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とまそん@ラーメン食べて詠います

男性 - 東京都

自分のラーメンライフを振り返ってみました・・・https://hikakujoho.com/manekai/entry/20180712

平均点 83.275点
最終レビュー日 2019年10月18日
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レビュー 店舗 スキ いいね

「つけ麺・並」@中華蕎麦うゑずの写真<とみ田スピリッツの伝承 in 甲府>


 この夏、もう一軒行きたい店があった・・・。それは松戸・とみ田を卒業して、甲府で独立したお店「中華蕎麦 うゑず」。夏帰省ですごく遠回りをして、わざわざ伺いました(笑)。最近は、ほとんど通えなくなった「松戸・とみ田」ですが、さて「うえず」さんてどの方だろう・・・と思い行列から入店を果たすと、まずは厨房に目をやります。ああ!・・・・なんとなく覚えている程度で、私が予想してた方とは違ってましたが、いずれにせよ懐かしさがありました。

(外観)http://photozou.jp/photo/show/1985094/239591438

 カレンダーは平日だったので、周りは平日夜営業限定の一杯がよく出てました。二郎系のインスパアなるその限定。そのためか、若い人ばかりが目立ちましたが、雷本店ともまた少し違ったアレンジか? いずれにせよ、この日は珍しく二杯目だったので、そういうの無理ー。とは言いつつも、「つけ麺・並320g」をしっかりと注文するのだから、アホ丸出しです。

(券売機)http://photozou.jp/photo/show/1985094/239591294





【素直な直伝らしさ!香ばしい豚魚のテッパン級に安定した旨さ!レトロさも見え隠れ!?】


 のれんを見てみたら「贈 中華蕎麦 とみ田」の文字。初期のとみ田ものれんは白だったっけ。ボロボロになってて、最後は引っかかってたという感じでしたが、是非ここもそうなってもらいたいもんです。すっかりと有名店らしい感じで、この界隈では珍しいほどに、店前行列が発生しております。どのお客もお若い。グループやカップルばかりですが、そのインパクトが地元民を惹きつけているのが伺えます。やはり個人的には、「とみ田」系譜の味わいを期待してしまいます。新規独立であえてアレンジを効かせるとか、別方向に向かうなどありますが、ここは頑固さを売りにしてもらいたいと思う・・・・。今回はそんな期待に見事に応えてくれた一杯でした。

(麺顔全景)http://photozou.jp/photo/show/1985094/239591393

 ド・濃厚豚魚で一世風靡をした頃から、一皮剥けた崇高な質感・・・・そんな「とみ田」の味に近いかという印象。同じ系譜で同じ味わいなのだけど、どうしてもラヲタなので差異を見つけようとします。悪い習慣だと思うけど、今回に限っては、そこが高評価のピックアップポイントと感じました。

(つけダレ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/239591380

 魚介の香ばしさがいい感じ。ザラつきを感じさせないほどの粒子になった魚介が、豚骨の出汁に大量に沈み込んでいる。だけど、一体感はハンパなし!。動物系コラーゲンで魚粉の尖りを円やかにする?というより、魚介自体が濃厚に研ぎ澄まされたような感じ。だから香ばしさに嫌味が全く無いのがうまいね!。 動物系もモミジっぽいカピカピになるエキスは低く、とっても食べやすい。器は、出元を意識しつつ、オリジナリティーも表現でこういうの好き。

(つけダレアップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/239591427

 唯一、海苔がしぼんでしまうのがちょっと残念なんだけど・・・結構ネギが多めに入っているのが気に入ります。濃厚豚骨にフレッシュなネギ。むしろ青臭い程度のフレッシュさが溶け込むとうまいと思えます。ザクザクとした歯ごたえに、豚魚の甘辛い味わいがよく馴染むと思うし!。 コラーゲンを思いほのか抑えめで、醤油ダレのキリリ感も魚介の香ばしさに響いている様子。これは全体的になかなかの一杯かと確信です。







【全粒粉打ち込みで風味良く!ヌチリとした密度感とつけダレの絡みナイス!】


 この薄い茶褐色と全粒粉の混じりを見ると・・・ああ、やはり正統派!と感じます。瑞々しい中に、しっとり感も忍ばせたストレート中太麺。麺丼を平らげると・・・「心の味」という文字が浮かびます。例のごとく、まずは何もつけないで、2-3本たぐって食う
。ああ、小麦粉の風合いと水を感じるいい感覚。グルテンの風味感が清涼感を誘います。歯ごたえは、モチリとした前歯の当たり。力を入れるとヌチリっと切れ込む当たりが、一番風味を感じるポイントかも。あとは奥歯へ誘い込んでプレスとすり潰しを重ねるだけだが、ここでつけダレのと相性の良さにまた唸る。

(麺皿)http://photozou.jp/photo/show/1985094/239591417

 つけ麺の場合、「冷あつ」という温度異次元の融合もうまさを一瞬で感じる重要なポイント。ビールの一口目が異様にうまいように、つけ麺は最初の2ー3口のうまさが最高だわ。またこれに反して汁系の場合は、汁に浸っている時間差がスープと麺の一体感を味わえるとか時間差を感じるところ。それがつけ麺では、そういうのないので、むしろ咀嚼で同時期に一体感を味わうしかない。しかし、そこがまた妙にうまさを感じる。これだと風味と糖質を同時に濃厚と感じるからだと、個人的には感じているけど・・・意味不明だよね。

(麺アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/239591422

 染み込まなず、貼りつかず、むしろ絡め取るようにしてすすり食らう麺。滑りはニュルニュルといった感じだが、これを求めてまた今日もつけ麺を食う。近年、細つけ麺がまた見直されブームですが、一周回ってこういう中太濃厚つけ麺も、また新しく美しと思えてなりません。

(麺リフト)http://photozou.jp/photo/show/1985094/239591430





【豚バラロール肉!懐かしき「とみ田」の顔ー、そして極太メンマ旨し!】


 昔のとみ田を少しイメージしたかも。しかし、それよりは少しだけつけダレの風味が染み込んでいて、完コピではない感じ。でも薄味で、バラ肉ロールの脂身の自然な甘みがダイレクトに感じて、とっても好き。この日二杯目でなかったら、並の特製にしてでも、肉を喰らいたいと思える肉質です。

(チャーシュー)http://photozou.jp/photo/show/1985094/239591414

 さらに、異様にメンマが美味かった!撮影し忘れたけど、つけダレの底に沈んだ材木状のそれは、歯ごたえも柔らかく、繊維もきめ細かく、深く浸み込んだタレも嫌味なく、むしろ上品だと感じたかも。







【スープ割り:ブーメラン方式・シンプルな軽やか煮干し割り】


 これは大変に素直な割スープ。煮干しあっさりとシンプル魚介でして、変化球というより、単に淡くしたという感じがいい感じ。なのでとっても薄味と感じる方もおられるかも。刻みネギと刻み柚子の両方を投入。個人的には、このあっさりさなら。どちらか一方でもいいかもと少しだけ感じた次第です。

(スープ割り)http://photozou.jp/photo/show/1985094/239591432





 総じまして、「THE 正統派 直球豚魚!」と言うしかないですな!どこにでもありそうで、そうでないのがとみ田系。もうすっかりと地元に根付いているようですし、このまま山梨の名店として繁栄することを願います。それにしても、これから東京名店の優秀な修行者が、地元に帰った地方展開ってのが、どんどん増えるのかな・・・・。そうなると、だんだん訪問の手に負えなくなるのが残念。 ・・・・また来るか!?と言われれば、「何かのイベントがあれば是非」と一応答えるかな・・・。そりゃ機会があれば狙いますが、昔のようにスキーするでもなく、ゴルフもご無沙汰ですので、山梨県が心理上遠くに感じますから。でも、何年後になったとしても、行きます行きます。その時は、どんな大行列に成っても食いますわ(笑)。いや、その時は整理券形式にしといてねって、今から言っときます。ということで・・・なので詠います!



   空見上げ
   何処か遠くへ
   行きたくて



   夏の終わりに
   思い出つけ麺



お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

投稿 | コメント (7) | このお店へのレビュー: 1件

「ラーメン」@喜楽の写真<訪問理由はこちら↓> 
http://d.hatena.ne.jp/TOMASSOON/20140510/p1

昼下がりというより、午前の部が終るような終息気分がただよう店内には、地元の郵便局員さんがようやくありつけたような昼飯をがっつく。そして、バイクツーリング客が2名ほど満腹感を反芻している。そんな心地よいだるい雰囲気の店内が、日頃東京の喧噪を忘れさせてくれます。奥には座敷席があるが、どうみても普段の日常生活感がありありなこたつ部屋。まだ朝夜は寒さが残る山間の生活感が漂います。そんな中をすーーーっと、「ハイ、ラーメン!」ってな感じで配膳されます。

(外観)http://photozou.jp/photo/show/1985094/202679018


 おおーーー、どこから見ても、トラディショナル!街道沿いに昭和レトロな煮出し感覚漂う大衆系中華そばやん!旨そう!!

(麺顔アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/202679067





【スープ:やさしいというより、割としっかりとした円やかさ・・・煮干し感そして豚コクと醤油の味わい】


<トラディショナル感とローカル色溢れる・・・ふれあいの中華そばという雰囲気>


 それにしても、中途半端な時間に立ち寄ったため、ピークアウトなまったり感!・・・・というより、牧歌的と思える、のどかな店内。先ほどまでの私の焦りとは対照的に、時間の流れをゆっくりと感じます。


 その麺顔たるや、店内の雰囲気をそのまま映し出したような、穏やかなローカル中華そばそのものです。使い古された丼が、貫禄をも感じさせる麺顔です。スープを啜り出すと・・・気持ちが軽くなったのも影響してか「和む」。そして「染みる」のである。


 和むのはその煮干感。甘み主体で円やかさをアピール。崇高とまではいかないまでも、程よい煮だしの感覚が昭和を彷彿とさせる感覚。「甘み>苦み」を強く意識した煮干感覚が、私にとっては分かりやすい。西日本の味覚体を持ち合わせる私でさえ、この味わいには「昔ながら」というトラディショナル感覚を覚えます。急がば回れだよなと・・・・私に訴えかけるようなスープ感。心の中で頭と垂れそうになる。そして、豚コクもなかなか繊細で染みるような味わい。微妙に濁った感覚が、一部豚の仕業でもある。こいつも中々しっとりくるぞ。創業者の味の趣向ってのを感じる瞬間ですね〜。ほかに椎茸なども配合されとるのか不明なれど、日本の中華食堂的な味わいが、実に染みる。

(麺顔全体)http://photozou.jp/photo/show/1985094/202679047


<醤油ダレに、円やかさと力強さを感じる>


 乾物の影響か、醤油が強いのか丸いのか、判別がつかないような微妙なバランス感。たしかにじっとりとしているように感じる濃口醤油感あるカエシのエッジング。一方で乾物系の丸みある甘みが醤油と結びつている。しかも結構、どちらも強めなので、バランス感というより、せめぎ合いという感覚。定番なる醤油スープなのだが、意外と問題作か?(考え過ぎですな)

(スープアップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/202679108





【麺:イメージしやすく安心感を覚えるやや黄色い姿、ちゅるんとしたスベリ心地】


<昔ながらのMellow Yellow な色合いに、かっちりとした歯応えが馴染む・・・なぜかなつかし>


 自家製麺やブランド製麺所が花盛りな今にあって、地元の食材!取引先!!という地域経済を感じる、やや黄色い麺。風貌は懐かしさを覚える風貌です。とは言っても関西人の私は、こういう懐かしさとは実は無縁なのだが。


 細麺ですが、やや捩れがある風貌。切り口は丸い。多加水系な感覚ですが、モチモチっとはせず、意外なほどに引き締まり感がある。前歯で千切ると、クッチリ!という擬音語を感じるほどの密度感。奥歯でもそう。程よいカタさといったところかも・・・。

(麺アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/202679129


<カタメであっても、定番なるチュルチュルとしたスベリ心地>


 微妙なれども、外カタな雰囲気を持ち合わせております。なので啜り上げの抵抗感はなかなか優れている。その一方でスープの持ち上げ感も多少あって、ずぼぼぼぼぼぼぼーーーーーーっと一気に啜り上げるとスープ感がもの凄く溢れるような感じ。願わくば、レンゲが欲しい。スープをかき込みながら啜ると面白い麺かもしれない。でも、無いほうが「らしさ」があっていいかな・・・。







【具:肉は歯応えがあるものと教えられる気持ちになるしっかりした味わい】


<昔はこういう歯応え感があったっけ!と・・・実体験なくともそんな納得感>


 一見、バラ肉の解れを感じさせるが、実はしっかりと引き締まっている。周囲が割と濃いめの醤油ダレの漬け込み感があり、浸透圧の均衡により、肉の水分が奪われたのかね・・・。噛むとシッカリ感がある。そして筋肉繊維の方向にそって、ゆっきりと解れて行く。奥歯で強く噛みしめると、醤油ダレの濃ゆさがジュワ〜・・・と滲み出て、スープの醤油感と混じり合い、キッパリとした塩気を感じます。


 思えばこういうチャーシューが昭和ではテッパンだったのだろうか?判別つかんが、固いというのでは決してなくて、「歯応えがある」「醤油タレ・エッジング先行」のバラ肉とロース部位は、なぜか懐かしいほどに美味かった!

(チャーシュー)http://photozou.jp/photo/show/1985094/202679087


<サッパリ系のメンマが妙に馴染む>


 これは単に、あっさり系のメンマで良かったというだけの話。こういう全体感のラーメンには、漬け込みが特に深いメンマが合わせられることが多いのだが、サッパリ味なメンマで箸休めになって良かった。というだけの話。







 総じまして、ひょんなことから「体も心も救ってくれた朗らかな大衆中華そば」という感想。地元には相当根付いているのであろうなと、確信を覚えました。


 さてさて、後でレビュー(ブログ)を更新しようとして気づいたのだが、某サイトでは、この店は「山梨県ラーメンランキング1位」ではないか! 何〜・・だったらもっと・・・感情移入して味わうのだったよ。どこかラッキーだったような、取り逃がした感があるような・・・釈然としませんが、とりあえず感謝な一杯。なので詠います!



   五月晴れ
   山に目をやり
   青々と


   立ち寄る山里
   時間も止まる



 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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