延長線にあるようでもあり、頼もしいハイブリッド背脂感覚>


 恭しくも丁寧にご店主から配膳を受けました。手渡しです。嬉しくもドキドキする瞬間ですが、その麺顔は色気がありありでそれでいて美しい落ち着きもあると言った素晴らしいものです。まず店名にある背油ですが、表層を完璧に埋め尽くしており、ここだけ見ると燕三条系のオマージュかと感じ入るところ。しかし、京都だからと言う先入観があるのかもしれませんが、ギトギトっぽい暴力さがなくて、すっきりとした感覚に見えます。まずは味わうと京都系の背油系譜よりは、確かにしっかりとした背脂感覚。ふわふわっとスープに泡のように漂う背脂に比べ、なんとなくイメージですが歯ごたえすら感じさせる背油です。そして奥歯で背脂を潰すとそこから滲んだ甘さが舌の中で漂い、一気に全体的な味わいが明るくなる。やはり背脂は素晴らしい~。

(麺顔全景)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250087879

 また一方で、トッピングの青ネギと紫玉ねぎのみじん切りとで、背脂を混じらせて遊んだして見るー。ギトギト脂に青ネギが被さり、玉ねぎのフレッシュさがさらに覆い尽くす。そんなのをレンゲ一杯にして一気に口の中に放り込むのが、これまた至極の味遊びでして、すごく楽しいー。

(麺顔アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250087887

 また忘れてならないのが「煮干」。近年、関西でも関東系譜のビターな煮干が随分と受け入れられてきたなーって正直思う。10年前くらいは、「玉五郎」しかイメージなかった関西煮干界ですが、普通にライトビターな煮干が美味しくいただけます。最初の一口はビターさを随分とアピールするなーと感じるのですが、すぐに背脂に意識が支配されて慣れてしまう。いや、むしろビターな味わいというのが、後半になって香ばしさに昇華すると言った味変化か・・・。全体的には熱すぎずで香りが飛ぶこともないし、かなりハイセンスに楽しめるスープ感でした。

(スープアップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250087911





<レアチャーシューが完璧な上にボリューミィー!!これでデフォルト750円!!>


 レアチャーシューが見事。結構大判なサイズ感で二枚。デフォルト750円でこの贅沢さは見事です。脂身と赤身がバランスよく差していて、口にほうばると舌の熱で脂が蕩けるのではと思うほどに贅沢な甘さ。肉の塩気もナチュラル。これはあえてスープに浸して食うと言うことはせず、そのままダイレクトに楽しませていただきました。1枚目は速攻で食いましたが、2枚目は海苔を座布団にして熱をシャットアウトし、レアをキープさせてから後でゆっくりいただくことに・・・。

(チャーシュー)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250087895

 また、メンマも侮れませんねー。ちょっとした材木状の太メンマでして、コリコリ感覚とサクサクっとした歯切れが実に楽しいです。味わいはタレが深めに染み込んでいるようで、実はあっさり目あ味わい。冷酒と合わせてもなかなかいけると踏んでるんですが、アルコールメニューはビールオンリーでございます。

(トッピング・薬味)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250087901





<穏やかなモチモチ感覚が場所柄「おうどん」のような滑らかさながら・・・・燕三条オマージュと感じる>


 太麺と中太から選べるシステム。背脂ギトギトとくれば、太麺を無意識で選んでしまいました。そして改めて麺を食ってみて思ったことは、燕三条オマージュなんじゃない?と感じたこと。スープだけ味わってみて、そのニュアンスを感じていたものの、はっきりと断定しなかったのですが、麺を食っては確実に感じます。

(麺アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250087917

 冒頭では、クッシリとた太麺を想像していたのですが、意外に麺の密度が柔らか系でチュルチュルとすすれてしまうほどに滑らか。そして物腰のよさ。なので場所柄おうどんのように感じながらすすっていたのですが、ギトギトな背脂の中で柔らかめのウネウネ太麺ときて、関東で食う燕三条を連想してしまいました。実は、恥ずかしながら新潟には足を踏み込んだことがなくて・・・・偉そうに語れません。なので半端なコメントで申し訳なし。

(麺リフト)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250087921





 総じまして、「怒涛の背脂甘さとしっかりビターな煮干感の渦!都に新しい名店の風!」と言う感覚でして、実家エリアながらもちょっと目を話すととてつもない良い店がいきなり登場するので・・・・最近追いつくのが大変です。そんな都のラーメン事情も楽しからずや。ここは再訪問をさせていただきます。汁なし系など限定もなかなか美味そうだし、家族連れでも居心地良さそうだしね。と言うことで、このあと少し飲んでから実家へと向かいましたとさー。と言うことで記憶が少し飛んで荒れたレビューになってしまいましたが悪しからず。とっとといつもの通り詠って、さっさと寝ますー。


   
   茜さす
   強い日差しに
   香る風


   都大路に
   煮干漂い



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「素」@京都千丸 しゃかりき murasaki 京都タワーサンド店の写真極上かけそば三連発 その三

<京都タワーを見るとホッとする・・・駅ビルに入るとムッとする・・・>


 青空にロウソクが突き抜ける。いつも京都に帰って来るときは「京都タワー」を見上げるのです。我が人生で一番心が踊り、また和ませるランドマーク。今回もまた法事関連でプチ帰省です。それでも仲間を呼び出して昼間から飲もうと言う算段をいたしまして、その前の暇つぶしに一杯ラーメンを食おうとやってきた。それが、京都タワービル地下にある、食堂フロアにある「京都千本 しゃかりき murasaki」さんです。色々有名どころの外食が入っておりまして、共同のテーブルをシェアしあうと言う、よくあるモール食堂形式ですね。それにしても、最近は外国人の方が押し寄せて来るので、こう言う場所も、京都ではすっちゃかめっちゃかです。

(京都タワー)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250747861

 法事だから喪服など荷物が多くて面倒だったー。ラーメンはやっぱり、カウンターで食べたいでしょと思っていた。だが、我が荷物の不自由さに気を利かせてくれて、店員さんが共同スペースを案内してくれたわー・・・ナイス!。

(外観)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250747946





<単なる「かけらぁ麺」のつもりが、なかなかの色気を放つ醤油感>


 よくある「ブルっとブザー」を手渡され、実は「単なるかけそばだろ・・・時間かかるな」と不満を感じ始めたとことでそれが鳴ります。小走りに受け取りに行ってゲットしたのがこの麺顔です。おおーーかけそばにしては、色気がありありですやん!。まずシルバーの丼がググッとアピールさせますが、単なる無駄なアピールと思うことなかれ。これ個人的に欲しくなってしまいました。スープが冷めないし、高級感もあって、何と言っても手入れが簡単そう。あとでアマゾンで調べて見るつもりです。

(麺顔全景)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250747903

 スープがまた京都らしくない醤油の色気です。ブラックラーメンに近い色合いを醸し出しながらも、淡い透明感もあって、鶏ガラ系の旨味エキスが表面に漂います。生揚げ醤油かと思うような素朴かつ色気ある醤油ブラウンが・・・いい感じ。これって本当にあの「しゃかりき」か?

(麺顔アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250747909

 味わうと、とても複雑なファーストインプレッション。駄舌な故に頭の中が崩壊して、鮮魚系のような旨味を感じてしまうと言うお粗末なオレです。いやね・・・醤油の風合いなのか、とてもフレッシュな旨味が広がりまして、醤油の感覚がその上に甘く広がると言う感じ。醤油の塩気でパンチを効かせるブラック系とは全くの別物です。また味わい続けるとベースの鶏ガラのゆったりさも広がり、またそれだけでない動物系の旨味すら広がりを覚える感じ。味わうほどに、甘くない甘みの深さを知り、あらゆる乾物系の旨味を頭の中で探ってしまいました。貝類のエキスとか、しいたけ類の旨味とか・・・。

(スープアップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250747923

 実は、新幹線で移動中に、相当アルコールを摂取していたため、半分ベロ酔いでして詳しくうまさが解析できませんでしたー。







<麺はなかなか唸ってしまったではないか!微妙なオーバル系のストレート中太麺>


 酔っていたけど、腹が減っていたのか麺のうまさは覚えているぞ。汁系にしてはやや太めの中太麺で、丸い刃で切っているのか、茹でて膨らんだのか・・・。口あたりからすすり具合が、一貫してライトで丸いのです。形状がオーバルかと思わせるような軽い平打ちタイプ。それが汁の浸透を許して、余計に滑らかになっとります。

(麺アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250747932

 前歯で千切るとプツプツと切れ込む。また奥歯でプレスすると、クチリと安易に潰れながらグルテンと混じり合った旨味が放たれる。合間にネギとか三ツ葉が挟まっって、フレッシュな風味が混じるとこれまた極上の味風景。ひょっとして、これはつけ麺にしてもかなりうまいかもしれません。

(麺リフト)http://photozou.jp/photo/show/1985094/250747940





 総じまして、「場違いな感覚がむしろ差別化際立つ面白麺」という感覚でしょうか。多少なめてたけど、食ってみて納得なかけらぁめん・かけそばでした。これなら、サクッと実家にたどる前に立ち寄りやすいので、再訪問するかも。第一旭・新福菜館は、いつも混雑して読めないときは、ここかもしれません、私的には・・・。とまあ、新しい発見を拾った感じで幸先良い帰省でした。とりあえずあまり酔い潰れない程度に・・・このあと友人と気勢を上げる宴でした。そんな感じでちょとっと最後に詠います!。



   しみじみと
   故郷に帰り
   腹減りて



   暇を潰して
   極上かけそば



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「天府担々麺」@中国料理 花梨の写真2017夏「冷やし中華」の旅の陰でこっそり食ってたシリーズ

<料理長おすすめコースの最後の〆に・・・>


 実家の法事が無事終わり、さあちょとみんなで食事でも!と言うことでやってきたホテルでの会食です。素直にコース料理をいただいた中に、汁なし担々麺があったので、軽くビビッと反応してしまいました。「汁なし担々麺」も一時期一ヶ月ほど集中的に連食したほど「好き」「ハマる」メニューなものでして・・・。コース料理の一品なので量は少なかったものの、結局、嫁や母が食べきれないのを回収したので・・・結構ガッツリ食ってしまいました。

(コース)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249321944





<五香粉のバランスセンスがやはりグレード感じるね!>


 それにしても、やはり本格的中国料理屋です。担担の味わいが普段食っているのとは別物です。ビリビリっと花椒を効かせるパンチ系本格派も良いのですが、こちらはホテル内なので洗練さが必要と言うことか。ただし単にパンチを丸めたものではなく、マイルドさの中に崇高さをしっかり滲ませるような味わい・・・そんな担担テイストが良い!。

(麺顔全景)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249322034

 五香粉がやはり高級感ありありでして、桂皮(シナモン)、丁香(クローブ)、花椒(カホクザンショウ)、小茴(フェンネル、ウイキョウ)、大茴(八角、スターアニス)、陳皮(チンピ)などが、シルキーに溶け込んでおり、しかも味わいが鮮やかと思わせてくれるところがナイス。挽肉がどこか甘辛く感じるところと、ナッツ類の香ばしさと歯ごたえも相乗効果を発揮して、腹が一杯でも別腹でどんどん食わせて行きます。うう、この感覚はホテルの高級感そのものだよねー。

(麺顔アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249322040





<極細で密度感ありつつもボソボソっとした感覚が印象的>


 麺も一般の中華屋や拉麺店では、ちょっとお目にかからない感覚。一般には粉・グルテンの風合いや、なめらさ極まれりな、麺のアピール度を感じることが多いのですが、この麺はもっと自然体な気軽さあり。主役をタレに譲ったようなところもあり、どこかボソッとした細麺が、タレで滑ったりひき肉と絡んだりしたニュアンスが柔らかい。そして胃袋への負担がとても少ないので、コース終盤の一品にはとてもマッチしたストレート極細麺ってな感じです。

(麺アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249322050




 ちなみに今回のコースをすごく簡単にメモっときます。


<四川オードブルの盛り合わせ>
 この僅かな一切れがどれもこれもうまし!牛・豚・鶏・烏賊・クラゲ・海老・・・と食材がめちゃ豊富で味わいも、甘み・辛味・酸味・苦味・塩気など、テーマが様々。個人的には、クラゲが美味かった!

http://photozou.jp/photo/show/1985094/249321962


<オマール海老入りスパイシースープ>
 
 オマール海老の爪が見た目の味わいにインパクト。この小さい器の中に、マイルドな酸辣湯にも似た世界が広がります。まさに食べるスープとはこのことで、タケノコやひき肉、溶き卵などがぎっしりと入っているだけでなく、ベーススープが軽くとろみ餡になっており、これからも滋味を感じる奥深い中華出汁の生命力を感じますー。

http://photozou.jp/photo/show/1985094/249321969


<イカの塩漬け 唐辛子炒め>

 盛り付け器の網だけを食っても結構腹が膨れる。こちらは烏賊得意なのか・・・とても烏賊が柔らかい上に味わいが深い。そして何気に辛さを感じさせるが「うっすら透明感」と言うような唐辛子の広がりで、後から辛いと知るといった感じです

http://photozou.jp/photo/show/1985094/249321998


<海老のわさびマヨネーズ和え>

 とにかく海老が大きい。女性は良い意味で苦労していたー。オーロラソースもいいが、こう言うわさびを効かせたマヨタイプも海老には合います!。これを食ってる途中で思わずビールを追加しました。ビールに絶対に合う!


<牛肉の辛子煮>

 似た牛肉と言うイメージより、ふわふわ牛肉にスープを絡めたと言うような印象。めちゃ牛肉が柔らかくて、蕩けるように舌から胃袋へと落ち込みます。噛む感覚が少ないのでずるいと感じるタイプ。もっと口の中で遊んでみたかったー。肉の下には少しばかりいろんな細かい具材があってそれもつまみとしては美味かった。トッピングのパクチーも味にインパクトを与えていい。息子は普段あれだけ香草類が苦手は筈が、しれっと全部食っていた。

http://photozou.jp/photo/show/1985094/249322008


<鶏肉のしんじょう入り淡雪スープ>

 実に面白いしんじょうスタイル。卵白の泡だてに鶏肉を含ませたような感じで、ふわふわを楽しみながら鶏出汁を感じると言うスタイル。この時点で2回目のスープとなり、腹が膨れたと訴える家族が増える。

http://photozou.jp/photo/show/1985094/249322026


<抹茶プリン>

 もう食えないと言うくせに、結局こう言う甘味は別腹で入るようだ。濃密な泡のようなプディングだったようです。実は愚息と汁なし担々麺とで交換したから、味わえてない・・。
 






 総じまして、「我が一家、真夏の贅沢!」という感覚でしょうか。そしてコース料理って意外に腹が膨れるというのを今回も痛感です。酒も結構いろんなのを飲んだのでフルコース状態だったので、結構酔っ払ってしまったし(爆)。この日は妙に寝入りの時間が早かったですー。ま、たまには良いもの食っても罰が当たらんでしょう。南無ー・・・。と言うことまた明日から暑さに負けないで頑張りたいと思いますが、今年はつらいねー・・・。気持ちでは負けないように、ちょろっと最後に詠います!。



   汗流る
   都の夏は
   サウナ風呂



   ホテル中華で
   長袖快食



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「冷麺+サービスライス+サービスキムチ∞」@京都 塩元帥の写真<昼だと700円で腹パンになる・・・サービスがお得!>


 ちょっと法事がありまして、実家京都に戻ってきました。荷物が多いから東京からのロングドライブ。途中のサービスエリアで朝ラーメンもしっかり済ませたものの、京都に着いたらまたラーメンが食いたくなってきた。京都市内でクルマが置けて、そこそこ旨いラーメン屋と言えば・・・・ピンと来たのが「京都 塩元帥」さん。こちらは逆に車がないと辿り着くのに面倒という、陸の孤島にありますので、妙に印象に残って負った次第です。関西転勤時代には、大変お世話になったブランドでっさかい、謹んで表敬再訪問させていただきました。

(外観)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249321852

 訪問時、やはり混んではいましたけど、3つのグループ客が待っているだけで、広い店箱としては少ない待ち状態でした。最初は当然、定番の「天然塩ラーメン」をいただくつもりでした。しかし、順番待ちサイン簿に自分の名前を書き入れた目の前に、「季節限定 冷麺 700円」って宣伝ポップが現れました。日常、関東では冷やし中華を食い散らかしている手前、京都では別の活動をしたいと思っていたのですが・・・・つい700円という安さに心を奪われ、そいつを注文してしまいました。

(メニュー)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249321874

 平日昼だとうれしいのは、ライスが無料サービスで付くということ。そして、いつも無料サービスなのは「キムチ」。
つまり、この無料の2アイテムで、十分に小腹が張るというもの。しかもキムチが安物でもなく結構きっちりと旨い。3回お代わりして、2回はライスと共に、1回はそのままダイレクトに食ったり、すこし冷やし中華に入れてみたりと楽しみました。

(キムチ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249321891





<ぼくドラえもん~!と遊び心感じながらも、侮るべからずのトッピング達!>


 あ!ドラえもん、めっけ!!。きっと子供がまだ小さいころは、そんなことを言いながらオーバーアクションをしていたことでしょう。ちょっと強引な見栄えのたとえですが、麺顔は非常に楽しそうで親しみ溢れる。でも見栄えに反して味わいは別もので、結構裏腹な結果予測をしてしまうオレです。しかし、見かけ倒しでなく具材が非常にしっかりとしていたのには唸らされました。

(麺顔全景)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249321906

 いつもの3兄弟「錦糸卵・キュウリ・チャーシュー」ですが、チャーシューは実に一級品の味わいで、細切りにしてもその迫力に衰えは見当たらず。最初から最後まで香ばしくも旨みのある塩気とエキスが、タレを突き破って感じるほどに芳醇です。そして何といっても「キュウリが旨い!」。こういう感じ方は、今年の冷やし中華食い続けた中では初めてで、まるで漬物の浅漬けを千切りにしたかのようなキュウリなのだわー。どこかキムチっぽいニュアンスを感じるキュウリの千切り。しかし冷麺という名称ながらも、朝鮮風や盛岡式ではなく完璧な日式冷やし中華の中にあって、完璧に調和する味わいが、非常にナイスです。

(麺顔アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249321920

 まだまだ具材の感動は伝えきれない・・・・、味玉だって一級品。薄味のつけだれに長く浸らせて浸透深い味玉は、白身すら甘く思えるほどに円やかで、卵黄にいたってはクチの中に入れると唾液腺が崩壊してしまうほどの、重厚なる旨みの厚さです。この味玉1個で焼酎を3杯お代わりできると思うし、白飯だって二杯はいけるかもしれません。さらに、単なるプチトマトと思うなかれ。ちゃんと皮むきも施しているので、醤油ダレの味わいとの一体感が素晴らしい。単なるドラえもんらしい遊び心にあふれたトッピング達ではないです。







<さすがは自家製麺でなにわを席巻した実力度!冷やし中華にしてものすごく旨し!>


 私にとって、塩元帥は店先に横たわるデカい製麺機のイメージ。当時は、「ガンダム製麺機」と陰で呼んでたー。
1stガンダム第一話のイメージね・・・。ラーメン屋で打ちたて麺が目の前で吐き出されるのを感じながら、これまで食ってたラー麺っていったい何だったのか?衝撃を受けていたかも・・・。

(麺アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249321930

 でも今回は、冷やし中華だったから、どうせデチューンされた感覚なのかなと期待を下げて食い始めたのですが、いやいやどうしてどうして!これが冷やしになっても旨いですがな!。麺の風味がしっかりと薫りますし、醤油ダレの甘味がしっかりと表面にのる。ツルツルしながらも前歯で千切るとクツクツと密度を淡く感じさせる。そして奥歯へと運びプレスすると、微かにモチモチ感が映えて楽しくなる。やや平打ち形状んおスタイルが、啜る段階でもシルエットを深く感じさせて、重厚なパスタでも食っているような感覚にも近いです。







<どうしちゃったのよ!塩専門店の冷やし醤油ダレ旨し!>


 塩専門なのに、醤油ダレも旨い。まあ、醤大将の系譜ですから当たり前といえばそうなのですが。最近、旨いなと思う冷やし中華の醤油ダレは、酸味が控えめでバックアップ的なもの。出汁とか醤油自体の旨みを引き出したような「円やかコク」主体の醤油ダレが非常に良くて、今回もまさにそれです。どうしちゃったのよー、醤油の方が旨いかもしれない・・・と思わず考え込んでしまった。

(タレアップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249321927





 総じまして、「侮るなかれ!陸の孤島のの冷やし中華!」という感覚でしょうか。いやー、本当にこのブランドってのは、駅から歩くよねー。本店もしかりだし。しかしその距離を乗り越えても、食う価値があると久々に感じました。私がラヲタ駆け出しのころの、北大阪エリアの王者的塩ラーメン。人生で一番幸せだったころに巡り合った「塩元帥」。また今度、京都帰省したときには、大阪の店にも出向きたいものですー。そんな感じで・・・随分と想定外に旨かった冷やし中華に感謝。しんみりと感じながら詠います!。




   汗吹きで
   都の夏は
   じっとりと




   どらちゃん冷や中
   旨さしっとり




 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「鴨醤油つけ麺」@麺処 鶏谷の写真<京都に新たな醤油と清湯系の競争勃発か?>


 まだまだ京都に滞在ですー。そろそろ東京へ帰り支度をしているところで、もう一軒食って帰りたい店が、「鶏谷」さんでした。なぜだか、今京都では、醤油系の清湯が受けつつある風を感じてしまい、それなら東京へでも帰ってからいくらでも食えそうなものなのだが・・・・どうしても気になる。初夏を感じる蒸し暑さを感じつつ、わざわざ京福電車「山ノ内」駅からとぼとぼと開店前のポールポジション狙いでやってまいりました。しかし考えが甘かった次第でして、すでに開店20分前というのに、10名弱?の行列が形成されとるがな・・・(泣)。日焼けしなが待つしかないかーっと諦めて連結しますと、開店定刻時間前に気を利かせてくれて10分前に入店!。何とか一巡目に座ることができました。京都の夏の暑さは半端ないからねー・・・助かるぜ。

(外観)http://photozou.jp/photo/show/1985094/248487386

 狙いは、「鴨醤油つけ麺」。京鴨使用のかなり期待をよせるメニューがあるから、ここ「鶏谷」さんに来たわけです。なのでみなさんこのメニュー狙いなのか!?と思っていたら案外汁系の人気が高そうです。人気と言えば、実はこちらは「肉のトッピング」が人気でして、つけ麺だとどうも肉増しが不可みたい?。このため、汁系にして肉増しを狙うといった感じかもしれませんね。

(メニュー)http://photozou.jp/photo/show/1985094/248486739





<デフォルトでこの量!この質感!三種3枚づつで感謝すら覚えるチャーシュー攻撃!>


 ワクワクしながらも少し遅れて配膳されたつけ麺ですが、いやいやどうして・・・どうしても肉の方に目が行くわな!。これデフォルトでっせ!。900円という設定で都内だったら肉特製でもその値段で食えない。なのに、炙られた鴨肉、豚のレア肩ロース、鶏のコンフィ?の三種類あって、それぞれ3枚づつ合計9枚。しかも質感がどれも高く大きさや厚さも基準を超えた高級感です。しかも鶏肉が一番大人しいかと思えど、胸肉ともも肉部位を分けた感じなので、まさしくいろんな味わいが楽しめるという、まさにエンタテナーなトッピングたちです。

(麺顔一式)http://photozou.jp/photo/show/1985094/248486755

 鴨肉がまた堪らん!炙られた皮部位の香ばしさとにじみ出る脂の甘さに加え、つけだれには鴨エキスがすでに溶け込んでおり、醤油ニュアンスを含ませるとこれがまさに極上であります。一口食っていきなり口の中や頭の中がトップギア!。赤身の部分もかなり柔らかい歯ごたえで、野趣な味わいを芳醇に残し、奥歯で噛みしめると鴨エキスがジュワ―っとあふれ出る!。そこをもう一度つけだれに沈めてサルベージして、また食らう・・・。酒や!酒や!!酒もって来なはれーって頭の中で叫びだす。

(麺顔一式アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/248486865

 続いて豚の肩ロース肉ですが、鴨ロースト肉のサブに甘んじているような感じでもなく、他球団なら4番打ってそうな感じの打者が3番でチャンスメイクをしているという贅沢ぶりです。なので余計に肩の力が抜けたように実力度が発揮されたようにも感じ、その柔らかさ、肉質本来のきめ細かい繊維質とその風合いなど、いちいち唸るほど堪能させていただきました。脂身部位のさしがまたバランスよくて、鴨エキスを含んだつけだれを絡ませると、これまた極上。

(チャーシュー1)http://photozou.jp/photo/show/1985094/248486820

 まだまだ終わらぬ鶏肉のラインナップ。胸肉のコンフィっぽい仕上がりのパフパフ肉もあれば、もも肉っぽいそぎ切りな肉もあり。鶏肉ってのは肉は淡白でつけ汁などに浸すととても旨いのだけど、脂ののった皮部位も中々旨いのだ!。それをちゃんと分からせてくれるように、一切れはそういう部位を残してくれている。いちいち、隅から隅まで、気の抜けないトッピンングで、肉食っただけでも頭の中が疲れてしまう。なんとまー豪勢なことだろう。

(チャーシュー2)http://photozou.jp/photo/show/1985094/248486857





<京鴨の出汁がまた濃厚なことよ!生醤油の滑らかな風味も高級感を与える!>


 くぅーーーーー・・・、味わうとそう唸りたくなる。鴨のエキスが際立つ。すっきりした醤油出汁の中に、鴨のエキスの甘さが広がり、しかも透明感すら覚えるようなスッキリした味わい。濃厚なのかさっぱりなのかも分からなくなるカオスな気分。シンプルな醤油清湯出汁に割っただけなのに、鴨のエキスパワーには参るね。鶏油の甘み強いボディー感も、醤油清湯には合うと思うのだけど、鴨はやっぱり鴨なのだ。鴨のエキスには、まったく身震いを覚えてしまうほど。そしてやや抑え目だけど、ちゃと鴨と言えばネギが浮かんでいる。ちょっと小洒落すぎた感覚ですが、鴨葱と言わんとばかり浮かんどります。

(つけだれ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/248486772

 一方、生醤油もいい仕事ですね。漆黒の闇のようですが、そこにはすっきりした透明度もあり、味わいの中にある塩気がとてもナチュラル。とてもはんなりとした醤油の塩気でして、そこには熟成した風味感がしっかりと現れてます。本当に尖りがない塩気だね・・・。鴨エキスのコーティングを差っ引いても、この明るい醤油感覚は堪らん!微かに後に残る醤油らしい酸味すら美味しく感じます。

(つけだれアップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/248486874





<平打ちと言うよりオーバルな形状!貼りつく様な汁吸い感覚!>


 すっかり、印象が後回しになってしまったけど、平打ちっぽい麺も中々風味がよく、水切りがまさに完璧なので驚いた。通常の平打ち麺よりはスリムな見栄えで、やや黄色い色合いもあってちょっと太目のパスタにも感じます。例えれば「バリラNo7」かな?。しかし物腰柔らかくても密度感があって、うっすらと全粒が入っているのか???と思うほど、風合いはよいね。引くと微妙にビョーンって伸びがあったり、また舌に貼りつくような啜りのフィーリングがあると思えば、適度な汁吸いの早さもあって、つけ麺としてはよい相性だと感じます。

(麺皿)http://photozou.jp/photo/show/1985094/248486788

 麺を啜るとき、口はほとんどつけだれのふちに近づけ、一気に強く啜り、最後まで啜りきる!するとスープの持ち上げを最高に発揮することができて一番旨い食べ方なのだわ、自分としては。こんなことを繰り返しては、左右の客はいかにも不思議そうに見ている視線を感じましたがね(笑)。

(麺アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/248486799
(麺リフト)http://photozou.jp/photo/show/1985094/248486886





 総じまして、「ど迫力の高品質とボリュームのチャーシュー!一回食っとけ!冥土の土産!」と言うそのまま何のひねりもない感想ですが、本当に圧巻でした!!! 本当に惜しむらくは・・・スープ割りが無しという点。何だったらお湯割でも全く問題無しですよ!。今度、さ湯をサーモスポットに入れて持参しようかしらん。持ち込みのお湯割りということで。それにしても、もしもこの上に、スープ割が最高に美味かったとしたら、私はパニックになっていたか、もしくは感動で動けなくなっていたかも。900円の仕事とは思えぬ感動をありがとう。思い出とともに・・・京都を去ることといたします。そんな感じ、時速200キロ状態で後ろ髪を引かれつつ・・・詠います!




   鴨の川
   離れて右京
   蒸し暑し



   都の風は
   醤油の風味



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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