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NSAS

男性 - 神奈川県 (1958年生まれ)

ご来訪ありがとうございます。ラーメン好き中年・NSASです。自宅がある相模原から、勤務先エリアの新宿・代々木までの沿線を中心にマイペースでレビューしています。定年後は、ラーメン屋さんをやりたいなんて夢も・・・夢です、夢wどうぞよろしくお願いします。

平均点 78.658点
最終レビュー日 2019年10月10日
1,109 801 2 1,950
レビュー 店舗 スキ いいね

「つけ麺(950円)」@たけちゃんにぼしらーめん 調布店の写真会社帰り。久しぶりに調布で途中下車。調布でラーメンと言えばたけにぼ。10数年前から付かず離れず利用させて貰ってきたけど、何故かつけ麺だけは未食だったよな。秋色濃い季節だけど、少し汗ばむ陽気のこの日は、この未食メニュー制覇にはちょうど良い気候かもね。

19時前に入店すると先客数名。私の直前に入店した女性単騎客は、会社帰りのOL風で、店員とは顔見知りの様子。女性の常連さんなのでしょうな。何か格好いいw 券売機でつけ麺(950円)の食券を買ってカウンターに着席。厨房には、ますます先代に似てきた2代目店主の姿。頭を手ぬぐいでくるむ独特の格好も先代譲り。ややあって我が一杯が配膳。

麺丼に比べて二回りほど小さい汁椀の方には、濃い醤油色、漆黒と言って良いようなつけ汁に、薬味の長ねぎと唐辛子がたっぷり投入されています。煮干の香りが立ち上ってきますが、かなり濃い味を想像させます。

対する麺丼の方には、緩く捩れの入った平打ち中太麺が折り畳まれて盛付けられ、その上にバラチャーシューが2枚、メンマが多め、なるととその上に柚子胡椒があしらわれ、そして海苔がトッピングされています。こうしてつけダレと並べてみると、今風ではなくクラシカルな印象がありますな。ではいただきましょう。

まずはつけ汁を。同店らしく、動物系を芯にしながらも煮干を前面に押し出して効かせたベースに、コクのある濃口の醤油ダレを合せ、酸味と唐辛子のピリ感をプラスしたもの。飲み口に感じる煮干由来の若干のエグ味が“たけにぼ”らしさを醸し出していますな。見た目だけでなく、味わいも酸味の立ったクラシカルなもの。美味しい。

そういえばこの見た目。今年の春にいただいた、八王子の圓の期間限定・甘い辛い酸っぱいつけ麺のつけ汁のビジュアルにそっくりです。味わいの方は、アチラほど甘みが強調されていないのと、辛味の部分にブラックペッパーが使われていないことが相違点でしょうか。コンセプトは似ているのかも知れません。

さて麺。ツルンとした麺肌を持ち、食感と喉越しはコシのあるシコシコ、ツルツルとしたもの。大盛にしなかったので、麺量は目の子で200g程度かな。コイツを濃いめのつけ汁に潜らせて啜り上げると、懐かしさを感じる往時のつけ麺といった感じ。美味しい。

さてトッピング。同店のバラチャーシューは、少し濃いめの醤油系の味付けで、定評のある丁寧に作られたもの。ホロッとする食感で流石に美味しい。つけ汁に短冊状にして投入するよりも、こうして1枚ものとしてトッピングしてくれた方が、食べる楽しみもあろうかというもの。メンマもサクッと軽い食感で丁寧に戻された感じで美味しい。

せっかくつけ麺をいただいているのに、途中でプチラーメン化するのもバカらしいと思い、そのまま並盛の麺を食べ進み固形物終了。ここで割りスープをお願いするため、つけ汁容器を高台に上げようとすると、店員から制止が入りました。別の容器で出してくれるとのこと。出て来たら、つけ汁と同じくらいの大きさの器に、煮干豚骨のベーススープが入っています。

店員から、「こちらのスープの方に、つけ汁を適量入れてお召し上がり下さい」旨アナウンスがあったので、レンゲに4杯、5杯位投入すると、飲み干すのにちょうど良い塩梅。あとは両手で器を持ってグビッと飲み干して食了。

同店とは、もう10数年のお付き合いになりますが、今までつけ麺をいただいたことがないというのが、何とも不思議なくらい。で、今回初体験をしてみると、酸味とピリ感の立ったノスな味わいに新鮮味を感じる一方、ちゃんと“たけにぼ”らしさも感じられ、しっかり満足させてくれた一杯でした。

投稿(更新) | コメント (4) | このお店へのレビュー: 8件

「鶏つけそば(中盛同額 850円)」@鶏びあんSobaみやみやの写真休日の外出先からの帰宅途中。聖蹟桜ヶ丘に1号店があり、この6月に八王子に出店した2号店のコチラを、少し遅くなりましたが初訪問することにします。14時半近くに訪問すると、カウンター主体の手狭な店内に先客4名。入口の券売機で鶏つけそば(850円)の食券を買って、空いていた店主目の前の席に着席。聖蹟桜ヶ丘の店でよく顔を合せたY店主は、現在はこちらに貼り付いているようです。

初訪問の店では、大抵、デフォルトの醤油ラーメンから入るのですが、この日は気温が相当上がっていたので、ポリシーを曲げてつけ麺にしてしまいました。

さて麺量ですが、標準が150gで、中盛220~230gと大盛300gがチョイスできると店主より案内があったので、中盛でお願いすることにします。カウンター向こうの調理スペースには、店主の他、若い女性1名の2名体制。麺茹での後、テボごと店主から受取った女性店員がしっかりと流水で締め、麺丼にスパゲティのようにクルリと巻いて盛付け。トッピングで丼上を整えたら、つけ汁の容器と一緒に配膳となりました。

麺丼より小さめな白い汁椀には、上に厚めの鶏油の層を纏った濃い醤油色のつけ汁。薬味のネギとミツバでしょうか、鮮やかな緑が散らされています。対して、ベーシックな白い反り丼に盛付けられた麺の方は、若干の捻りの入った中細ストレート麺がクルリと盛付けられた上に、大判の豚肩ロースのレアチャーシュー、鶏ムネ肉部位のレアチャーシューが2枚に穂先メンマが1本。丼の縁には赤い辛味(柚子胡椒かな)がスタンバイ。ではいただきましょう。

まずはつけ汁。レンゲで口にした途端、ブワッと溢れる鶏の香りとキリッとした醤油ダレの風味。東京烏骨鶏と地鶏を使用したとされるスープ。臭みは排除されているものの、鶏らしい香り全開で、キレとコクのある醤油ダレを合せた清湯醤油スープに厚みをもたらす、表層の鶏油によるマッタリ感。グイグイと惹き付けられる飲み口です。美味しい。

はやる心を抑えて、麺をつけ汁に行かず、そのまま口にしてみると、小麦の香りの高いしなやかなにしてザクザク、シコシコとコシのある麺。よく見ると、細かい黒い粒々が練り込まれているのが見て取れます。ふすまかな。京都の棣鄂という製麺所のものを取寄せているとのことですが、このしなやかさとコシが店主の狙いなのでしょう。

コイツを、惹きの強いつけ汁の中に潜らせてから啜ると、鶏の芳醇な香りと分厚い旨味清湯鶏スープが、これでもかと口に飛び込んできて、旨味、コクやキレの波状攻撃に圧倒される時間が続きます。美味しい。

ただ、麺のみ口にした際には気が付きませんでしたが、麺自体が長めの尺であることに加え、クルリと巻いて綺麗に盛付けられている関係で、先っちょに刻みなど滑り止め加工の施されていないエコ箸で持ち上げようとしても、滑ってなかなか持上がってこないのがもどかしいw 勢い、充分に麺丼から手繰り寄せる前に汁椀に浸し、口を傍まで持って行って啜るという、とてもみっともない食べ方になってしまいましたw

トッピング関係に行きましょう。三元豚の肩ロースチャーシューですが、程良く塩味の効いた低温調理のもの。スッと歯が入る柔らかさの反面、少し噛み切りにくい感じもあります。でも美味しい。ササミの鶏チャーシューの方は、そこまでの噛み切りにくさもなく柔らかくて美味しい。穂先メンマはお約束のようなサクッとした食感。どれも美味しいな。

さて、麺を食べ進むと、盛付けられた麺の下場が漬かっていた昆布水がその全容を表します。単なる液体状のものではなく、小さめに刻まれた昆布そのものが投入されているんですな。なので昆布水自体に若干の粘りも感じます。私は熱々のつけ汁にこだわりはありませんし、せっかくなので、熱いスープ割りを所望するのでなく、この昆布水でつけ汁を割ってプチラー作成と行きましょうかw

この刻み昆布の混在する状態のまま、麺を昆布水ごとつけ汁に投入してプチラーメンを作成。割ったスープに麺丼の縁に置かれていた柚子胡椒を溶いて行き、後はただひたすら掻っ込んで食了。オープンから少し時間も経って、客足もやや落ち着いた中でこの日はまずつけ麺から堪能。次回いただく予定の「鶏びあんそば(750円)」が尚一層楽しみに感じられてきた一杯でした。

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「小田急限定 特製海老ワンタンメン(1,380円)」@手打 焔 小田急うまいものめぐりの写真やはり小田急百貨店の催事が気になって仕方がない。休日に新宿にまで出て行くことはほとんどないのだけど、この日は10年ぶりの火風鼎を食するまたとない機会。最終日前日に滑り込みです。

13時少し前に会場到着。いやぁ並んでますな。催事場の1フロア上階にまで階段に沿って人の列。最後尾に付いた時には40分待ちと言われましたが、覚悟を決めます。が、意外に順調に列は進み、30分ほどで店頭へ。受付で小田急限定の特製海老ワンタンメン(1,380円)の食券を購入し席へ。着席から5分ほどで、トレイに載って我が一杯が配膳となりました。

白いベーシックな反り丼には、表面に鶏油を浮かべ綺麗に澄んだ清湯醤油スープ。同催事限定の特製仕様とあって、例のスモークチャーシュー、海老ワンタン、味玉、メンマ、ホウレンソウ、白髪ネギに薬味ネギと、豪勢なラインアップが丼上を埋め尽くしますw ではいただきましょう。

低温でしっかりと炊かれた旨味たっぷりの鶏清湯。キリッとした醤油ダレが合せられ、鶏油が厚みを倍加してくれる素直な飲み口。ちょっと濃いめの調製なんですが、この夏、最後のあがきのような気温の中を歩いてきたので、失われた塩分調整にはちょうど良いかも知れませんw 美味しい。

さて、手打ちの平太縮れ麺。これだけの人出の催事ですから、都度々々店内で打っているんですかね。意外にザラザラっていうか、凸凹の目立つ麺肌です。シコシコとしたコシが強めの食感。見た目、もう少しムチンとした食感なのかなと思いましたが、ちょっと硬めの茹で加減。実店舗とは違って、催事会場の火力が弱かったりする関係でしょうかね。個人的にはもう少しムチ感のある方が好みです。

さてトッピング。何と言っても、あの燻製チャーシューですよね。ちょっと薄切りだったのだけど、鼻に抜けるスモーキーな芳香。筋張った噛み切り難さもなく食感も良し。コイツが4~5枚奢られています。とても美味しい。

海老ワンタンは、結構厚手の皮に包まれたもので、餡自体はあまり大きくはないけど、プリッとした食感が楽しいですね。3個入っていて堪能できます。しっかり醤油系の味が染みた味玉も、ねっとりとした黄身が美味しいw メンマや青菜も、白河ラーメンらしさを醸してくれています。

催事のイートインなので、さすがにカスタム用の卓上アイテムなどはなく、そのままKKにて食了。

昔、文京区の白山に白河の火風鼎の支店があり、10年近く前に一度だけ食べに行ったことがありましたが、今回の手打焔というお店、ちょこっと調べたところ、当時の白山火風鼎の後身なんじゃないかな(自信ないけど)。当時食した一杯の記憶が、懐かしく蘇ってきました。那須塩原は遠いけど、実店舗に行ってみたいなぁ。

催事での一杯は、あくまでパイロット版と考えるべきなのでしょうけど、那須塩原にまで行ってみたいと思わせてくれたことで、同催事の存在意義を充分に感じさせてくれた一杯でした。

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「玉子入ワンタン麺 普通盛り(950円)※生卵別容器」@中華そば 大海軒 八王子店の写真所用で休みを取ったこの日。朝から忙しく動き回り、夕刻、ようやく全ての用事が片付いて帰路についた八王子。久し振りに煮干の利いた一杯を食べたい気分だったので、八王子唯一の永福町系であるコチラを訪問することにします。

17時過ぎに入店すると先客なし。あまり得意ではないタッチパネル式の券売機で、玉子入ワンタン麺の普通盛り(950円)部分にタッチ。食券提出時に、「玉子は生玉子を別の容器で」とお願いします。これを言わないと、標準で茹で玉子が半玉載るところに、おそらく一玉が追加さてしまうのだと思います。待つこと5分少々で配膳。

同系統独特の、大きい洗面器型の白丼に、全体に薬味ネギの散らされたたっぷりの清湯煮干醤油スープが張られ、水面下には綺麗に折り畳まれた中細麺。トッピングには、チャーシュー、メンマ、なると、味玉半身に三角の海苔。ワンタンは、水面上の一部に皮のみ浮遊するものの、殆どが船底部に水没してしまっています。なお、7~8年前に同じメニューをいただいた時は、永福町系に特徴的なこの洗面器丼ではなく、店名ロゴ入の普通の反り丼でした。ではいただきます。

まずはスープ。煮干の利いた、永福町系らしい清湯煮干醤油スープは、キレの良いキリッとした醤油ダレを動物煮干のベースに合せたもの。液体としてスープ表面に拡がっている訳ではなく、細粒状のものがスープ表面に層を作るように浮いたラードが、動物系のマッタリ感を強く押し出しています。それでも総じてスッキリとした後口で美味しい。そのラードのおかげで、その下のスープは超が付くくらいの熱々状態ですw

麺は、おそらく草村商店製のウェービーな中細麺。私は、少し茹ですぎ位の柔麺の方が好きなのですが、標準より少し硬め寄りくらいの茹で加減でしょうか。大多数の方に支持される食感だと思います。これを溶いた生卵に漬けていただくと、生卵のマターり感とともに、超が付く熱々状態が多少緩和されて啜り易くなりますw 美味しい

さて、その名を商品名に冠するワンタンですが、結論から言うとこれが残念。そもそも茹ですぎなのか、あるいは熱々のスープに漬かってコンディションが変化したものなのか、箸で摘まみ上げようとしても、皮が千切れて破片に・・・ かろうじて、数個のみ原形を留めているものがありましたが、殆どは餡の部分が脱落した皮のみの残骸。既に「元ワンタン」と呼ぶのが相応しいくらいのもの。なお、この辺りの海域で、既に脱出に成功した小指の先ほどの餡の回収に何度か成功しましたw 餡の味は美味しかった~w

チャーシューは一枚物をハーフサイズにわざわざカットしたもので、そんなケチくさいことせず、一枚をドンと載せれば良いのにと思ってしまいましたw その他のトッピングは、まぁ可もなく不可もなく。

先にトッピングやワンタンの残骸を片付けて、後は残った麺を溶き卵に漬して啜り上げます。こうした漬け食い自体がカスタマイズ代りになるので、特に卓上アイテムの出番はありません。残る麺を全て溶き卵の小容器にぶち込み完食。スープは慈しむようにレンゲで一口、また一口と味わい、4分の1ほど残して食了。

そもそも、永福町系のワンタンと言えば、餡も小粒で、ワンタンの皮の食感を楽しむものとの認識がありました。でも、この日のものはその皮の食感すら味わうことは叶いませんでした。やはり、大振りのプリッとしたもの、ワンタンはそんな肉々しい食べ応えのあるものに限る、との思いを新たにすることになった一杯でした。

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「らーめん 並(600円)」@中華そば つけ麺 音七の写真休日。外出先からの帰宅前。八王子駅南口至近にオープンした、八王子系の新店を訪問することにします。八王子の郊外、楢原町に本店を構える一陽来福の支店とのこと。本店の方は、直ぐそばにあるみんみんとのセットで、何度か行ったことがあります。

13時過ぎに入店すると先客1名。カウンター数席だけの小さな箱です。入口脇の券売機で、基本のらーめんの並(600円)の食券を買って着席。カウンターの向こうは配膳のための通路で、厨房は客席の隣の別室。そこにやや年配の短髪の店主と奥様かな。何となく、本店で見かけたことがあるような気がします。先客の一杯に続いて、我が料理もさほど時間がかからず、奥様の手により配膳。

プラスチックのトレイに、地味な柄の付いた白系の反り丼。透明度の高い清湯娼婦スープが張られ、水面下には綺麗に折り畳まれたストレートタイプの細麺。トッピングは、基本ライン。即ち、肩ロースのチャーシュー、メンマ、海苔に刻みタマネギ。ベッタリと広くではなく、粒状に拡がったラードが蓋をしきれない熱々のスープからは、湯気がもうもうと立ち上ります。見て安心感のある八王子系らしいビジュアル。ではいただきます。

まずはスープ。湯気が間断なく立ち上る清湯醤油スープは、しっかり取られた豚骨出汁にキレのある醤油ダレを合せた、いかにも八王子系らしい飲み口っていうか後味のスープです。スープ表面に粒状に拡がるラードが、動物系出汁の厚みを強調してくれているかのようで、とても美味しい。

麺は、厨房に積まれた麺箱の銘から、岩本製麺の麺と思われるストレート細麺。低加水仕様のザクパツとした食感の麺で、通常、八王子系に使用されるものよりより一回りほど細めなタイプです。スープとも八王子系らしい相性を見せていますが、食べ始めと終盤の印象が異なり、比較的コンディションの変化が早めな印象がありました。

チャーシューは、肩ロース部位のホロトロな煮豚チャーシュー。箸で持っただけで崩れそうになるほどの柔らかさ。口当りと食べた印象は良いけど、扱い難いのが難点かな。美味しいから無問題だけどw

さて半ば、お決まりのカスタマイズを実施と思ったんだけど、コチラ、おろしニンニクは用意されているのだけど、豆板醤がなし。やむなく、適量のニンニクをレンゲに取ってカスタマイズ。やはり、豚骨とラードをフィーチャーしたスープとニンニクは相性が良いですな。背筋がピンと伸びたような印象にリフレッシュ、掻っ込んで食了。

八王子のマイカーアクセスでしか行くことが出来ないような場所の名店が、アチラから駅前至近の立地に出て来てくれるのは実に有難いw 休日の外出時、八王子経由の帰宅が、これまでよりも一層楽しみになってしまった一杯でした。

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「Dセット:ラーメン&半チキンライス(850円)」@中華料理 八幡の写真種類を問わず、ラーメンという食べ物はもちろん好物なのですが、これに負けず劣らず好きな食べ物、っていうか、幼少期の体験に根ざした思い入れのある食べ物があります。チキンライス。街中華や街の定食堂で、チキンライスをメニューに見つけると、ついつい頼んでしまったり。でも、記憶の味にピタリと嵌まったそれに出会った例しがないw

休日。外出先からの帰路。この日は、時間的に西調布から徒歩圏ギリに立地する、個人的に最重要な、チキンライスBM店の営業時間内に間に合いそうなので、その店を訪問してみることにします。その店、それは調布市の繁華街から外れた住宅地の中にある街中華。名物が何とチキンライスだというお店なんですw 期待に胸を膨らませて訪問。

13時過ぎに入店すると先客1名。年配のご夫婦でやっておられるお店の様です。空いていたテーブルに着席して、店内壁に貼られたメニュー群を眺めます。卓上にも定番のメニューがありますが、お得なセットメニューや変わり種メニューが壁に貼り出されているようなので、その中からDセット:ラーメン&半チキンライス(850円)をチョイスしてご主人にオーダー。

直ぐに厨房内ではラーメン作りと並行して、フライパンに火が入る音がし始めます。どことなく、忙しない世間の喧噪とは無縁の、ここだけのゆったりとした時間の流れを感じさせる店内。調理も、それなりにゆったりと時間をかけて進み、入店から10分ほどで我がDセットがお盆に載せられて配膳されました。

白い瀬戸物の柄付き丼には、ザ・ノスラーとでも言うべき街中華御用達の中華そば。薄らと液体油を表面に湛えた清湯醤油スープの中には、奥底に沈む中細ストレート麺が見え隠れ。トッピングの肩ロースチャーシューは、トラディショナルな造りのもの。薬味ネギとメンマの他には、海苔ではなくワカメ。これもノスラーらしいアイテム。

セットの半チキンライスですが、皿は小振りですが、チキンライスの盛り自体は決してハーフサイズではなく、少し多めに感じられます。ケチャップ色に色付いたライスの中には、ピーマン、グリーンピースの緑と、卵の黄色、そしてタマネギが見て取れます。これは若しかしたら若しかするかもw ではいただきます。

まずはラーメンのスープから。鶏ガラ・野菜で取られたベースに、素直な味わいの醤油ダレを合せた、ザ・ノスラーそのものといった清湯醤油スープ。鼻にフンッと抜けていく鶏ガラ出汁の香りが、何とも郷愁を誘います。専門店の醤油ラーメンとは、全くベクトルの異なる美味しさ。これは良い。

麺は、コンベンショナルな中細ストレート麺。麺自体の親水性が良い上に、麺線の間にしっかり蓄えられるからか、スルスルと啜り上げる度にスープがしっかりと口に飛び込んできます。茹で加減は、自分好みの柔らかめ。この辺りは好みが分れそうな部分ではありますが、大過はないかと。

チャーシューは、しっかりと歯応えを感じさせる、肩ロース部位のトラディショナルな造り。ホロトロなバラロールも良いけど、ノスラーのトッピングにはこのタイプだよね。美味しい。

さてここからはいよいよチキンライス。果たして一口・・おぉ、これは・・ 瞬時にして、往時のチキンライスのテイストが脳裏に蘇ります。

ありがちな、ケチャップの酸味の立った味わいではなく、鶏ガラスープを調理過程で加えているのか、蔗糖系とは異なる程良い甘みが添加された懐かしい味わい。個人的にマストと考えるグリーンピースが入っているし、ピーマンとタマネギのザクッとした食感も良し。フワッとした卵は優しい。これで赤い福神漬けが添えられていれば、言うことなしの100点だったところw

さて、ラーメンに戻りますw この手の一杯のカスタマイズと言えば、やることは一つ、コショーですよね。粗挽きのブラックペッパーではなく、そう、SBテーブルコショー。これを添加したら、あとはコイツをスープ代りにチキンライスと行ったり来たりw 双方ともに掻っ込んで食了。

遂に出会えた記憶の彼方の味。後客さんが、チキンライス単品を大盛で頼んでいましたが、なるほど、これなら頷けます。自分も、次回は単品で。ただ、他にも「かつカレーラーメン 850円」なんて言う魅力的なメニューもあるんだよね。ポン(手を打つ音)! そうか、次だけでなく2度、3度と来れば良いんだと、ようやく当たり前のことに気がついた一杯でした。

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「スペシャルつけ麺 大盛(麺1.5玉 1,100円)」@つけ麺本舗 一億兆の写真休日、遅い昼を食べるため単騎外出。この日は、かな~り久し振りに、コチラのつけ麺が食べたくなって訪問することにしました。同店、元々は町田で店を構えていたようですが、14~5年前に、一時橋本の我が家の徒歩圏に移転して来ていたこともあり、その当時は何度か利用していてちょっと身近に感じるお店。出戻る形で今の淵野辺に行ってからは頻度が下がりましたが、私にとっては、つけ麺ってなかなか美味しいじゃないかと、初めてそう思わせてくれたお店でもあります。

この日の営業が15時までのところ、14時半過ぎに入店。先客なし。カウンターが空いていましたが、営業終了間際で女将さん(後述三世代の真ん中の方)に勧められたのでテーブルに着席。卓上のメニューを確認して、醤油味の特製仕様にあたるスペシャルつけ麺の大盛(麺1.5玉 1,100円)を女将さんに発注。女性ばかり親子三代でお店を回されているところも以前と変りません。

入口外側に菅野製麺所の立札がありましたが、前回利用した時までは自家製麺だったような記憶があります。いずれにしても極太仕様の麺なので、たっぷり10分かかって我が一杯が配膳されました。

麺丼に比べて一回りほど小さめの汁丼には、ゴリゴリの背脂がたっぷり入った醤油ベースのつけ汁とともに、たっぷりの具材が入ります。つけ汁の中から水面上にかけて、キャベツなどの野菜がたっぷり入れられていて、その上に大振りのバラチャーシューが2枚と味玉の半身が2つ。以前の記憶では、水面下に短冊切りのなるととメンマが入っているはずです。

麺丼の方には、艶やかな麺肌を持ちエッジの立った、手揉み風に縮れた太麺がたっぷり盛られています。1.5玉とのことですので、目の子で300g程度はあるでしょうかね。ゴクリと喉が鳴ったので早速いただきます。

まずはつけ汁。動物系と煮干出汁を合わせたWスープに、ほの甘いカエシ、多少の辛味と酸味が一体となった、クラシカルな構えのつけ汁。ゴリゴリと入れられた背脂効果で、円やかで自然な甘みが心地よいです。今の大勢からすると、スッパ方向に振ったつけ汁なので、好みが分れるかも知れません。昔の王道のつけ麺のつけダレですな。私は好きです。美味しい。

麺は、加水率の高めな透明感のある太麺で、ツルツルとした喉越しと、シコシコ歯ごたえを持つもの。鼻に小麦の香りが抜けて行きます。これまた、ツルシコなつけ麺専用の麺を画に描いたようなものですな。多少、麺自体のしなやかさに欠けるきらいがある上に、周辺にレンゲが見当らなかったので、エコ箸二本だけでの扱いが面倒なことこの上なしw あばれる君状態w

トッピングって言うか具材は豪華仕様。チャーシューは、しっかりとした肉質のバラチャーシューで、大判且つ割と厚めにカットされたもの。しっとりとした繊細さはありませんが、程良い味付けで美味しい。そしてキャベツやモヤシの野菜類ですが、程良くしんなりとしていますが、野菜から染み出た感じの乳化油の細粒を見るに、茹で野菜ではなくしっかり炒めている様子です。野菜炒めを食べている感覚で美味しい。

味玉は、醤油系の過不足のない味付け。予想通り、水中には、メンマとなるとの短冊切りが沈んでいました。

さて半ば。麺と具材が残り僅かになったところで、女将さんにスープ割りを所望。手鍋で温めたベースに改めて背脂を投入して、つけ汁に足してくれました。こうした丁寧な作業にもホスピタリティが感じられます。残った麺を投入して、具の残りを載せてプチラーメンの完成。掻っ込んで食了。もちろんKKですw

同店、10数年前の一時期、相模原のラーメンシーンでは、大石家や一汁一菜などと並んで、それなりのビッグネームでしたが、今は姿を見ることのない親父さんがラーメン集合施設に出した支店がコケるなどして、次第に細って行ってしまいました。でも、昔の味を楽しみたいと思ったならば、今でも往時の古き良きつけ麺を提供してくれる良店であることを再認識させてくれた一杯でした。

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「ラーメン(550円)」@あさひ軒の写真この日は午後から仕事を休み、役所、病院と巡った帰り道。ホームセンターで買出しのついでに、近くのコチラで遅い昼食を取って帰途につくことにします。今回初訪問となります。昼食と言いながら、ほぼ夕食時刻の16時半過ぎに入店すると先客1名。カウンターで年配のおばちゃんが1人食事中です。

券売機でデフォルトのラーメン(550円)の食券を買ってカウンターに着席。厨房には年配のご夫婦と、若い感じの方はご子息でしょうか。家族経営のようですな。アイドルタイム真っ只中でしたが、手早く調理が始まります。5分ほどで、そのご子息らしき店員さんの手により調製された一杯が高台より配膳。

八王子系でよく見かける、白い無地のベーシックな反り丼には、八王子系らしい清湯豚骨出汁にトラディショナルな醤油ダレを合せた、透明度の高い清湯醤油スープ。水面下に深く沈む、細めな部類の中細縮れ麺の上に、肩ロースチャーシュー、メンマ、粗め細かめの混在した刻みタマネギに海苔がトッピング。八王子系のお手本のようなビジュアル。

適度にラードの浮いたスープ表面からは、もうもうと湯気が立ち上っています。ではいただきます。

まずはスープ。低温抽出された清湯豚骨のベースに、キリッとした八王子系らしい醤油ダレを合せ、動物系の出汁感にラードが厚みを付加した飲み口。みんみん系、あるいは吾衛門系のいずれとも共通項のある、一口飲んで八王子系と判る、ある意味八王子ラーメンの最大公約数的スープ。美味しい。

何が八王子系を八王子系たらしめているかと言えば、やはり刻みタマネギ。ベースに合わせられた醤油ダレ自体が、八王子系に独特なキレとコクを持つものなのだけど、そこに、ショリッとした食感とともに、このタマネギのピリッとした辛味が合わさることによって、あぁ八王子だ・・となるんですなw

麺は、逆に八王子系標準からすると、やや細めに感じられる、ほぼ細麺と言って差支えないくらいの中細縮れ麺。やや黄色みの強い色合いなので、玉子練り込みタイプとかかしらんw 茹で加減は標準。特に強い訳ではありませんが、普通にコシが感じられる麺です。

チャーシューは、肩ロース部位の煮豚チャーシュー。肩ロースとしては柔らかい食感なのですが、肉の旨味が相当出て行っちゃった感じで、ちょっと味気ないパサッとした食感。チャーシューメンの肉全部がこれなら残念だけど、まぁ1枚だから仕方ないかw

さて半ば。自分としては定番のチューン。即ち豆板醤とおろしニンニク。この組合せでのカスタマイズ、実は10年前くらいから巡り始めた八王子系のお店で覚えたもの。大概の八王子系のお店にこの2点が用意されているのでw だから、八王子系のお店でこのカスタムが叶うと、何だかホッとするんですな。年月かけて身についたルーティーンっていうことなのでしょうね。掻っ込んで食了。

八王子系のラーメンとして、特筆すべき何かがあるかと言えば、特にそう言ったものはなく、良くも悪くも平均的な同系の最大公約数。なので、目指して同店を訪問するかと言えば・・・かな。でもこの辺り、特に、この日のホームセンターに買い出しに来ていて、ゆったりと広いお店で食事をと言った時には、真っ先に候補に挙がること間違いなしと感じられた一杯でした。

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「醤油SOBA(690円)」@荒節中華にはらいの写真会社帰り。この日は、府中(と言っても最寄駅は府中本町ですが)に5月にオープンした、魚介出汁に秋刀魚の煮干を使用した一杯を提供するという、麺創研グループの新店を訪問してみることにします。

府中街道沿いの青葉の並びにあるこの箱。数年前に紅BLACKがブランド立上げの際に最初に入居した後、比較的短期間に京王線高架横の仮設店舗に移転し(現在は再開発ビルに再移転済)、その後しばらくは空家のまま。そして一昨年の年末に、塩専門のクワトロ・バリエがオープンし、1年ちょっとで閉店し、今回が同グループ3ブランド目の出店になります。あまり縁起が良いとは言えない箱かもしれませんなw

18時半過ぎに店頭に到着。入店して直ぐ目の前にある券売機で醤油SOBA(690円)の食券を買い、カウンター一番奥手に着席。先客1名。カウンターの向こう側には通路分ほどのスペースしかなく、カウンター一番奥手の先に厨房機能が集約されています。カウンターが6席ですし、この狭い厨房ですから、必然的に1オペになるようですな。ややあって我が一杯が配膳となりました。

紅BLACKで使われているのと同じ、鳴門柄の入った赤丼に濃茶濁した白湯動物魚介醤油のスープ。液面上には平打ちの太ストレート麺が顔を覗かせ、中央部に豚と鶏のチャーシュー、味玉半身、太メンマ、なると、水菜にザク切りの刻み紫タマネギがトッピングされています。券売機のラインアップを見ると、かけSOBA(500円)なんてメニューもありますが、標準トッピングの施されたデフォルトラインとして見れば、690円の価格でこれだけの陣容が揃えば、まずまず立派なのではないでしょうかw ではいただきます。

まずはスープ。一口啜ると、秋刀魚と言われれば秋刀魚、鰮煮干とは違った香りの魚介出汁がかなり濃厚。鶏が動物系として使われているとのことですが、ベースの押えに回っており、全面展開しているのはその秋刀魚煮干ですな。合せる醤油ダレの個性なのでしょう、後味に少し酸味が感じられます。大量の秋刀魚節を使用して炊き出したというよりは、秋刀魚節の粉末を直截的にスープに合わせていると言った方が正解かな。後半、この魚粉のザラつきが多少気になってきた、かなり個性的なスープに仕上っています。

麺は、切刃8番を使用しているという平打ち太ストレート麺。ツルンとした滑らかな麺肌を持ち、口に運んだ際の食感は、ムチンとした弾力がありながら一定のコシもある、割と好きなタイプの太麺です。紅や同BLACKで使われている乱切り麺の代りに、この麺を使った紅やBLACKを食べてみたいものですw つけ麺向きでもあるかな。ただ、先の方に溝の切ってある木製のエコ箸を使っても、この麺の滑らかさが仇となり、取り扱うのに難儀をしましたw

そう言えば、卓上の能書によると全粒粉を配合しているとのことですが、麺肌を見ても、ふすまのようなものが練り込まれているようには見えませんでした。

さてトッピング関係。2種類のチャーシューのうち豚の方は、真空低温調理の肩ロース部位のレアチャーシュー。しっとりとした薄塩味で美味しいのだけど、もう少し厚みが欲しいかな。薄いので、見る間に火が通ってピンク色が失われてしまったのが残念w 鶏のムネ肉チャーシューは、嫌いではないけど、肉の性質上、多少パサつき気味に感じられました。

3日間かけて戻しているというメンマは、サクッと柔らかい食感。丁寧な仕事に好感が持てます。ザク切りの刻みタマネギが、かなり個性的な魚介スープを味わう上で、ショリッとした食感とともにリフレッシュ効果を発揮してくれます。美味しい。

さて半ば。卓上に唯一置かれたアイテムは、赤白黒茶の4色の粒の入ったミル。ピンク、ホワイトブラックの各ペッパーと、おそらく山椒の実かな。これを適宜ガリガリと削り振り掛けます。タマネギのリフレッシュ効果とともに、独特の香りとピリ感で良い感じの終盤戦を迎えることができ、後は一気に掻っ込んで食了。スープまで行っちゃいましたw

動物系と魚介を合せた一杯と言えば、今でも所謂、ドロ系豚魚が世間で巾を効かせている訳ですが、コチラ、秋刀魚というチョイスもさることながら、粘度自体は低くシャバっとしたかなり個性的な鶏魚介。次回はつけ麺での再訪が内々に決定事項となってしまった一杯でした。

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「特製つけ麺(800円)」@支那そばや 相模原店の写真休日。この日は、市内の何処に行こうかなと、まだ行く先を決めぬまま家を出て最寄駅へ。京王線にするか横浜線にするか、よし横浜線w 八王子方面か横浜方面か、よし横浜方面。で、ホームに滑り込んできた電車に乗り、何故か次の相模原駅で下車する運びとなりました。あまり帰宅が遅くなるのも厭だったものでw

この時、脳裏に浮かんでいたのは、以前アイワールドがあった辺りの豚骨ラーメン店。この一画も、以前は相模原ラーメンストリートなどと言われていましたが、今は、歯が抜けるように店が減ってきています。その中で、目指すM田屋は流石の人気店。八王子の北口に出した支店は根付きませんでしたが、ここ相模原の本店は、ランチタイムを過ぎたこの時間帯でも、店頭に行列ができています。うむ、待つのはちょっと・・

目的地変更で、直ぐ近くにあるコチラをこの日は訪問することにします。入店すると5割程度は席が埋まっています。流石に人気店の一角ですな。厨房には年配の店主の他、同年代の女性が2名。カウンターに着席して、未食の特製つけ麺(800円)をおばちゃんに発注。前会計制なので、先に支払いを済ませます。未提供の先客分の料理の後、我が一杯が、つけ汁、麺の順に提供されました。

小振りなつけ汁の容器には、同店の鶏清湯出汁ベースと思われる醤油味のつけ汁。チャーシューが1枚、メンマが具として入り、唐辛子系の辛味、白ゴマに薬味の白ネギと青ネギが投入されています。

麺皿の方には、温かいラーメンと共通と思われるエッジの立ったストレート細麺が、数個の小束に分けて順次盛付けられ、その上に味玉半身が2個、薬味の九条ネギ、糸唐辛子と海苔が搭載されます。提供された体を見ても、和風のテイスト溢れる、いかにも支那そばやが提供するに相応しいビジュアルですな。ではいただきます。

まずはつけ汁から。短冊切りなどのカット物が多い中、珍しく一枚物のバラロールチャーシューが入り、それと共に一定量のメンマも沈むつけ汁。啜ってみると、鶏ガラベースの醤油ラーメンのスープをベースに、若干の辛味(唐辛子粉末)と酢で、辛酸方向を強調した鶏清湯醤油ベースのつけ汁。ピリ辛酸味が立った印象のクラシカルなつけ汁ですな。美味しい。

麺は、ラーメンにも使われている麺そのもので、内モンゴルのかん水を使用したという、ラーメンの鬼・佐野さん直伝の細打ちストレート麺です。麺自体はしなやかで取り扱いは楽ですが、破断感がザクザクとしたもので、咀嚼のたびに小気味良さを感じます。この細番手の麺ですから、麺同士の隙間につけ汁を潤沢に蓄えて運んで来てくれます。美味しい。

ただ麺自体、つけ麺用に調製されていなので、どうしても持ち上げ時に麺同士がくっついて、なんていう問題が起きますが、流水で締めた後、麺を何度かに小分けして麺皿に盛付けてくれているので、そのあたりも極力排除されていました。

チャーシューは、やはり一枚物ですからそれなりに存在感があります。メンマはやはり出来合いのものではなく自家製なのでしょう。サクッと柔らかい食感でしたが、箸休めにちょうど良いアイテム。麺の方にトッピングされていた味玉は、醤油ベースのしっかりとした味付けで美味しかった~

後半、少し麺を残してスープ割りを所望。ブーメラン方式で戻ってきたスープは、魚介出汁の香りが一層高くなっていました。そこに麺と、同じく残しておいたメンマを載せて、即席プチラーメンw 掻っ込んで食了。

支那そばやと言えば、京都九条ネギの載った醤油ラーメンか、関東白ネギを使った塩味ラーメンかと言ったところですが、同暖簾独特の細麺をフィーチャーしたこのつけ麺にも、ラーメンの鬼の血脈が、それこそ脈々と受け継がれていることを感じ取ることができた一杯でした。

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